ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

4 イタリアワインの勉強 ④ 87ページ目

2010-05-10 05:06:54 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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良子     マスター、今晩は!

マスター   お疲れ!

良子     通さんのワインを飲んでいる姿素敵!

和音     どうしたの?

       明日、仕事休みだよね?

       どこか行くのに付き合ってほしいの?

良子     何でわかったの?

和音     明日のスケジュール空いているかメールで聞いてきたからね。

       良子さんの休みの翌日は、いつも空けているよ!

良子     ごめんなさいね!

       私の部屋で、朝まで飲んでいて、二人とも昼過ぎまで酔い潰れて

       いるわ!

和音     いや、良子さんのワインの勉強になるなら。

       又、僕自身も良子さんとワインの話をしながら飲むのが楽しいからね。

良子     でもいつも酔っ払っている醜態を見せたくないわ!

和音     お互い様だよ。

       ところで、明日どこへ行きたいの?

良子     神戸の美術館でルノワール展が開催されているでしょう?

       そこへ行きたいの。

和音     ワインの勉強だけでなく、その国の文化や芸術を知ることも大事だと思う。