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「番外戦術」で今でもこれ、と思うのは羽生九段が谷川九段との名人挑戦プレーオフで上座に座った「事件」です。やはり、今思い返すと、これは羽生九段の「一世一代の大勝負」だったと思います。ここで彼を倒すことが、その後の自分への覇権へと直結すると確信した、かつこういう振舞いが谷川九段には結構影響があることを確信していた、羽生九段の渾身の「番外戦術」だったと思います(要するに何としても勝ちたかった)がいかがでしょうか。
>>自分の言動で相手がどう思っているかは肌で感じられると思うので
これは深浦康市九段の「恋愛」発言のように、多くの棋士がおっしゃられることですよね。
米長永世棋聖が中原十六世名人について「女房よりも一緒にいる」とも言ってましたが、きっと我々部外者にはわかりにくい空気感と「駆け引き」は存在するのでしょう。
>>名人挑戦プレーオフで上座に座った「事件」
ありましたね! 中原永世十段と谷川王将に対して上座について物議をかもした。
2回続けたことで、あれは「わざと」だとわかるんで「心理戦」の要素はあったんでしょう。
特に谷川先生はそういうところに敏感そうで、「カマされた」うえで、負かされたのはコタえたかもしれません。
その後の羽生さんを見ると、あまりそういうことはしなくなって、若いころは意外とトガッた一面もあったということが、おもしろいです。