けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

爆発

2016-03-08 01:59:02 | football



15/16 Liga Española 1a division Jornada 28
Real Madrid C.F. 7-1 Celta de Vigo

マドリーのゴール:ぺぺ、怒れるクリスチアーノ・ロナウド、クリスチアーノ・ロナウド、クリスチアーノ・ロナウド、クリスチアーノ・ロナウド、ヘセ、ベイル

放送でも言われてましたが、最終的にこんなスコアになるとは…。クロースモドリッチ不在の影響か、コバチッチ、カゼミロでは、前へ推進していくようなパスが出てこず、セルタが次々とプレッシャーをかけてくることもあって、前半はうまくいってるとはなかなか感じられませんでした。ナバスにも助けられたなあ…。それでも前半のうちにぺぺのゴールが決まったおかげで、うまくいかないなりにチームに余裕ができた、焦らずに後半に入れて、ゴールラッシュにつながった部分もあったんじゃないかと思います。ジダンによれば、HTに話し合いをして、攻撃的に良い方向に切り替えられたとのこと。安定した試合ができていないとも言えますが、まあ、ある意味マドリーらしい展開とも言えるかもしれません。
後半のゴールラッシュ、主役はもちろんクリスチアーノ・ロナウド。チャンスを作り損ねてベルナベウの敏感な観客が非難の態度を示したのを、ゴール決めればいいんだろ的な(そのとおりなんですが)文句無しのゴラッソで打ち消し、その後は直接FK、イスコのクロスに合わせて、CKからヘディング、と多彩にポーケル達成。これでリーガの歴代ゴールランキング2位になり、マドリー加入以来公式戦335試合で、総得点350を突破し(353ゴール)、ハットトリック以上の試合は36試合に。最早すごいということしかわかりませんが、とりあえず数字を並べてみました。
難しい時間をやり過ごし、やがてゴールが決まり試合は容易になっていったわけですが、個々の選手、特にこの数試合でチャンスを与えられたカゼミロやバスケス、マジョラルは、それぞれに良いところを見せていたと思います。カゼミロのなりふり構わぬといったひたむきな守備。マジョラルは、ゴールチャンス自体にはあまり絡めませんでしたが、前線からボールチェイスをしたり、臆せずらしさを出そうとしているところが好感ですね。若手補正ありですが、交代時にはベルナベウのファンからスタンディングオベーションを受け、それに価するプレイぶりだったと思います。バスケスは、この試合でもジダンの起用に答える存在感。シュートの前のラストパスのその前のパスが、バスケスなことが多い気がするんですよね。良い貢献をしてます。ヘセも1人でゴールまで持ち込む、短い時間で結果を出しました。
ベイル、マルセロも試運転でき、おまけにそのベイルにもナイスゴールが生まれ、前向きな気持ちでCLに向かうことができそうです。






ローマ戦、召集選手

GK:ナバス、カシージャ、ジャネス
DF:カルバハル、ダニーロ、ぺぺ、ラモス、ヴァラン、マルセロ
MF:クロース、モドリッチ、カゼミロ、コバチッチ、ハメス、イスコ、ベイル
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ルーカス・バスケス、ヘセ

負傷欠場:ベンゼマ
監督判断:アルベロア、ナチョ

CLローマ戦2ndレグは火曜夜。日、月のトレーニングを挟んで、召集選手が発表されています。負傷&体調不良だったモドリッチ、クロースが復帰。マジョラルは外れていますが、ベイルも復帰しましたし、またUEFAユースリーグのQF(8日、対ベンフィカ)を戦うマドリーのフベニールAへの参加が考慮されたのだと思われます。
ラモスとカゼミロは、警告リーチ状態とのこと。気をつけて。