LH0032使用のラインアンプ基板その他
基板はスイッチサイエンス
使用パーツはデジット等で入手
OP-AMP使用のラインアンプなんであっと言う間に完成
電源はとりあえずテスト用の安定化電源より直接に±15Vを供給
オフセット調整もスムーズに完了
そして特性測定
敢えて負荷を1Kオームと重く設定
ゲインは11倍にセット
結果
F特は20Hzで-0.2dB、150kHzで-0.4dB
元々はビデオ増幅用にも使うOP-AMPなんで帯域は広いです。
内部回路はかの有名な初期のころのK田式の原型と言われてます。
残留ノイズは入力ショートで0.18mV
出力電圧対歪率 1kHz(100Hz、10kHzもほとんど変わらず)
0.1V 0.039%
0.3V 0.013%
0.5V 0.005%
1V 0.0024%
3V 0.0017%
5V 0.0015%
8V 0.01%
9V 1.6%
9.5V 4.8%
10V 9%
負荷1Kオームでこれだけのデータを叩き出すので立派なもんです。
残留ノイズに関しては安定化電源の影響と思います。
たぶんこれでMMカートリッジ対応のフォノイコライザーを組んでも、性能的に満足する物ができるでしょう。