故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.280 「二胡の調べ」のお話。

2014年10月07日 | 日記

先日、新潟市の生涯学習センター設立10周年記念事業の一環としてとして“クロスパルにいがた”の1階ロビーで「二胡の調べ」が開催された。皆さんご承知のとおり≪二胡≫は中国を代表する弦楽器で、胡琴の一種である。この日の≪二胡≫の奏者は中国・黒龍江省出身の張士杰さん。

 

張さんは以前、ハルビン市内の高校で“化学”を教えていた教師であった幼い頃から≪二胡≫を学び、驚いたことに初舞台は12歳という。高校教師を退職後、中国国内で毎年、数十回の演奏活動を行っており、レパートリーは日本の曲を含め、50曲以上という。

 

この日は「ふるさと」「さくらさくら」「もみじ」などの日本のなつかしい曲と「良宵」「拉駱駝」「江河水」などの中国の曲を交互に演奏していただいた。昼休み時間に集まった約30名ほどの観客は透き通るような≪二胡≫の音色を楽しみ、演奏が終わるたびに熱い拍手を送っていた。

 

演奏後、主催者からこのイベントにご尽力された張士杰さんに対し、立派な「日本人形」が贈呈された。

 

赤い衣装で≪二胡≫を演奏された黒龍江省出身の張士杰さん。

開演前に練習される張士杰さん(左)と私の友人の青木さん(右)。

最初の曲はお二人で演奏された。

2曲目から張士杰さんの独奏となった。

約30名ほどの観客は透き通るような≪二胡≫の音色を楽しんでいた。

観客は透き通るような≪二胡≫の音色を楽しみ、演奏が終わるたびに熱い拍手を送っていた。

演奏後、主催者から張士杰さんに対し「日本人形」が贈呈された。