故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.289 「鯉」のお話。

2014年10月16日 | 日記

午後3時半過ぎから孫を連れて公園などを散歩するのが、私の日課のひとつになっている。この日も孫を近くの公園に遊びに連れて行ったところ、この日は珍しく「ブランコ」「滑り台」「砂場」などの遊びに飽きてしまった。孫は《バッタ》を捕まえに信濃川河畔の「やすらぎ堤」に行こうと言い出した。

 

この公園も秋の訪れを告げるように「ドングリ」「イチョウ」「ナツメ」の実がなり始めていた。その公園から徒歩数分で信濃川河畔の「やすらぎ堤」に到着した。この堤防には桜の木が植えられているが、その一部に紅葉が見られた。また5~6羽の“鴨”が堤防の上で丸くなって休憩しており、ゆっくりとした時間が流れていた。

 

私たちが到着してしばらくすると中年の釣り人に出会った。竿を2本出して大物を狙っていた。すると大きな魚がかかった。約50cmほどもある大きな「鯉」が川面に顔を出した。数分間、釣り人は強い力で逃げようとする「鯉」と格闘した。遂に「タモ」で大きな「鯉」をすくい上げた。

 

孫たちは土手の上で飛び跳ねる大きな魚に少し驚いた様子であった。釣り人は両手で「鯉」の大きさを確認すると満足そうに信濃川へ戻してやった。

 

約50cmほどもある大きな「鯉」が川面に顔を出した。

釣り人は両手で「鯉」の大きさを確認すると満足そうに信濃川へ戻してやった。

秋の訪れを告げるように「どんぐり」「イチョウ」「ナツメ」の実がなり始めていた。

堤防には桜の木が植えられているが、一部に紅葉が見られた。

5~6羽の鴨が堤防の上で丸くなってゆっくりと休憩していた。