昨日の京都文化博物館の帰途、久し振りに四条通の一本北の錦小路通にある「錦市場」に寄ってみた。
見出し画像の垂れ幕は伊藤若冲作の画のレプリカ。 生家跡がこの近辺にある。
約400mのアーケード街。 道幅は狭い。
「京の台所」と称され、京都の食材はここで揃うと言われていたが、かなり様変わりしていた。
昔ながらの漬物店。
乾物店。 漬物もそうだが、昔は山積みの商品を計り売りしてたが、いまはパック詰めが多い。
衛生上の問題とかで、保健所の指導もあるのかも知れないが。
貝類の専門店。 今は岩牡蠣が旬。
鮮魚店。 値段はおっさんにとっては、目玉が飛び出しそうなレベル。 塩鮭一切れ650円・カマスの開き一尾750円。
昔から京都市内の割烹や旅館がここに材料を仕入れに来るそうだが、値段は庶民感覚から程遠い。 お客はそれでも高い金を支払う価値があるのだろう。
看板は鮮魚店だが、靴下専門店になってる。
画像には無いが、昔ながらの店は少なくなり、外国人観光客目当ての食べ歩きの出来る、甘味系とかのオシャレな店が増えてた。
市場を歩いてる外国人比率、推定約30%。 京都駅で観察したのより、中国・韓国系よりも欧米系の人が多いように感じた。
高倉通から寺町通までの錦市場を通り抜けて、四条通南側の寺町通へ。 かつては電気街で、マニアックな電子部品やPCパーツの店が並んでいたが、
今はEDIONが一軒のみ。 他は全滅。
阪急河原町駅から帰途に。 偶然に出くわしたのは「京とれいん 雅洛」。 7000系改造・土日祝限定運行の、京風デザイン電車。
梅田-河原町間を一日7往復。 阪急は特急料金不要だが、この編成も指定席は無く、別料金は要らない。 乗ったもん勝ちw
阪急マルーン色が映える。
ドア内側。
デッキには京都町屋の犬矢来を模したモノが。 なかなか凝っている。
暖簾がかかっている。
座席は2+1が基本。
窓側を向いたシートもある。
ロングシートもゆったり。
箱庭も設置。 風情がある。
乗車中は運転席に設置のカメラで動画撮影、車内のサーバから前方展望映像を配信、スマホで見られるそうな。
運が良ければまた出会えるかも知れない。
阪急電車はこの列車に限らず、走行中の車内でWi-Fi環境を整備している。
JRの車両にも整備して欲しいものだ。