@幕府の国替え制度は不正を閉じ込める策でもあるが、幕閣に睨まれた不幸な藩も多かったと言う史実である。そんな国替えにどのように対処する(相当な費用を捻出する方法=経費削減・リストラ)のかユニークでコメディータッチの映画となっている。赤穂事件もその種だったのだろうか。
現代、企業などの収益減少・悪化でリストラが断行される場合、真っ先に行われるのは人員整理・解雇である。さらに3無・ダラリの法則(ムダ・ムラ・ムリ)だ。コロナ禍でも真っ先に臨時社員・パート・アルバイトが解雇され、会社をスリム化することが優先されるが先が見えない伝染病など会社ごと閉鎖・解散するところも多いと聞く。まさに時代はいつでも解雇されても次にどうするかを準備しておくことだ。 それには副職、手に職を持っている事だ。「複職時代」に生きる術を今から行動すべきだ。
『引っ越し大名』⭐️5
吉保の怒りがお国替えとなった越前松平家元大前藩。石高を半額に減らされ九州へ。その奉行に書庫預かりのしがない片桐(星野源)が選任される。前任者の娘於蘭(高畑充希)を頼りに断行していく。
1、財産整理 (家財を捨てる)
2、人材整理 (人材を減らし)一旦百姓になり復活時には武士に戻す お役御免を執行
3、財源確保 (金を集める)町人より借金
数回の引越し、15年後、藩が加増となり漸くお役御免にした家臣達を藩に戻す時期が来た。
それは引越し先で百姓に成り切った者、亡くなった者すべて含めて元の2156名に戻った。
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