前回の交換は2022年6月 85,000kmだったので、2年2ヶ月 30,000kmぶりのブレーキフルード交換。
マスターシリンダーのリザーブタンクフィラーキャップを外す。
液面がほとんど下がっていないので、ブレーキパッドの摩耗もごくわずかと考えて良い。
汚れた古いフルードをスポイトで抜く。
新しいフルードをスポイトで注入。 フルードは塗装面を冒すので付着しないよう注意。
キャリパーのブリーダープラグにレンチとシリコンチューブをセット。
マスターシリンダーに新フルードを継ぎ足ししながら、ブレーキレバーをストロークしてブレーキホースと
キャリパー内を新フルードで満たす。
レバーを握って加圧した状態でブリーダープラグを緩めないと、プラグ側からキャリパーにエアが混入してしまうので、
レバーを握る⇒プラグを緩める⇒レバーがストロークされる⇒奥までストロークされる直前でプラグを締める⇒レバーを離すを繰り返す。
シリコンチューブが新フルードの色になり、気泡が無いのを確認してブリーダープラグを締める。
フルードレベルを確認してフィラーキャップを閉める。
ご存知とは思うが、ブレーキフルードは吸湿性があるので空気中の水分を吸収し、沸点が下がりべーパーロックの原因になるので
定期的な交換が必要である。
交換後に試乗に出る。 ややスポンジーだったブレーキレバータッチが、しっかり固くなったのを感じる。
亀岡盆地の局地的豪雨。 雄大積雲の雲底から雨柱が見える。 雷鳴も近いので早々に退散。