やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

慣れたものです   やれこら やれこら

2014-11-15 07:31:52 | 今日のやれこら
庭の芝生に,落ち葉がいっぱいです。
昨日の風が強かったせいです。

落ちているのは主に紫陽花と欅の枯葉です。
紫陽花は葉が大きいので何とかなりますが,欅の枯葉は小さくて始末が大変です。
芝生の間に入り込んで,なかなか上手く“除葉”できません。
屈みこんで“除葉”するのでは,こちらの腰が持ちません。

「ジージャー,ジージャー,ジージャー」
芝の手入れも兼ねて,欅の枯れ葉も芝刈り機で吸い込むことにしました。
思った以上に,芝刈り機は枯葉を吸い込みます,芝もそれなりになります。
“我ながら,名案だ”


「バチィ,バチィ,ブルㇽ―ㇽ―ㇽ―,ブ」
芝刈り機が,止まってしまいました。
”あららぁ”
うっかりして,電源コードを芝刈り機の刃に巻き込んでしまったのです。
「おっ,やばっ」
直ぐに電源スイッチを切りますが,すでに遅しです。
刃もショートした熱で痛みます,コードも切断されます。
もうこれで芝刈り機,3回目です。
こうなるのは,私の注意力不足が一番の要因です。
ですが,もう一つ有ります。
見栄で,我が家の庭には大きすぎる芝刈り機を買ったせいです。
               ※7月18日「見栄張りで やれこら やれこら」
ひとまず,作業は中断で,コードの繋ぎ直しです。

昔,電気店でバイトした事もあります。
先日の金木犀剪定でも“ポールヘッジトリマー”でコードを切断したばかりです。
電動バリカンでもやりました。
同じことは,“何回”もやっています。
コード繋ぎの作業は,慣れたものです。
               やれこら やれこら

「念 力」     やれこら やれこら

2014-11-14 07:32:57 | 今日のやれこら
“ん,もう”
“安全運転も大事だけど,いい加減にしろ”
“後ろの車の事も考えろ“
“免許返上しろ”
“一人の安全,みんなのイライラ”
軽四がチラチラ見えるたびに,私の苛立ちも強くなります。

県道を走っていますが,ひどくゆっくりです。
いくらなんでも遅すぎます。
県道の制限速度は50kmですが,スピードメーターは40kmを超えません。
軽四がいて,小型トラックがいて,軽四がいて,私の車はその後ろです。
始めは小型トラックが遅いのかと思いましたが,違います。
その前を走る軽四です。
小型トラックの前にチラチラ見えます。
バックミラーを覗くと,私の後ろにもかなりの車が続いています。
県道は片側一車線で,対向車線を走ってくる車もそれなりに有ります。
センターラインは黄色の追い越し禁止ラインです。
イライラははしますが,追い越しには,“タイミング”と“勇気”が必要です。
私が追い越す勇気を出しても,前2台が追い越してくれなければどうにもなりません。

対向車線を走って来る車の間が少し空きます。
“行けっ,行けっ,今だ”
軽四の後ろにいる小型トラックに「念力」を送りますが,当然効果は有りません。
どうも,小型トラックの運転手はまじめな“法令順守型”のようです。
そのうち,300mほどのトンネルに入ります。
トンネル内の追い越しは,いかにも無謀です。
付いて行きます。

トンネルを抜けると長い下り坂ですが,対向車線から走ってくる車が有りません。
「あれれ,あれれ」です。
渋滞の元凶と思っていた軽四が,センターラインをはみ出してスピードをあげます。
小型トラックも,私のすぐ前の軽四も続きます。

私の前の車が一気にいなくなって分かりました,見えました。
堂々と車線中央をゆったり走る,ミニバイクがいたんです。
ミニバイクは赤黒いヘルメットを被り,背中を丸めた女子が運転しています。
女子は,野良着の上にジャンパーを着た”元女子“に見えます。
私も追い越そうとしますが,タイミング悪く対向車が来ます。
仕方ありません,追い越しを諦めバイクの直後を追走です。

