先日停電で中止になったスコットランドとの親善試合、後半から出場して流れを変え、PKとはいえ得点も決めたラウル。おかげでようやくラウル論争が静かになったと思ったら、今度は「カシージャスかカニサレスか論争」が賑やかになってました。なんでもいいから議論するぞ騒ぐぞ、って感じです。
↑イケル、荷物持ちになってます。
イケル・カシージャス・フェルナンデス、23歳。レアル・マドリーのカンテラ出身で、18歳でトップチームにデビュー。19歳でCLファイナル(2000年バレンシア戦)のゴールを守り、その数週間後にスペイン代表にもデビュー。2002年のCLファイナル(レバークーゼン戦)でケガをしたセサルに変わって途中出場、神がかった怒涛のセーブを見せて優勝に貢献。
優勝したと思うとたいてい泣いていたり、マジメな性格のせいか率直にものを言ったり(昨シーズンの試合中にグティと怒鳴りあってたなあ~)とまだまだ若いところもありますが、歳に似合わない落ち着きっぷりが頼もしいマドリー&スペイン代表の守護神。とにかく華やかな舞台での活躍が目立ちます。スペインの若い女の子や子供、おばちゃんたちからは(たぶん)一番人気。
至近距離から打たれるシュートへの反応や一対一の対応は本当に素晴らしい。一方で、ハイボールへの対処はまだひやりとするところも。昨シーズン終盤に明らかにパフォーマンスが落ちたところから見ると、メンタルもまだまだかも(あのDF陣では仕方ないかもしれませんが)。憧れの選手はジージ・ブッフォン(いつも言ってる)。
ホセ・サンチアゴ・カニサレス・ルイス、35歳。実はこの人もマドリー生まれ、1988~89年と1994~98年をレアル・マドリーで過ごし、1998年からはバレンシアのゴールを守り続けています。
と簡単に言ってしまえないのがカニサレスの経歴。マドリーにいたいと願いながらもセグンダや他のリーガのクラブでプレイし、再びマドリーに戻ってみると2nd GK。出場機会を求めてバレンシアに移籍、2度のCLファイナル出場(いずれも敗退)やリーガ制覇など、バレンシアの活躍を支えてきた選手です。
カニサレスを紹介するにあたり、どうしても避けて通れないエピソードが一つ。2002年のW杯直前のことです。その時点では、カシージャスではなくカニサレスが正GKと目されていました。ところが選手たちが集合したホテルで、カニサレスはコロンのビンを落とし、割れたガラスの破片で足の親指の腱を切る大怪我を負ってしまったのでした。スペイン代表のゴールマウスはカシージャスが守ることになり、カニサレスは怪我をした脚を引きずって大会に帯同。どうにも「不運」の文字が付きまとうGK…
身体はそれほど大きくありませんが、やはり至近距離への反応が素晴らしいのと、何より気持ちが強く動じることのない性格が魅力。昨シーズンでしたか、うっかり赤カードを頂戴したカニサレス。ゆっくりと主審に歩み寄ってじっくり抗議し、仕方ないなというような顔つきでのんびりとベンチに引き上げ、パロップが身体を温める時間を極力とるように行動していました。
で、どっちを出すかってことですが…どっちでもいいや。今のところカシージャス優勢のようですが。
そんなこんなでスペイン代表はサラエボに到着。2006年W杯欧州予選、対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦は明日夜です。
↑イケル、荷物持ちになってます。
イケル・カシージャス・フェルナンデス、23歳。レアル・マドリーのカンテラ出身で、18歳でトップチームにデビュー。19歳でCLファイナル(2000年バレンシア戦)のゴールを守り、その数週間後にスペイン代表にもデビュー。2002年のCLファイナル(レバークーゼン戦)でケガをしたセサルに変わって途中出場、神がかった怒涛のセーブを見せて優勝に貢献。
優勝したと思うとたいてい泣いていたり、マジメな性格のせいか率直にものを言ったり(昨シーズンの試合中にグティと怒鳴りあってたなあ~)とまだまだ若いところもありますが、歳に似合わない落ち着きっぷりが頼もしいマドリー&スペイン代表の守護神。とにかく華やかな舞台での活躍が目立ちます。スペインの若い女の子や子供、おばちゃんたちからは(たぶん)一番人気。
至近距離から打たれるシュートへの反応や一対一の対応は本当に素晴らしい。一方で、ハイボールへの対処はまだひやりとするところも。昨シーズン終盤に明らかにパフォーマンスが落ちたところから見ると、メンタルもまだまだかも(あのDF陣では仕方ないかもしれませんが)。憧れの選手はジージ・ブッフォン(いつも言ってる)。
ホセ・サンチアゴ・カニサレス・ルイス、35歳。実はこの人もマドリー生まれ、1988~89年と1994~98年をレアル・マドリーで過ごし、1998年からはバレンシアのゴールを守り続けています。
と簡単に言ってしまえないのがカニサレスの経歴。マドリーにいたいと願いながらもセグンダや他のリーガのクラブでプレイし、再びマドリーに戻ってみると2nd GK。出場機会を求めてバレンシアに移籍、2度のCLファイナル出場(いずれも敗退)やリーガ制覇など、バレンシアの活躍を支えてきた選手です。
カニサレスを紹介するにあたり、どうしても避けて通れないエピソードが一つ。2002年のW杯直前のことです。その時点では、カシージャスではなくカニサレスが正GKと目されていました。ところが選手たちが集合したホテルで、カニサレスはコロンのビンを落とし、割れたガラスの破片で足の親指の腱を切る大怪我を負ってしまったのでした。スペイン代表のゴールマウスはカシージャスが守ることになり、カニサレスは怪我をした脚を引きずって大会に帯同。どうにも「不運」の文字が付きまとうGK…
身体はそれほど大きくありませんが、やはり至近距離への反応が素晴らしいのと、何より気持ちが強く動じることのない性格が魅力。昨シーズンでしたか、うっかり赤カードを頂戴したカニサレス。ゆっくりと主審に歩み寄ってじっくり抗議し、仕方ないなというような顔つきでのんびりとベンチに引き上げ、パロップが身体を温める時間を極力とるように行動していました。
で、どっちを出すかってことですが…どっちでもいいや。今のところカシージャス優勢のようですが。
そんなこんなでスペイン代表はサラエボに到着。2006年W杯欧州予選、対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦は明日夜です。
コロンを落として大怪我っていうのが当時カニサレスらしいなーって思ってました。
韓国戦のPK戦でカシージャスの為にスタンドからお祈りしてたらしいですね。
こちらは日本からバレンシアの2冠をお祈りしております。
いい話ですねー。
周囲からはライバル視されていますが、2人とも仲が良いらしいですね。
>こちらは日本からバレンシアの2冠をお祈りしております
りょうさんはバレンシアファンなんですね。ご覧のとおりここはマドリー贔屓ですが、どうぞよろしく