けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

GK活躍

2017-10-19 12:56:02 | football
2017/2018 UEFA Champions League
Real Madrid C.F. 1-1 Tottenham

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(PK)

うーん……ですね。またベルナベウで勝てませんでした。あと1点くらい取れなかったかなあ……ねえ、ベンゼマ。良いところも悪いところもあり、ボールを持つ時間的には優勢であっても相手にも結構チャンスを作られてしまい、と考えると、引き分けという結果は試合内容に対して相応なのかもしれませんが。ただ、ドルトムントがアポエルと引き分けて、少なくともグループリーグ突破の可能性は十分に維持できているのではないかと思います。

ロリスも凄かったですが(リヨンに弱かった頃のマドリーをちょっと思い出した…)、こちらのナバスもギリギリの素晴らしいセーブを連発、これ以上悪い結果になるのを救ってくれました。この前のヘタフェ戦でカシージャが少し頼りないというか不安定なところがあったので、ナバスが復帰、引き締めてくれて良かったです。あと、アクラフも良かったですね。CLの舞台でも全く問題ないプレイ。チームにうまく馴染んでいますよね。経験の浅い選手がトップの試合に出ると、「普通そこは自分で行くだろう」とか「そこは一旦後ろに戻したら」とか、チームの流れに乗れてないプレイが出たりするものだと思うんですが、アクラフを見てると「そうじゃない…」みたいに思うことがほとんどない気がします。マドリーの右サイドバックとして、いるべき時に高い位置にいるし、守備に回る時もそつなくこなしている。もちろんクロスの精度とか一対一とか強さとか、まだまだこれからのところはあるんですが。ただ、右サイドでアクラフが目立つ一方で、この試合では反対サイドのマルセロがイマイチだったように思います。対面の選手をケアする必要があったんだと思いますが、攻撃への貢献は物足りなかったし、守備でもマルセロ側が相手の突破口になっていて、チャンスを作らせる原因の1つになっていたように思いました。
まあそれでも、PKにつながったあの崩し方は見事でしたけどね。ああいうのがもっとあると良いなあ。基本はしっかりつないでサイドからクロスなんでしょうけど、中央から行くのもね。そういうチャレンジもしてますけど、速攻の時にクリスチアーノが裏に抜けてそこにボールを欲しがってたりするのも、もう少し生かしても良いんじゃないかな、なんて思いました。