けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

長い1ヶ月

2010-07-17 06:48:48 | football
W杯終了後は、あまりにもスペイン代表の情報が多すぎてどうしようもなかったのですが、読んでおきたいものだけ、適当に。どんどん気が抜けていってる気もしますが。

スペイン代表の中身
今大会の選手たちの雰囲気を伝える、El Paisの記事。Waka-Wakaの歌詞とか引用しながらで読みづらいので、エピソードだけ適当に拾いました。

今大会のスペイン代表チームのロッカールームでは、大会のテーマソング、シャキーラのWaka-Wakaが盛んに歌われていた。チーム内で流す音楽をセレクトするのは、今大会もセルヒオ・ラモス。でも試合後は、まずWaka-Waka。準決勝ドイツ戦勝利後、ソフィア王妃がロッカールームに降りてきた時も……。バルサの中心選手たちと共に、セスクやジョレンテ、ハビ・マルティネスが一緒になって歌う様子は、今回のロッカールームでのサプライズのひとつ。
試合後の休養日、いつもの厳しく管理されている食事、サラダとかパスタとかダチョウ肉とか魚とかは、無しに。代表ドクターは別の観点を持っていて、選手たちにも贈り物が供された。つまり、トルティージャ・デ・パタータス(ジャガイモ入りオムレツ)や、チストリッタ(小さめの焼きソーセージみたいな)、ハモン(ハム)。ハモンのマエストロPanichiは、スペイン報道陣と、ダイエットをパスした選手たちの悦びのために、16個(かたまり?)のハムを切り分けた。
それでも選手たちは、できるだけ速く1ヶ月が過ぎるよう、なんとかしようとしていた。最初の2週間は、プジョルがオーガナイズした賭けのおかげで持ちこたえた。勝ったのはピケとマタ。カプデビラが第2位で、これは全試合をテレビで観戦していたため。(決勝Tに出るチームでも当ててたたのか)。
パウ・ガソルの試合を追いかけていた選手たちもいたし、ラファ・ナダルのウィンブルドンファイナルを見ていた選手たちもいた。それでもまだ時間が余る。今大会は、プレステに加えて、parchis(ボードゲーム)と卓球が、若い選手たちにより推進されていた。おなじみのラ・ポチャ(カードゲーム)も盛んに行われていた。
大会期間中に、エル・コルテ・イングレスの旅行会社部門が企画したツアーが2回催行された。1回目は、スイス戦後のサファリツアー。2回目はチリ戦後の、隕石が落ちてできたクレーターを見てからバーベキューをしに行くツアー。
2年前(EURO2008の時)は、LOSTの1~4シーズンが用意されていたが、今回は「Sons of Anarchy」が人気。アルベロアは買ったばかりのiPADに夢中。プジョルは、自分のブランド(?)の時計を全員にプレゼント。EURO2008のスペイン代表について書かれたミゲル・アンヘル・ディアスの『Los secretos de la roja(ラ・ロハの秘密)』を読むのにも絶好の機会。
2年前と同様、ラ・ロハの力は、チームの一体感に他ならない。カシージャスが使った「カタルフォス(Catalfos)」というカタルーニャの選手たちを呼び表す言葉には、決して否定的なトーンはなく、むしろ愛情に満ちているものだった。試合後に供されるトルティージャとハモンは、天国にいるかのような味わいだった。マルチェナは「オヤジ」であり続けた。カプデビラの部屋では、いたずらが練られていた。
(最後の一文は、慣用句的に訳したのですが、言葉どおりだと「邪悪なものが調理されていた」。実際部屋にはミニキッチンが付いていたので、何か作ってたのかも……ないか。)。


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