余命の限界を知る『私の中のあなた』⭐️５

＠姉を救う為自分をどこまで犠牲にできるか。母親は何とか救いたい一心で妹の身体にメスを入れようと責める。妹は姉を助ける為に生かされ、生まれた時から８回もメスを入れた。母親と妹の思いと愛は姉には充分満足し理解していた。病魔と戦う「余命」宣言は行きたいと思っても生きるものとの思いはまるっきり違う。姉は「私を自由にして」と語る、それは家族を安心させる事だと・・・感動する。定命・余命を知り、限界を悟り世の中から去るのを覚悟するのは何とも言えない。

『私の中のあなた』⭐️５

姉は白血病で余命少ない。姉への移植の為遺伝子操作で人工授精し、妹は姉を助けるために生まれてきた。それはあらゆる物を提供してきたが、遂に腎臓まで提供させようと両親は計画している事を知った妹は拒否する。両親は何とか姉を助けたいと妹の血液、骨髄液など5歳から８回も手術を施し姉に提供していた。弁護士との面談で妹が弁護士に聞く「あなたの娘が亡くなったときどう思った？」　弁護士は言葉につまり涙が浮かび何も返答ができなかった。

姉は病院で同じ闘病患者の男性と友人関係になる。　互いを労り合いダンスにも参加、二人の言葉「ガンになって良かった。あなたに会えたから」暫く一緒にいたが、その後彼が亡くなった事を知った。最後に姉の望み通り唯一の楽しみのビーチに出かけ、自分の余命の時期を悟る。姉は妹に「私を自由にして」、でも奇跡は起きず遂に亡くなる。