YBR125 おっさんリターンライダー

60歳代。YAMAHA YBR125とPENTAX K系デジカメと鉄道オタク。 気の向くままに書いてます。

おっさんのトマソン物件。

2017-08-27 00:28:37 | 日記

超芸術トマソンとは、赤瀬川源平らの発見による芸術上の概念。 不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。

存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、

その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。 (以上、wikipediaより引用。)

 

先日の記事に書いた、「高所ドア」。 画像を見出しに再掲。 以下、解説を交えながらおっさんの撮影した画像を紹介してみる。

撮影は全て京都市内。

見出し画像の高所ドアの一階部分の壁はコンクリートブロック製。 地面には基礎部分の残骸がある。

かつては一階部分に建屋があり、上屋にはベランダでもあったのであろう。 その後一階部分が取り壊され、二階ドアが孤立したと思われる。

「高所ドア」その2

民家の駐車場に面したドア。 上下のドアの境界には床部分がないように思える。 しかも中途半端な高さ。 150cmくらい。

下のドアの方が古そうだが、その上にドアを作った意味がわからん。

「高所ドア」その3

山沿いのように見えるが、中京区の市街地の中である。 緩い傾斜があるが、右隣の家とは落差が2mくらいある。

中央の建屋は蔵のようにみえるが、昔は道が水平だったのかも。

「高所ドア」その4

ここも緩い斜面の途中にある。 ドアを開けて、車のルーフ~フロントガラス~ボンネットと滑り台が出来るがw

ドアを拡大すると、「貼紙禁止」。 セロテープで留められてるのが哀れを誘う。

「貼紙禁止」の「貼紙」というパラドックス。 と言うか、誰がこんなところに貼紙をするのだろう。

ついでながら、貼紙とドアノブを繋いでいる針金の存在も気になる。

 

「井戸遺跡」。 住宅の壁とブロック塀の間に残された旧式の人力式井戸水ポンプ。 すき間は30cmくらい。

住宅を建てた際に、これを撤去しなかったのは何か深い訳でもあるのだろうか。

 

不動産ではないのでトマソンの定義からは外れるが、興味をそそった 「風化物」 3種。

一世を風靡したHONDA・ロードパル。 通称「ラッタッタ」。 ソフィア・ローレンのCMで大ブレイク。

ほぼ周りの環境と同化しつつある。 遠い未来には土に還るのであろうか。

民家前に放置された自転車だが、苔が増殖して後輪部分をほぼ駆逐してる。 

苔の緑と自転車のフレームの青の色の対比がキレイ?

玄関脇に巨木の根っこ。 幹の右側は切断されて横に並べてある。 元々ここに生えていたのではないようだが、

なぜ市内に鎮座してるのかは不明である。

 

「無用階段」。 梅小路近くにある。

古い建物だが、今もれっきとした現役会社の社屋。 上っても行き先が無い。

 

「みじかっ!」。 ヨドバシカメラ京都店入口のエスカレータ。

7段しかない。 ギネス記録は川崎市にある5段だとか。

 

「律儀な手すり」。 京阪電鉄清水五条駅。 これは有用な例外であるが。

地下駅に出入りする階段にあった。 配電盤か何かの扉が階段の途中にあるが、ちゃんとそこにも手すりが設置。

お年寄りの街には優しい物件である。 東山区は平成16年、合計特殊出生率0.66。 27年には1.07まで回復したが、厳しい数値ではある。

 

最後は「純粋歩道」。 JR桂川駅の東側。 府道のアンダーパスの上にある、駅へのアプローチの前にある。

駅へ行く道の外周側は問題ないが、アンダーパスを見下ろす内周側に設置された歩道。

見ての通り、歩道はあるが、人の出入り出来る隙間がどこにもない。 純粋歩道=異次元空間のようである。

何のために歩道とガードレールを設置したのか、甚だである。

以上、おっさんの撮りためたトマソン物件を記事にしてみた。 つまらなかったらごめんなさい。

 

 

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