@立志伝。 成功者には常に故事の言葉がある。 知恵のないものは書、人から情報を得るのは上等手段だ。 特に書から得るもの、
「貧しき者は書に因って富、富める者は書によって貴し」(愚かな者は書を得て賢く、賢なる者は書によって利あり)「好書は心記に在り」(読んでも心に残らない内容なら膨大な数の書物を読破した者でも1冊の書物の内容をよく記憶している者には及ばない。)
年間読書数昨年はハードカバーが多く100冊を超えた、今年は150冊か、だが心に残る書籍に遇うのは滅多にない。 がやはり立身伝書は学ぶ点が多く見つかる。 また戦国から幕末に活躍した武将、志士等からも多くのことを学ぶことができ、次世代の人にも自分がどのように感じたのかも伝えたい。
- 成功失敗をいとわず
- 「孔子」論語—「15にして学に志、30にして立ち、40にして迷わず、50にして天命を知る」
- 「功名心」道理の正しい欲望
- 「成功」着手した事業が都合よく進み、しかも利益が見込め、世の中にも利益があるとともに自分も富を得る。
- 「成敗を以って英雄を論じる勿れ」
- 若い人はよく「自分は優れているのに相当な地位を与えられていない」、「自分にはつまらない仕事ばかり与えられている」というが平凡な仕事すらできない人間にさらなる仕事は与えられない、まかせきれないのが事情。自ら仕事をすることを望んでいないと判断する。 どんな仕事でも勤勉に、忠実に、誠心誠意を尽くし、多くの益をもたらすようであれば求めなくとも仕事は自ずと集まってくる。
- 「学は天人を貫き才は文武を兼ね」
- 「貧にして諂わず、富んで礼を好む」
- 負けん気が強く、温良で忠実、英雄豪快な振る舞いをせず、純粋で素直、しかも活発な気性をもった無邪気な人が選ばれる
- 選ばれる基準
- 実直、勤勉、着実、活発、温良、規律を重んじ、忍耐力がある
- 今日の教育は「知識」重視で「精神」への重点が欠けている
- 人格の修養には「論語」、精神修養には「陽明学」知行合一説(朋友に交わるに信を以ってす)生きた学問をすることで身につく
- 世の中の常識
- 「智」 知恵
- 「情」 情愛
- 「意」 意思 情を抑制する意思 均衡を保っていること
- 「己に克つて礼に復るを仁となす、一日己に克ち礼に復すれば天下仁に帰す、仁を為す己に由て人に由らんや」己とは自分勝手、手前味噌、独りよがり、うぬぼれ高慢、自負我儘になること
- 「勇気」「礼」「学」「義」が必要となる 楠木正成、榊原康政(500の小兵で長久手の戦いで秀吉の大群を阻んだ)
- 健康管理は「精神」の平常心を心がける、気を若く保つ
- 江村専歳(長寿者)「養生に3寡あり、色を寡くし、食を寡くし、思慮を寡くする」
- 読書法 「貧しき者は書に因って富、富める者は書によって貴し」愚かな者は書を得て賢く、賢なる者は書によって利あり」「好書は心記に在り」(読んでも心に残らない内容なら膨大な数の書物を読破した者でも1冊の書物の内容をよく記憶している者には及ばない。)
- 読書の時間 「読書三上、馬上、枕上、厠上」
- 経書で倫理や修身に関することを学び、知識は地理、歴史、物理学、化学
- 「仁」に背かない
- 司馬温公「妄語せざるより始まる」嘘のないことから始まる
- 「善に戈ることなからん」真心を込めて
- 「忠言耳に逆らう」他人の親切が聞き入れない場合もある
- 慰安
- 十分に勉強し、知識を吸収して社会で活躍すること
- 心の持ち方次第で、物質的満足と精神的満足
- 「足るを知り分を守る」人の欲望は際限がない
- 他人の成功をみて猜疑心や嫉妬心を抱くようになる
- 仏教「貪瞋痴」とんじんち、極端な欲望を抑える
- 娯楽
- 日本の娯楽は「四畳半式」
- 西洋は男女の区別なく我をわすれて遊ぶ、しかも大勢で
習慣は感染する、よって良い行い、良い習慣を若いときから身につけることでいつまでも記憶に残る。
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