ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

4 海の切子ワイングラス 93ページ目

2010-05-26 05:01:35 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
【93ページ】


社長     先生、ワインを飲みながら話の続きをしましょう。


社長は、流星のワイングラスとワインを持ってきた。


社長     先生はこの流星のワイングラスを使ってください!

       私は、今日先生が持って来てくれた銀河のワイングラスを使います。

       ワインはこれです!

切子職人   おー、流れ星がデザインされた白ワインだ!

社長     このワインは、シチリアのLa Cometaすなわち流れ星という

       ワイン名なのですよ!


社長自ら、ワインを抜栓し、グラスに注いだ。


社長     白ワインを注ぐと、ブルーの切子ワイングラスの流れ星や銀河がより光り

       輝くように見えますね?

先生     スパークリングワインを入れると、その気泡でさらに輝きが増しますよ。

社長     それは、試してみないと!

先生     先ほどの話の続きですが、鯨のデザインも考えています。

社長     鯨ですか?

       ワインを注ぐと、鯨が勢いよくジャンプするイメージが浮かびました。

先生     社長は、想像力豊かですね?

       海賊船はいかがですか?

社長     海賊船のデザインは、複雑なので難しいのでは?

先生     いつものように一ヶ月ではできないかもしれません。