一昨日、ロマン・ローラン『ジャン・クリストフ』をamazonに注文した。これを知ったのは、毎度よく言及するけど、山本有三『世界名作選』に載っていた。
子供に読んでもらいたい本っていうコンセプトで山本さんが編集したのだろうが、私が幼いころは唯物主義全盛というべきで、民族の偉人たちが長年月かけて蓄積してきた既存の価値観の良きもの、確かなものが受け継がれなかったのではないか。
私がそこで読んだのは、ほんの一節だが、子供として生まれ、幸せな家庭のなかで生きているってことの、根源的な幸せがせつなく、なつかしく、あわれでもあるし、でもしあわせを感じるような作品だった。
その作品と、自分が生活してる今の現実を引き比べてみると、今の家庭のほうが幸せじゃないと思う。といっても、ロマン・ローランの描いたのは、現実だけじゃなく、生まれてから今に至るまでの現実を、幸せなら幸せに、不幸せなら不幸せに、その中で生きる人を、例外を許さないように何か書いてるような。
むずかしい・・・・。だから読んでみるのが、待ち遠しい。
子供に読んでもらいたい本っていうコンセプトで山本さんが編集したのだろうが、私が幼いころは唯物主義全盛というべきで、民族の偉人たちが長年月かけて蓄積してきた既存の価値観の良きもの、確かなものが受け継がれなかったのではないか。
私がそこで読んだのは、ほんの一節だが、子供として生まれ、幸せな家庭のなかで生きているってことの、根源的な幸せがせつなく、なつかしく、あわれでもあるし、でもしあわせを感じるような作品だった。
その作品と、自分が生活してる今の現実を引き比べてみると、今の家庭のほうが幸せじゃないと思う。といっても、ロマン・ローランの描いたのは、現実だけじゃなく、生まれてから今に至るまでの現実を、幸せなら幸せに、不幸せなら不幸せに、その中で生きる人を、例外を許さないように何か書いてるような。
むずかしい・・・・。だから読んでみるのが、待ち遠しい。
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