後ろの車から送られてくる「念力」が気になります。
ですが,暫くは“安全”運転です。
                      やれこら やれこら

センリョウ‟初 実”     やれこら やれこら

2014-11-13 07:30:12 | 今日のやれこら
金木犀の剪定です。
金木犀はかなりの樹齢です,高さは3m以上です。
木全体がまぁるい形に刈り込んであります。
剪定は,三脚脚立にのぼり“ポールヘッジトリマー”なるもので伸びた枝を落とします。
この金木犀の剪定には,植木の剪定の中で一番苦労するんです。
“松”の剪定の方が危険度は高いのですが,松はベルトを付けて木にものぼれます。
ですが,金木犀は高くなっていても,枝が細くのぼる訳には行きません
三脚脚立で,木の周りを移動しながら作業することになります。
その,三脚脚立の設置が大変です。
周りにほかの植木や石が有ります。
足場を確保すれば,上部で松の枝が邪魔になり,上部が良ければ足場に石が有りです。

「うわっ」
思わず声が出ます,大きな黄色と黒の縞模様でお尻が赤く膨らんだ蜘蛛がいます。
セアカゴケグモではないようです。
その大きな蜘蛛が,脚立にのぼった私の目の前にいます,蜘蛛は嫌いです。
手に持った“ポールヘッジトリマー”で追い払おうとしますが,上手くいきません。
無理に追い払おうとすれば,姿勢が変わって脚立の重心が変わります。
下には庭石も有ります,脚立が倒れて頭でも打ったら大変です。
そろり,そろりと脚立から降り,“キン・・・ル”を取りにいきます。
そして蜘蛛のいた辺りに“噴射”です。

なんとか半日がかりで,金木犀剪定は無事終了です。
“あっ,初めて実を付けた これは縁起が良いぞ”
もうだめだろうと半ば諦めていました。

脚立の足のそばに,センリョウが真っ赤な実を付けているのを見つけます。
このセンリョウは5年前に購入し,一昨年まで別の場所に植えていました。
植え替える前のセンリョウは,葉が黄色っぽくなり,半分枯れかけていました。

「日陰に植えにゃーいけんで,夏の直射日光に当たると枯れるでぇー」
そのセンリョウを見て,同級生の友達が教えてくれました。
同級生は果樹・野菜の知識が豊富です。
センリョウは,夏の日差しの当たらない石の側に植え替えました。

金木犀剪定中,センリョウは“ノーマーク”でした。
下手をすると,“初実”を脚立で踏みつけたかもしれません。
マンリョウは,庭のあちこちに勝手に生えて実を付けています。
これで来年の正月はセンリョウ,マンリョウそろい踏みです。
                     やれこら やれこら

年賀はがき    やれこら やれこら

2014-11-12 07:23:33 | 今日のやれこら
ショッピングセンターに来ています。
入り口付近に「年賀状はがき売り出し中」と書いたのぼりを見つけます。
のぼりの側には机が置いて有り,2人のバイトらしき女子が座っています。
“おっ,そういう季節か?”とは思いますが,今から年賀状を買う気にはなりません。
「あのー」女子2人があまりに“ヒマそう”ですから,声を掛けます。
女子は声を揃えて言います,「いらしゃいませ」
「あのー,年賀状の投函はいつからなら良いんです?」
「えっ」二人で顔を見合わせ,少し間を置いて一人が答えてくれます
「はっきりはわかりませんが,確か来月の15日ぐらいではないかと」
“しっかりしろ,はっきりわかりませんが?とは何だ”ですが,口には出しません。
「有り難う」と言って立ち去ります。 ※帰宅後ネット確認すると15日は正解でした。

今日の買物は夕方ですが,私の出番は有りません。
いつもの様に“座って待つ椅子”を捜します。

食品売り場のレジを出た所に丸い机が二つ置いて有り,椅子も有ります。
1つの机には男子が座り,何やら勉強をしているように見えます。
隣の机は空いています,今日の待ち時間はここで過ごすことにします。

