中国→マドリー

仕事で慌ただしく、また数日開けてしまいました。試合、期待される若手DFの移籍といろいろ大きなニュースもありましたが、まずは試合のことだけで１つ。

International Charenge Cup (China)
Real Madrid 0-0 (10-9) AC Milan

先発は、ナバス、ダニーロ、ペペ、ヴァラン、アルベロア、カゼミロ、モドリッチ、バスケス、ベイル、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ。
ツアーの最後で疲労が出たのか暑さやる気の問題か、前半は特筆することはない印象でした。ベニテスは4-2-3-1でトップ下にベイルを置く案を試し続けてるようですが、正直なところここまでベイルトップ下が有効だと感じたことはなく……まだ合わないだけ？時間がたてば何とかなるのかな。ベイルが右サイドを嫌ってトップ下を志願したなんて記事も以前には出てましたが、ベイルはサイドを突進しているのが一番怖い気がするんですが……まあそうなると、左サイドの方が良いだろう、じゃあクリスチアーノは？っていう行き止まりになってしまうんだと思いますが。
後半、やはりイスコが入ると違いますね。後半の初めの15分ほど、クリスチアーノがまだ残っている時間帯が、一番ゴールに近いチャンスが得られていたと思います。ただ最後までゴールは入らず、このツアー4試合で2度目のPK戦に。
PK戦一周は、初めて見たかもしれません…。マドリーは11人中10人が成功。よく入りましたね。公式戦であり得るPK戦はCLが一番多いと思いますが、GKに止められる、ぎりぎりのコースを狙って外す、力が入り過ぎて宇宙開発…なぜあれだけ決まらないのか。やっぱりメンタル面の違い、CLでのPK戦が、どれだけ真剣勝負で緊張感あるものか、ということなんだろうと思います。一方この試合では、カップがかかっているとはいえプレシーズンの試合。しかも相手のGKは16歳……。とはいえ、90分の試合がそんなでもなかっただけに、PK戦楽しかったです。1番手がハメスというのは頼もしいとか、カルバハルやナチョのPKが意外に上手くて、やはりカスティージャ出身選手はテクニックが身についているようだとか、ヘセやイスコの順番がずいぶん後の方なのはなぜ？とか……。
そしてカシージャ。11番目のキッカーとして、PKを決め、16歳君のPKを止め、2個目のカップ獲得に漕ぎつけました。カシージャは、後半頭から出てきましたが、バッカの危険なシュートを2度もファインセーブ。試合自体はパッとしなかったものの、カシージャにとっては自信を深められる試合になったのではないかと思います。

ディエゴ・ロペスと再会

帰国
ということで、試合を終えた選手たちは全員無事にマドリーに戻ってきまして、この週末一杯は休暇となりました。それぞれSNSには家族との再会を喜ぶ画像が載っていたり。クリスチアーノやハメス等は、ホルヘ・メンデスがこの週末に結婚式を挙げるそうで、そのためポルトガルへ（ロナウドはベストマンを務めるとか）。
月曜日には集合して、アウディカップ出場のためミュンヘンに移動、火曜日にはトッテナムと、水曜日にはバイエルンかミラン（また）と対戦します。連戦です。その後は9日に、ノルウェーでバレレンガと親善試合を行います。ちなみにベルナベウは芝張替え中です。