けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

悲しいウサギ

2009-01-25 09:06:17 | football
マジョルカ戦のバレンシア
試合時間の早い(本日17時)バレンシア、オノ・エスタディでマジョルカ戦です。どちらもまだ国王杯に残っているチームどうし。木曜日に試合をしていたマジョルカの方が、日程的にちょっときついかもしれません。では、バレンシアの召集選手

GK:グアイタ、セサル
DF:ミゲル、アルビオル、マルチェナ、デル・オルノ、モレッティ、マドゥロ
MF:カルレト、アルベルダ、ビセンテ、アングロ、エドゥ、バラハ、パブロ
FW:マタ、モリエンテス、シルバ


セサルに対してちょっと偉そうなモリエンテス



カルレトの保護者は同じブラジル出身のエドゥ


お披露目をしたばかりのセサルとカルレトが初召集です。セサルはこんなに急に移籍が決まって、リーガへの登録とか間に合ったんだろうか。カルレトは、上では公式にしたがってMFに名前を書いてありますが、本来は左ラテラルとして取った選手だった、と思います。モレッティはいいとして、エメリはどうもデルオルノを信用していないような感じが…同郷なのに。

セビージャ戦後に報道されていたように、ビジャとホアキンがいません。マヌエル・フェルナンデスがサスペンション2試合目。
モリエンテスが間に合ったので、ビジャの代わりがモリエンテス、ホアキンの代わりがパブロかアングロ、という予想が多いようです。トップ下的にシルバがいて、左がマタかビセンテか。セビージャ戦を考えて、マタやシルバの出場時間は調整されそうな気がします。
ピボーテはアルベルダとエドゥとバラハから2名の選択。おっさんばっかりー。

スーペル・ビジャ
スーペルの記事によると、ビジャが欠場したリーガの試合でバレンシアが最後に勝ったのは、15ヶ月前、2007年11月3日まで遡らないといけないのだそうです。その後、ビジャが欠場したリーガの試合は5試合あり、3分け2敗。ビジャがいない=リーガを代表するゴレアドールがいなくなるわけですから、それは勝てないよね……と思うよりも、この15ヶ月でビジャがリーガの試合を5試合しか欠場していないことにびっくりです。(EUROでは怪我してしまったけれど)大きく壊れないことも、ビジャの長所のひとつだなあ、と改めて実感。
ところで、ビジャ抜きでも勝てた最後の試合、2007年11月3日の試合は、偶然にも昨シーズンのフエラでのマジョルカ戦なのです。今回とまったく同じカード。しかもその試合でゴールを決めたのはモリエンテス(以来、先週までリーガでゴールがなかったわけですけど…)。少しくらい期待しても良いだろうか。

手術回避
先週のビルバオ戦で負傷したレナンは、検査の結果、右大腿四頭筋・大腿直筋前部に1cmの損傷(グレード2)との診断が下っていました。その後も検査を重ねていたようですが、医療部門によると、手術をしなくても良いとの判断を下したとのこと。普通筋肉を損傷しても手術までいくことなんてほとんどないはずですが…レナン、そんなに複雑な負傷だったということか。手術するとしたらどんなものかよくわかりませんが、回避できて良かったと言うべきなんでしょうか。levante-emvの記事では、回復期間は明確にされておらず、4~6週間注意して経過を見る、とのこと。長引くのかな…心配です。


さてマドリー
マドリーは今節最後の試合。21時からベルナベウでデポル戦です。リアソールの試合は苦手だけど、ベルナベウでやるデポル戦はけっこういけた、はず。では召集選手。

GK:イケル、コディナ
DF:サルガド、ペペ、セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、エインセ、ミゲル・トーレス、メツェルダー
MF:ラス、ガゴ、スナイデル、ロッベン、ドレンテ、ファン・デル・ファールト、ハビガルシア
FW:ラウル、フンテラール、イグアイン