“おっ,”
隣の男子は勉強ではなく,住所が既に印刷されている年賀状の裏面を書いています。
年賀状の隣には,常用箋と書いてある便箋とメモ用紙を置いています。
便箋はかなり使い込んでいるようで,表紙の端は少しめくれています。
一枚書き終わったようです。
次のハガキを手に取り,宛名を見ます,
どうも宛先に書いてある名前は,男子にとって”重み“を持つようです。
丸めていた背中を伸ばし,深呼吸です。
何か書こうとして止め,便箋をめくります。
便箋には,びっしり何か書いてあります。
中身までは読めませんが,用例文か何かのようです。
裏面を書く前に,その便箋をめくり,メモ用紙に書き写しているようです。
下書きでしょうか?
そして,いよいよハガキに向かいます。
すると又,深呼吸です。
机上にはまだ,20枚くらいは年賀はがきがあります。
“今のペースなら,閉店までにはすまないぞ”
“でも,投函開始の15日には1ケ月も有るのに”

「お待たせしました」
暫くは様子を見ていたい時の買物は,早いものです。
                         やれこら やれこら
PS)「年賀状売り出し中」に「年賀状作成」
  今日は,季節を1月前倒しした気分の1日でした。

金鯱見るぞ    やれこら やれこら

2014-11-11 07:30:34 | 今日のやれこら
「ピーヒョロロロロー,ピーヒョロロロロー」
空にトンビが,輪をかいています。
右回りです。
よく見るとさらに高くもう一羽が同じように輪をかいていますが,方向が違います。
左回りです。
二羽は円をかいて行き交います。
上手く,上昇気流に乗っているようです。
羽ばたくことはしませんが,一回りするたびに少しずつ高くなっていきます。
静かな田舎の青い空。
“ゆったり,のんびり”トンビの滑空。
まるで童話か,“三橋美智也”の世界です。

庭に出ています。
“お爺ちゃんお気に入りの場所”で,ボヤーとして空を眺めています。
今日はカラスとのバトルも有りません。
二羽のトンビはゆったり滑空しています。
“カメラ,カメラ”
“写真にとっとこ”となる景色です。
カメラを取りに入っても,撮影する時間は十分にあるはずです。

20年ぶりの親友がいます,44年ぶりに見る顔も有りました。
当地での,1泊2日の同窓会が終わりました。
“高齢者”の仲間入りをしても同窓会となれば“青春”に戻ります。
昨日,今日の19時間ですが,当然中身が濃いんです。
加えて,今回は地元ではありますし,多少のお世話役もしました。

みんなは帰って行きました。
心身虚脱状態になっているんです。

「カッ,カッ,カッ」
いつもの「カーア,カーア」ではありません。
カラスが何かを攻撃する時の鳴き声です。
トンビが見えなくなった空に今度はカラスのバトルです。
カラスの縄張り争いのようです。

トンビの滑空,カラスのバトル。
田舎の空にも結構何かとあるんです。
ですが,同窓会疲れです。
いつもの好奇心が涌きません。

何はともあれ,次回同窓会の幹事は決まりました。
場所は名古屋です。
名古屋は45年前に一度行ったきりで,あとは新幹線で通過するだけです。
“観光客で金鯱,見るぞ”です。
                 やれこら やれこら

同業者?    やれこら やれこら

2014-11-10 07:31:36 | 今日のやれこら
“前と景色が違う”
そうなんです,1週間前までとは違うんです。
この道を通る時には必ず立ち寄った,パーキングエリアの様子が違うんです。
この前まで,売店と食堂の有った建物とその南側一帯が防音壁に囲まれています。

以前あった建物の南側には,ベンチが置いて有りました。
私が立ち寄るのは大方朝です。
眼下の海岸沿いには堤防です。
その堤防に沿って県道が走り,その道の山側には昔ながらの民家が並びます。
県道から少し離れた山裾には,民家と不釣り合いな新設の小学校も見えます。
堤防の向こうに見える瀬戸内海は,朝日を浴びてキラキラしています。
このベンチからの眺めは最高だったんです。

「ここは,どうなるんです」
防音壁の端にいる警備員に聞きます。
警備員は工事車両の出入りと,近くを通る人の監視が仕事のようです。
いきなり声を掛けられた警備員は“コイツ何者”といった様子で答えてくれます。
「今まであった,建物を壊して新築するんです,来年3月には完成です」

