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企業内恋愛の結末『その人事に意義あり』

2023-03-24 08:03:13 | 経営・リーダーシップに必要な事
@男の欲望と女性の欲望、どちらも企業内の職務上の立場で「禁」(恋愛)の世界を生み出し、最後には男の地位と名誉を守るために女性が引き下がる、実に現実味した企業内の男女関係の小説だ。
一方、女性雇用・出世に対する大手日本企業の立場は以前旧態依然として役員の見栄と偏見があることをこの小説が解く。既婚者、バツイチなど女性の雇用に対する日本企業は未だ「未成熟」だと言わざるを得ない。先進アジア諸国をはじめ欧米諸国では「実力・才能・行動力・実績」などを重要視するが日本の人事は未だ「偏見」が多く、だから日本の企業に「時代遅れ」「才能の流出」などと言われても仕方がないと思う
『その人事に意義あり』高杉良
「概要」「後継者を誰にするか? こんなに難しいものとは……」の後悔をよそに、人事への思惑は社内に拡がる。創業社長とタタキあげ副社長との確執が再燃し、さらには社長御曹司みずから世襲に異議を唱えだす。どうなるのか。トップの後継人事をめぐる社内抗争を描く。アパレル産業界大手を舞台に、創業社長とタタキあげ副社長との確執、さらに社長御曹子の世襲に異議を唱えるクールな人事感覚を、女性広報主任の眼から鮮烈に活写。
ー下着ファッションメーカーの御曹司が父親である社長と決裂、社長の片腕がリリーフ的社長に就任するが新規事業に落ち度が発生、再び社長に返り咲く。
ー御曹司は広報の女性にアタック、親密な関係を持つが、その会社の社員である男が猛烈に交際を迫るが女性は御曹司を庇いながら付き合いを密にしていく。だが、ある日その猛烈に接近した男が御曹司の異母兄弟だと知り、また密約の現場を目撃されて御曹司は変化していく。



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