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冒険は「世の中をよく見る事」、その為の勇気と行動『ロビンソン・クルーソー』

2021-09-15 07:48:06 | 歴史から学ぶ
出版されたのは1719年、約300年前の出版本だ。何と著者ダニエル・デフォーが87歳の時の出版物だ。「冒険」と言うチャレンジ(生き抜くための挑戦と困難に立ち向かう)と知恵は現代でも学ぶものがある。生き抜くこととは 1、冷静になること 2、理に叶う判断をすること 3、勇気と行動は頼るべき信仰があったこと、だ。
離島での暮らしは28年余り、英国に帰ったのが35年ぶりとある。さらに恐るべきロビンソンは冒険家であるが故にその後も10年間旅に出た事である。父親の言葉「世の中をよく見る事」は教訓、父親は息子ロビンソンには「海外で旗揚げするな」と説教しておきながら、英国で起業した、とある。親子の遺伝子はやはり同じなのか。
『ロビンソン・クルーソー』ダニエル・デフォー
1632年、英国に生れた船乗りロビンソンは、難破して絶海の孤島に漂着した。ここから28年に及ぶ無人島生活が始まった――。不屈の精神で鳥や亀を獲り、野生の山羊を飼い慣らしてバターやチーズを作り、パンまでこしらえてしまう。ところが驚天動地の事態が……。めげない男ロビンソンを通して人間の真の強さを描き、世界中に勇気と感動を与えてきた、冒険文学の金字塔。
父の言葉「若者の感情というものは、真に理不尽で不合理なものである。罪を恥じずに後悔を恥じ、愚かだと思われて当然の行いを恥じずに、賢いとみなされる唯一の道である後戻りを恥じるのだから」、「世の中をよく見るが良い、対面や、奢りや、野心や、妬みに悩まさられることが多い世を」
ー神への信仰・神の御心・神への感謝
    「世の中には自分よりはるかに惨めな人間もいること」
    「足りないものより、足りているものに目を向けられる」
    「我を呼べ、さらば我汝を救わん」救いという神の言葉で重荷から救われた
    「汝を捨てじ」(我が身の不幸を嘆くばかりではなく神は捨てていないと悟る)
    「人は自分の境遇を覆すものに直面して初めて、己の境遇の真の姿を知る。今享受しているものが失くなって初めて、そのありがたみに気づくのである」
ー難破し最初に確保したもの
    難破した船から食料・水・武器と弾薬・ナイフ・斧等の道具類    
ー野獣・獣等からの防御柵を作る・洞穴を利用する
ー灯・蝋燭は魚・動物の脂を利用する
ー食物「鳩・亀・山羊」絶品は亀の卵、炙りと日干する事
    干し魚、干し葡萄で保存食とする
    葡萄等は一気に食べないこと下痢の元となる
ー数十年間に努力と知恵を絞り作ったもの
    雨具(傘・帽子)・パン・カヌー・壷・炭・山羊を育てチーズ・バターを作る
傘は毛皮を張る(雨を弾く)、毛皮を着込む(熱射病対策)薄手のシャツを着ること    
    裸より2倍上涼しい、更に帽子も毛皮
ーカヌー・筏を作るときは入江近くで作ること(運労力:海の70km vs 陸で70mとなる)
ー米・大麦からパンを焼く(3年目種まき・収穫・臼等/穀物狙いは陸のみならず鳥も)
    季節の雨季乾季、種まき時期、臼、焼く器、釜
ー野生動物は2−3日何もやらずその後水を飲ませ少しばかりの餌を与えればおとなしくなる



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