防音壁に子供の絵が張ってあるのに気が付きます。
絵は全部同じキャラクターが描いて有り,○○保育所と書いた画用紙も張ってあります。
殺風景な工事現場の防音壁に保育園児の絵です。
建設会社も“考えるもんだなぁー”です。

“珍しいかもしれない,写真にとっとこ”です。
何枚か写真を撮るうちに気が付きます。
レンズを向けると,警備員が防犯灯の陰に隠れるんです。
場所を移動し,角度を変えて警備員を写真に入れようとしますが,同じです。

警備員は,いきなり声をかけた私を警戒していたのかもしれません。
「同業者のスパイかもしれない,カメラには絶対映らないぞ」
                     やれこら やれこら

"うぐろ”    やれこら やれこら

2014-11-09 08:10:18 | 今日のやれこら
“あらら”です。
畑のそばの土が盛り上がっています,モグラの仕業です。
モグラは,餌になるミミズを捜して,夜地上近くまで進出してくるようです。
土の盛り上がった所は,今までモグラが出没した事のない場所です。
これまでの場所は庭木の間だけでした。
それが今回は畑の近くです。
畑はミミズが多いほど良い土で,作物もよく育つと聞いています。
そのミミズを餌にするモグラを畑に近づけてはいけません。

このあたりのお年寄りは,モグラの事を“うぐろ”と言います。
「また,“うぐろ”が悪さしとる」
庭の中の土が盛り上がった所を見ては,母がよく言っていたのを思い出します。

「“うぐろ”はなぁー,地面に棒を立てて風車を回したらええんよぉ」
近所に住むおじいさんが,教えてくれます。
“うぐろ”は風車が回り地面につたわる振動を嫌がるんだそうです。
おじいさんは,92歳ですがまだまだ元気です。
自分でペットボトルを器用に加工して風車を作り,畑に立てています。

「おじいさんのようにに器用に風車は,作れんがなー」
そういう私に,ご近所の奥さんが教えてくれます。
「ちょっと丈夫な針金を立てて,先に空き缶を乗せとくだけでも大丈夫なんよ」

先人の教えには忠実に従います。
何せ先人は「瑞鶴」の生き残りの方です。
奥さんも,私より先輩です。
(9月11日号 「92歳,レイテ沖海戦で瑞鶴に」)
                    やれこら やれこら


いろいろ試さんと   やれこら やれこら

2014-11-08 08:03:39 | 今日のやれこら
「店員さんはおらんかのぅ~,店員さんはおらんのぅ~」
独り言のように喋りながら歩いている,小柄な元女子とすれ違います。
すれ違ったのは,店の中にある通路です。
店はいつもよく利用するホームセンターです。
店の中は,商品陳列棚がひしめいています,迷路のようです。
私も商品を探していますが,売り場の見当はついています。

和室の引き戸が,開け閉めが難しくなりました。
引き戸を外してみるとの下部のコロの様な物が劣化して,一部欠けています。

取り換えるのは素人でも簡単に出来そうです,やってみることにします。
コロの様な物の商品名は知りませんが,釘や金槌の売り場の近くに有るはずです。
どこかに有るはずですが,なかなか見つかりません。
なかなか見つかりませんが,私は「店員さんはおらんかのぅ~」とは言いません。

”有りました,有りました“やっと見つけました。
商品名は「戸車」と言うんだそうです,商品を入れた袋にそう書いてあります。

DIYは好きですが,性格は雑です。
適当にサイズを見繕ったせいで部品を“二度買い”した事が何度も有ります。
「戸車」は,大きさもまちまちですが,今日は大丈夫,間違えません。
取り換える現物を,ポケットに入れて来ているんです。
金具の色は違いますが袋に入った新品に,一部欠けた「戸車」を重ねます。
サイズはピッタリ,OKです。
今日の買物は終了ですが,DIY関連商品には興味が有ります。
店内を暫くうろうろする事にします。