カーサでの試合なのに、19人召集されています。カンナバーロは先週中頃のトレーニング中に打撲を負い、その後別メニューで調整していました。最後のトレーニングでは全体練習をしていたようですが、ファンデラモスはぎりぎりまで様子を見るつもりだとのこと。メツェルダーもいるんだし、いざとなればセルヒオ・ラモスもエインセもミゲル・トーレスもセントラルに回れるんだし、無理に使わなくても良いのでは、と思います。
その他負傷者、グティとデュデクは回復中。パレホも、もうピッチ上でのトレーニング(ランニング)はできるようですが、試合へはまだまだ。監督判断により、パランカ、マルセロ、サビオラが外れます。

冷遇
これまで、マドリーにいるサビオラが、マドリーを出たいと言ったことはなかったと思います。シュスターにもあまりチャンスがもらえていなかったのに「ここにいたい」と言っていた。のが、遂に「出たい」と口にしました。MARCAの記事
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ハビエル・サビオラは、自身のレアル・マドリーでの状況に飽き飽きし、自身のキャリアの中で初めて声を上げた。デイリー・マルカの中で(実際の新聞の方に詳しい記事があるのかも)、サビオラは、フットボール選手としての感触を取り戻す必要があること、マドリーの中で何も成していないし出場時間ももらえていない、だからこの冬の移籍期間で空気を換えたいのだ、と表明した。
「僕のマドリーでの状況は耐え難いものだ」とコネホは言った。
サビオラは、ベルント・シュスターのプランにも、ファンデラモスのプランにも入っていない。サビオラは、イングランドやイタリアから良いオファーが来ており、レアル・マドリーに対して、この日々の苦痛を解決するよう求めているが、クラブはこの状況にもかかわらず対処に動いていない。
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これに対して、試合前日の会見で、サビオラが「出たい」と話したことについて聞かれた、ファンデ・ラモスの反応。
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彼の反応はノーマルなものだ。私は体制に反するような選手が好きだ。彼に限らず、プレイできない選手は彼と同じようにするだろう。大志を持つべきだ、しかし、レアル・マドリーのような素晴らしいクオリティを持つ選手たちがいるようなチームでは、もしある選手が毎日曜日にプレイしたいと望むなら、より小さなクラブを探すべきだ。
サビオラはもっとプレイするべきだ、と言うのは簡単なことだ。しかし、では誰を除くかということをはっきりさせるのは、それと同じではない。
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ファンデラモス、冷たい反応。シュスター末期の頃に行われたFOOT!のインタビューで、「監督が代わればね」なんてニュアンスのことを言っていたサビオラでしたが、ファンデラモスでは、むしろシュスターの頃よりも悪化したと言えるかも。
フンテラールがCLに登録できなかった場合のことを考えると、サビオラにはいてもらった方が…と思っていましたが、やはりこの状況では仕方ない。とはいえ、マーケット締め切りまで1週間。会長交代のゴタゴタもあったし、うまく話が進められるかどうか……。

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2 コメント

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恐怖のフライト (miyo)
2009-01-26 03:15:37
マジョルカへの空の旅は、強風のせいで散々だったようですね。最初は「エルゲラがいなくて良かったね」なんて冗談をかわす余裕があったらしいモリエンテスと新しいキーパーのおっさんコンビですが、次第にそれどころではなくなり、みんな顔面蒼白状態だったとか。
シルバやモレッティなんか名前を挙げられるほどビビってしまったようですし、きっとそのせいですね、全員調子がでなかったの。帰りのフライトが心配でパスを繋ぐどころじゃなかったに違いありません!

・・・はぁ・・・
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Unknown (本人)
2009-01-26 19:42:01
なんかものすごくひどい試合でしたね・・・。
フライトのニュース見つけました。新しい記事に訳を載せますね。
miyoさんのおっしゃるとおり、きっとあんな試合をしたのは、皆飛行機酔いにやられていたせいですよね!

まったくもう・・・
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