故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.284 「ゲートボール」のお話。

2014年10月11日 | 日記

私が黒龍江大学に勤務していた頃、隣りのハルビン医科大学構内に安くてサービスがいいと評判の理髪店によく行ったことを思い出した。この理髪店のすぐ脇の広場に珍しく「ゲートボール場」があった。私はここで中国の中高年の皆さんが「ゲートボール」を楽しんでいる姿をよく目にした。(ちなみに中国語でゲートボールは「門球」と書く。)

 

この「ゲートボール」は1947年に日本で考案されたスポーツであり、現在では世界各国で約1000万人の老若男女に親しまれているという。そして競技大会となると中国チームは非常に強い。「ゲートボール」の第11回世界大会が先日、我が家から徒歩で約20分ほどの所にある新潟市中央区の「新潟市陸上競技場」で開催された。

 

中国は前回の第10回世界大会で優勝から第3位までの入賞を独占した。今回、中国からは7チームが出場した。私も競技場まで応援に行ってきた。会場には「アメリカ」「ブラジル」「オーストラリア」「ロシア」「インド」など世界20カ国・地域から96チーム・総勢720人を超える選手が集まった。地元の新潟県からも2チームが参加した。

 

爽やかな風が吹き、秋空のもと選手は日頃の練習の成果をいかんなく発揮した。競技中、グランド内に設置されたゲートを通過する球の行方を見ながら、多くの観客から拍手と歓声が上がった。私は決勝戦は見に行けなかったが、中国の「山西臨汾代表隊」が見事、優勝したとのことであった。やはり中国チームは強かった。

 

「门球」。 

我在龙江大学执教的时候,经常去{哈尔滨医科大学校园内又非常便宜,又口碑特别好的}理发店。在理发店门前的广场中,竟然有一块是门球场地。在这里经常可以看到一些玩门球的中老年人。(另:汉语字为门球) 

门球是由日本人在1947年开发的体育项目,现在在世界各国约有1000万门球爱好者。当然,这项运动在中国也很有名,并且中国门球队很强。前几天,就在离我家徒步大约20分钟的新潟市中央区的新潟市陆地比赛场,举行了第11届世界门球大赛。  

中国的参赛队在上届世界大赛中包揽了从冠军到季军的所有奖项。这次,中国有7个队出场。我也去赛场为选手们呐喊助威了。参赛的约有来自美国、巴西、澳大利亚、俄罗斯、印度等二十多个国家和地区的96个队,共计720多名选手。 

东道主新潟县也派了两个队参加。秋高气爽,选手们都发挥出了自己的实力。比赛时,观众们注视着场地中门球的动向,不断地鼓掌欢呼。我没去看决赛,听说决赛结果是中国山西临汾代表队赢得了冠军。 

 

聖火台に火をつける最終ランナー。

3歳のゲートボール愛好者へ聖火のリレー。

各国の来賓による開会式の始球式。

新潟県新発田市から来た踊り手が元気のよい「よさこい踊り」を披露。

新潟大学大学院生で、大会の中国語通訳ボランティアと記念写真をする筆者。

いよいよ試合開始。

ゲートを通過する球の行方を見ながら、多くの観客から拍手と歓声が上がった