『店員さんはおらんかのぅ~』の元女子を見つけます,ヘルメット売り場です。
私が「戸車」を捜している間に,店員を見つけたようです。
品定めをしている元女子の頭には,真っ赤なヘルメットがのっています。
側には店員が立っています。
二人の足元には,箱から出たヘルメットが3つ置いて有ります
高い所の商品を取るための脚立も置いて有ります。
小さな鏡も棚には置いて有ります。
「もう一つ,あっちのを取ってくれん」
店員は脚立に登って,ピンク色のヘルメットの写真が付いた箱を取ります。
4個目のヘルメットを被った元女子は言います。
「何回もごめんじゃけど,被るもんじゃけぇ~,いろいろ試さんといけんけえなぁ」
5個目のヘルメット被りを希望のようです。

“あんな買い方は私には到底無理,見習いたいけれど・・・”
        やれこら やれこら
PS)「戸車」の長さはOKでしたが,幅が・・・
   カッターナイフではめ込み幅を広げる羽目になりました。

"ミニトマト”健在    やれこら やれこら

2014-11-07 07:30:42 | 今日のやれこら
「まんだトマトがなりょうるんな,あんた方のは,美味いけえなぁー」
親戚にトマトのお裾分けをしました。
「明日は立冬」です。
いつもなら,トマトを植えていた場所に,玉ねぎを植える時期です。
ですが,今年のミニトマトは“いまだ健在”です。
枝をはり,葉も青々として実も付けます。

2,3日おきの収穫で,わが家二人では食べきれないほど収穫できます。

例年のトマトは8月の終わり頃には葉も枯れ実が付かなくなります。
そうなったトマトは「ご苦労さん,ご苦労さん」と声をかけ根ごと抜きます。
今年も,大玉トマトはそうしました。

「美味いトマトを作るのは難しいからなぁー,来年はミニトマトだけ植えようかのぉー」
「どうやったらこう上手に作れるんか?」
米寿を過ぎた叔父が聞きます。
ですが,そう聞かれても困るんです,返答に窮するんです。
いまだに実のなるミニトマトは,2本です。
植えたのは,5月の連休前と連休後です。
連休前の1本は,買いたかった大玉トマトの“ついで”に買った1本です。
連休後のもう1本もスイカの苗の“ついで”です。
“ついで苗”です。
「ミニトマト」と書いてある棚から適当な苗を取り上げただけです。
苗の名前など覚えていません。
育てるコツについてもそうです。
脇芽をとったり,支えを作ったり,適当に肥料をやったり,タヌキ対策をしたり。
確かに,8月末頃まではいくらか手を掛けてやりました。
ですが,大玉トマトを片づけた後の2か月以上は,ほったらかしです。
肥料も施しません,水は雨任せです。
脇芽も伸び放題で,四方八方に枝を張っています。

想定外のミニトマト,“いまだ健在”です。
玉ねぎの植え場所を,別に用意しなければならなくなりました。
             やれこら やれこら

初なり   やれこら やれこら

2014-11-06 07:31:53 | 今日のやれこら
「あっ,“なにか”がかじっている」

かじられたのは富有柿です。
桃,栗3年,柿8年と言います。
“なにか”にかじられたのは,柿の若木が初めてつけた実です。
若木が,8年目かどうかは定かではありません,気が付いたら生えていた木です。
その若木に気が付いたのはもう5年以上前です。
若木のそばには,幹に苔の生えた富有柿の“老木”があります。
「柿はポキッと枝が折れるけぇなー,気ぃつけなへえよ」
木に登って実を取る小学生の私に,祖母はよくそう言っていました。
“老木”は少なくとも樹齢70年は過ぎているはずです。

毎年“老木”の実が食べ頃になると,この辺りが縄張りのカラスが“食事”に来ます。
カラスは行儀が悪いんです。
一つ丸ごと食べればいいものを「あっちを突っつき,こっちを突っつき」
カラスが口にしたものは収穫できません,葉の落ちた枝にあちこち残ります。
若木は,その結果として生えたはずです。
“老木”の子供に間違いありません。

若木の成長は早いんです,一年でずいぶんおおきくなります。
「今年は,実が生るかな,食べられるかなぁー」
一昨年あたりから楽しみにしていました。
その若木にとうとう今年,実が生ったのです。
夏前には,かなりの数の実が付いていましたが,食べ頃まで大きくなったのは5個です。

“なにか”が何か推理します。
“かじり痕から診て,カラスではなさそうだ”
カラスはくちばしで穴をあけます。
地上からの敵も警戒するようです,地面に近い所の実はめったに狙いません。
それでは,最近出没情報のある“ハクビシン”か?
それとも,近くの空き家に住み着いたタヌキ?

