MLAのエレメントの違い

2016-06-14 16:09:51 | その他
BCL-LOOP12の回路を使って、MLAエレメントの違いをシミュレーションしてみました。



MLAエレメントの等価モデリング回路は別図になりますが、EUからの情報を参照しました。
モデリングの回路は、公開の許可を取ってないので非公開とします。
緑色=出力トランスの2次側
赤色=入力トランスの2次側
曲線からはAMPのゲインが予測できます(設定はほぼ最大ゲイン)




LOOPの半径=0.5m
素材の直径=3mm



LOOPの半径=1.5m
素材の直径=3mm



LOOPの半径=0.5m
素材の直径=20mm



LOOPの半径=1.5m
素材の直径=20mm


結果からは
LOOPの大きさ、素材の直径が大きくなるほど、AMPへの入力レベルが上がる
LOOPの大きさが大きいほど低い方が最適化する。
LWとかMW狙いならLOOP径の大きい方が有利ですね<<当たり前か(笑

以上となりますが、LTspiceを使えば色々とシミュレーションが可能で、生かすも殺すもデバイスのモデリングだなと思いました。

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1 コメント

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Unknown (店長)
2016-06-16 21:47:44
MW、LWに対しては、WSMLとかの直入力より、BCL-LOOPのトランス入力の方が有効と言うのが判明。
これは実機でもなんとなく感じてましたが、シミュレーションでも同じでしたので、ほぼ間違いないと思います。
WSML他のアクティブ非同調達も、一応シミュレーションは完了
対称回路の良い所と悪い所の裏をとれたのが収穫
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