けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

再開待ち

2008-10-13 23:09:29 | football
リーガの話をあれこれとりとめもなくフラフラと。

オサスナ:シガンダ監督解任
本日、オサスナのシガンダ監督が解任されました。リーガ・プリメーラでは今シーズン2人目。就任して3シーズン目を迎えていたシガンダ監督でしたが、初年度はUEFA杯で準決勝まで出場したりと好印象だったのですが、昨シーズンはぎりぎり残留を決めた超低空飛行、今シーズンも6節終わった現時点で未だ勝利がなく、オサスナのフロント陣は協議の結果、解任という形をとることにしたようです。
Diario de Navarraのファンによる記事への書き込みを見ると、成績不振への怒りや批判よりも、「クコ(愛称)、ありがとう。素晴らしい人物だった。ただあなたには運が足りなかった」といったふうな感謝の言葉が多い感じ。
なかなか安定した試合ができませんでしたが、シガンダ監督について悪い話は聞きませんでした。でも確かに運はなかったなと思う。逐一オサスナのニュースを追いかけていたわけではありませんが、中心になるような選手が大怪我をしたり、不利なレフェリングに対する怒りのコメントも時々出ていたり。
シガンダ監督、オサスナでの仕事が初監督だったそうで、苦しい流れを変えられるほどの力はまだ足りなかったのかもしれません。でもそのうち、セグンダかプリメーラか、また指揮を取ることだろうと思います。
インターナショナルウィークでそれぞれの代表に出ている選手たち(オサスナは代表選手がけっこう多いのです)、チームに戻ってきたときにはシガンダ監督はもういなくなっているわけですね。寂しいなー。ちなみに次期監督は、現時点ではまだ候補ですが、ホセ・アントニオ・カマーチョが最有力なのだとか。


セグンダ
週末は、インターナショナルマッチデイでリーガはお休みだったのですが、セグンダはいつもと変わらず試合が行われていました。試合は見られませんが、一応毎節の勝ち負けと順位くらいは気にしています。比較的戦力を保ったままセグンダを戦うことにしたサラゴサ(出だしが微妙でしたが落ち着いてきたか)、落ちたらなかなか上がってこれないレアル・ソシエダやセルタ、テレサ女史率いる(?)ラージョなど、動向が気になるクラブもいくつか。では順位表を。


P.G.が勝ち数、P.E.が引き分け、P.P.が敗戦数


で、今のところ一番気になるのはムルシアです。昨シーズン前半の前半くらいまではプリメーラの台風の目になりそうだったムルシア。でも失速していってしまったムルシア。監督がハビエル・クレメンテになっているムルシア。でも勝てないムルシア……セグンダBへの降格圏。
順位表の数字を見る限りでは、まだ上位も抑え目の立ち上がりという印象で、先の長いセグンダのこと何があるかはわかりませんが、でもムルシア……。
ムルシアが気になる理由として、マドリーのカンテラ出身、2シーズン前までマドリートップチームに所属していたメヒアがいることが1つ。ムルシアでは現在チームトップの出場時間を記録し(すべて先発フル出場)、ディフェンスの中心であり(今節は中盤にコンバートされた模様)、また移籍して2シーズン目で既にカピタンの責を負っているメヒア。身長がそれほど高くなく、守備専としてはフィジカルに恵まれたわけではないのですが、ジャンプ力はあるしメンタルも強い。06/07シーズンだったか、メヒアのヘディングゴールのみで勝利した試合もあった気がします。(勘違いでした。05/06シーズンのベティス戦でのゴールが印象に残っていたみたい)。確かカスティージャ時代もカピタンをやっていたはずで、ムルシア2年目でカピタンというのを聞くと、やっぱりキャプテンシーを備えた選手なんだと思います。
マドリーのカンテラ出身の選手たちは、ジダネス&パボネス時代だろうとそれ以降だろうと、不遇の扱いを受けることがほとんど。マドリーに残留できても、ファーストチョイスとはなかなか見てもらえない。リーガのプリメーラ、セグンダ、各クラブに散らばってそれぞれの場所を確立しているのを見ると、空しさを感じながらも、良かったなと思ってやりたくなります。
でも、イケル以降トップチームに何年も残り主力として扱ってもらえる選手がいない現状を見ると、いったいどうしたら残れるんだと考えてしまいます。ミゲル・トーレスやハビ・ガルシアは召集されたりされなかったり、デラレは中心選手として定着できるはずだと思うのですが、シュスターはやっぱりファーストチョイスには見ていないような感じだし……。

セグンダの話から大脱線してしまった。


続・ディアラ
先に書いたように、チャド戦で負傷したディアラは、今日マドリーに戻って検査を受けるはずです。ただ、負傷直後は「それほど重大なものではないだろう」だったのですが、ディアラ自身は嫌な感じを訴えているようです。怪我自体も相手に当たられたのではなく、自分でやってしまったものらしい。

「自分で負傷してしまった。走っていて、ボールの方に向きを変えようとした。そのとき、ターンの動きをすると、右膝に強い痛みを感じた。何かが起きたんだと思う。しばらくピッチの中にとどまった。回復するかもと思ったから。でも数分後に、交代を申し出ようと決めた。」
「危険を犯したくなかった。次の土曜日にはアトレチコのカーサでのデルビーが控えているし、シュスターも、仲間たちも、ファンも、僕を必要とする。」
「ひどく心配している。今日(日曜日)も膝の痛みは続いていて、試合から離れたときよりも痛い。何が起きたのかわからない。今は脚を引きずっている状態だ。」
「できるだけ早く彼ら(マドリーのスタッフ、メディカル関係者か)に会って、相応の検査をしたい。何が起きたのか知りたい。」

このASの記事によれば、現地時間午前9時過ぎにはマドリーに着いているそうなので、もう検査が行われたでしょうか。マリ代表に呼ばれてはいても、試合は週末のみだったので、本当ならマリの家族と一緒に水曜日まで過ごして良いと、マドリーから許可が下りていたそうです。でもこの負傷で、家族と過ごす時間もなくしてしまった。辛いだろうな……。
膝の捻挫程度で済んでいれば良いと思いますが、それでも週末の試合は厳しいのではないかと心配です。


バレンシア
マドリー同様に、土日2日間のお休みを楽しんだバレンシアの非代表選手たちはトレーニングに復帰。と思ったら、トレーニングは夕方の予定でした。ちなみに金曜日のトレーニング後、バレンシアでは恒例のプレスカンファレンスが通常通りに行われませんでした。Tvviを見ると、真っ暗なカンファレンスルーム、トレーニング施設の入り口のところで記者に囲まれて手早くインタビューを済ませ、さっさと帰っていくデルオルノ。木曜日夜の嵐により、パテルナのトレーニング施設では停電&お湯が出ないのダブルアクシデント。選手はトレーニング終了後にシャワーを浴びることもできず、温かい自宅に向けて即帰宅となったそうです。ただでさえ胃腸炎だ何だとひ弱い選手たち、どうか全員揃ってトレーニング再開できますように。


日本時間14日0時過ぎ:ディアラの公式医療情報
マドリー公式に、ディアラの負傷の状況が出ました。

-------------------
マリ代表で負傷したディアラは、月曜日の午前中、MRI検査を受けた。その結果は以下のとおり。

ディアラは右膝の滑膜炎および半月板周辺の炎症(parameniscitis)。全治期間は、今後48時間~72時間での選手の回復による。
-------------------
現時点ではまだわかりません…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