ここ数年“老木”は元気が無く,“若木”に期待をかけていました。
“若木”は“老木”の遺伝子を受け継いで,きっとおいしい実のはずです。
初生りの実はあと4個ですが,収穫にはもう少し早そうです。
“ハクビシンもタヌキもなんとか,もう少し我慢して”
                  やれこら やれこら

工事です    やれこら やれこら

2014-11-05 07:30:08 | 今日のやれこら
「工事中通行止め」と看板に有ります。
もう少しで,我が家に通じる道です。
看板の前には,交通整理員が立っています。
しきりにお辞儀しながら,「こっちへ行って下さい」と赤い旗を振ります。
仕方ありません,右折して遠回りをします。

そうなんです,去年暮れからやたらと町内の道路を掘り返しているんです。
下水道を埋設する工事だそうです。

昔ながらの町です,道路は広くありません。
道路には既に,水道管やらガス管が埋まっています。
同じように見える工事でも,今日は水道,次はガス,今度は下水管という具合です。
「掘って,管を設置して,埋めもどして,舗装して」の繰り返しです。
素人が思うほど簡単にはいかないようです。
その分,工事は長引きます。
工事のたびに町内どこかの道路が通行止めになります。
結果,交通整理員の出番です。
「あっちへ廻って下さい,こっちへ行って下さい」とペコペコしながら旗を振ります。
仕事とはいえ気の毒です。

たまたま,町内会長に出くわします。
「もうちょっと,何とかならんのかのぅー」
町内会長が答えます。
 「市は,『業者には,町内に迷惑を掛けないようにと指導します』言うだけじゃし」
「そうじゃけど,長すぎるでぇー」
そうなんです,長いんです。
去年の12月から始まり今年3月末には完了予定の工事だったんです。
 「それも言うたけど『下水工事はガス管や水道管より深いところを掘るんで・・,
  予定が立ちにくい工事だから・・』言うんよー」
 「大きな石がいっぱい埋まっとったらしいし・・・」
 「それに,工事の途中,重機の重みで崖が崩れたし・・・」
なかなか,大変なことになっている工事“らしい”のです。

工事中の道路は,ほとんど町内の人の車しか通らない道です。
通る車は“たまに”です。
交通整理員も,さぞかし退屈ではないかと察します。
だから,たまに通る車に,張り切ってペコペコしてくれるのかもしれません。
                やれこらやれこら

バイクデイト?   やれこら やれこら

2014-11-04 07:30:06 | 今日のやれこら
若者が,家の前でバイクを洗車しているのに出くわします。
「きれいにしよってですなー」,初対面ですが話しかけます。
 「あ,いやぁー」
思いがけぬ声掛けに,若者はびっくりした様に返事を返します。
「大きなバイクですなー,なんCCですか?」
 「400です,そんなに大きくはないですよ」
若者は,気持ちよく答えてくれます。
「これくらい大きいと高速道路で,二人乗りでも走れるんですか?」
 「走れますよ」
「危ないでしょう」
 「いやぁー,高速の方が安心ですよ,一般道の方が怖いです」
 「しょっちゅう信号で止まるし,何が飛び出してくるかわからないし」
 
若者に話しかけたのには,訳が有ります。
先日高速道路を走行中の事です。
私は,100km程度で走行車線を走っています。
バックミラーに,追い越し車線を走ってくるバイクが写ります。
バイクの追い越しはあっという間です。
大きなエンジン音とともにイッキに私を追い越し,トンネル手前で私の前に入ります。

バイクには二人乗っています。
運転する男子に女子がしがみつき乗っています,後ろからは一人だけに見えます。

実は,この追い越したバイクとは,その前に会ってたんです。
パーキングエリアで。
私は,いつものベンチに座って休憩をしています,少し離れて自販機が有ります。
目の前を二人乗ったバイクがゆっくり通り過ぎ,自販機の前で止まります。
バイクから降りた二人はヘルメットを脱ぎ,飲み物の選定です。
運転していたのは黒ずくめの“今どき男子”です。
後ろに乗っていたのは,黄色のジャケットにピンクのヘルメットの”リアル女子“です。
学生のバイクデイトかもしれません。
二人は飲み物の選定中も“じゃれあって”います,如何にも“二人の世界”です。
“人前でなんだ”
だったんですが,追い越されて分かります。
“んーん,常時一心同体でなきゃぁ,バイク二人乗りで高速は,危ないか・・”

「あなたも高速道路をバイクデイトしたことが,有るん?」
洗車中の若者に,一瞬聞こうと思います。
ですが,当然の事です。
止めます。
                        やれこら やれこら

PS)写真は,助手席の助手がフロントガラス越しに撮影しました。
追い越したバイクの前の車の屋根には自転車が乗っています。
   行楽シーズンです。

注目度    やれこら やれこら

2014-11-03 07:03:29 | 今日のやれこら
昨日の雨はあがりましたが,空は雲で覆われています。
庭に出ています。
今日は,学区民文化祭二日目です。
会場の小学校は見えませんが,スピーカーを通して何やら聞こえてきます。
文化祭協賛行事「カラオケ大会」をグランドでやっているようです。
会場で聞けば上手なんでしょうが,聞こえるのは「ワーワーガーガー」の雑音です。
“みんな楽しんでいるんだ”

「あら,あら」
“万が一,大きくなって花が咲けばTVと新聞に知らせよう”
文化祭とは,何の関係も有りません。
庭の芝生の中に朝顔が,芽を出しているのを見つけました。

生えている場所は,3年前まで日除けに植えていた場所です。
地面に落ちた種が,3年辛抱してやっと芽吹いたのです。
昨日までの雨を境に気温も“ぐっと下がる”と予報士さんは言っていました。
“今から芽を出してもなー”ですが,“頑張れよ!“です。
他の場所にも朝顔が芽を出しているかもしれません,探します。
朝顔は見つかりませんが,水仙がいつもの場所に芽を出しているのを見つけます。

水仙は,もう何十年も同じ場所で花を咲かせます。
春先,良い香りと清楚な姿を見せてくれる水仙は,当たり前になっています。
何十年庭に咲いても,いつ頃から芽を出し始めるのかは気にも留めていません。
他の場所にも水仙が,芽を出しているのを見つけます。
水仙にとって,今の時期芽を出すのは“普通”なのでしょう。
時期外れの朝顔と“普通”の水仙,同じ庭に芽を出しても,しばらくは注目度が違います。
               やれこらやれこら

仕切ります    やれこら やれこら

2014-11-02 07:45:13 | 今日のやれこら
朝早くから,小学校でテント張りです。
テント1張りと椅子12個のセッティングが,わが町内に割り当てられた役目です。
今日,明日と小学校の体育館とグランドをメイン会場にして学区民文化祭が有るんです。
テントは,グランドでのバザーや出店で使うためです。
わが町内の仕事は,グランドにテントと椅子を準備しておけばいいんです。
後は参加団体が,それぞれの準備をします。
あいにくお天気は,昨日来の小雨です。
グランドは,準備のために乗り入れた車と人の歩いた痕で“ぐちゃぐちゃ”です。

わが町内には,二つテントが有ります。
2年前にあつらえた“組立簡単”テントとポールを順番に組み立てる旧式テントです。
朝,テント張り要員みんなで相談します。
どちらのテントを使うかについてです。
「古いテントはカビも来てるし・・」
古いテントは4,5年前からどうしても落ちないカビがテントの半面に目立つんです。
「テントには町内の名前が書いてあるから,カビの痕が有るのは恥ずかしいし・・」
ですが,結局選んだのは旧式テントです。
「カビが有っても見えにくい方に向ければいい」
「雨予想の二日間テントを張っていたら,新しい方にもカビがくる」
という最終意見でまとまったからです。

旧式テントを張るには,少し慣れが要ります。
こういう場合必ず仕切りたがる人間が出てきます,今日の場合は私です。
「それはあっち,これはそこ」
テントの支柱部分は,同じ形の部材が二つあります。
どっちでもいいんですが,言います。
「それはそこじゃない,こっち」
“ぐちゃぐちゃ”のグランドです。
パイプに着いた土を落としながらの作業です。
それでも,今日のテント張り要員は何度もテントを組み立てたことのあるメンバーです。
パイプ部材を見れば,どの位置でどのパイプと組み合わせるかは分かります。
私の指示は,
「また,言ってらー」で,黙々と素早く作業で完了です。
カビの痕は目立たない校舎側にしています。

「よし終わった,終わった,早く帰ろう,早く帰ろう」
又,私が仕切ります。

2年前,私が町内会長の時に“大変な目”に遭ったんです。
手早くテント張りを済ませて,隣の町内の知り合いと世間話をしていました。
そこへ,“本部役員”が現れこう言ったんです。
「早く終わった町内の方は,体育館に移動して椅子とパネル運びを手伝って」
別の町内が分担してするはずの仕事ですが,仕方ありません。
“本来の仕事じゃないのに”不満たらたらで手伝います。
椅子とパネル運びは,少人数でそれは大変でした。

ということで,今日は「よし終わった,終わった,早く帰ろう,早く帰ろう」
本来の任務は終了しています,余分な仕事の前に無事校庭脱出です。
               やれこら やれこら

ケイタイ,携帯忘れ

2014-11-01 07:31:25 | 今日のやれこら
朝から洗車です。
今日は,朝からいつ降り出してもいいような雲行きで,午後は雨の予報です。
いつもは,雨の予報の中で洗車はしません。
あえて,そんな日に洗車するには訳が有ります。
今日は午後から、近々ある同窓会の事前打合せをする予定です。
その打ち合わせに同窓生の“その頃の女子”が来るんです。
わざわざ車を2時間も運転して。
“その頃の女子”は当地に不案内です,分かりやすい場所で待ち合わせをします。
そこからは,私の車で予定会場まで行くつもりにしています。
洗車は,遠来の“その頃の女子”を汚れた車に乗せるわけにはいかないからです。

洗車には,庭に散水する時に使うホースを使います。
ホースは,いつも庭先の水道の蛇口に繋いでいます。
“あれ,膨らんでるぞ”
ホースと散水ノズルのつなぎ目が,丸く膨らんでいます。
前回使用時に水道の蛇口を閉め忘れ,長時間の水圧に負けてホースが膨らんだようです。
午前中は別の予定も有ります,散水ノズルを付け替える時間は十分には有りません。
いい加減な私ですから,“まぁいっか”で始めます。
ホースは膨らんでいても,水は気持ちよく飛び出し汚れを流します。

「バシャ,ビシャ,バシャ,ビシャ,ジャー」
突然です,散水ノズルが外れホースの先が上向きになり,水が顔に直撃です。
蛇口は目いっぱい開いています,水圧は強烈です。
あっという間に,頭から上半身はびしょ濡れです。
ホースが膨らみ,散水ノズルの抑えが利かなくて抜けやすくなっていたんです。
急いで,水道の蛇口を締めに走ります。
着替えも済ませ,ホースとノズルのつなぎ直しです。
無駄な時間を使います。
別の予定には遅れましたが,“事前打ち合わせ会用洗車”は一応終了です。

“その頃の女子”との待ち合わせ場所は,商店街の四つ角にある本屋さんです。
四つ角には信号が有ります。
待ち合わせで,ほかの車に迷惑をかけてもいけません。
到着前に電話して,直ぐ乗れるようにしておいてもらうつもりです。

予定場所一つ前の信号を過ぎます,あと少しです。
”連絡,連絡“
ケイタイを取り出そうとしますが,有りません。
忘れたんです,ケイタイの携帯を。
ケイタイは,出かけにはき替えた元のズボンのポケットに入ったままだったんです。
                         やれこら やれこら