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時代は変わっても人の非道的行動は裁かれるべき道『コリーニ事件』⭐️4.5

2022-04-12 07:48:11 | 映画から見える世の中の動き
ウクライナ侵攻でも市民を虐殺的に射殺する兵士の行動、指導者からの命令でもやはり人間のあるまじき非道極まりない行動は裁かれるべき事項であり、見過ごす訳にはいかない。 もし自分がその家族であれば「死んでも恨み切れない」そんな怨念の感情を持つことは間違いない。 映画の終盤は意外な展開(被告人から弁護士を裁く)へと動き検証質問は素晴らしい。 日本の過去からの「例外はない」ではなく、時代にあった裁きがあるべきなのだ。
「コリーニ事件」
ベルリン2001年、一人の男が頭に三発の銃弾で死亡 殺人犯で逮捕された被告人コリーニは「無駄な事だ」と黙秘を続ける。カスパー弁護人はこの殺害事件を引き受けたが、被害者は父親の様な存在だった。その被害者は資産家で企業家、その息子とは友人として親しく付き合っていたが数年前交通事故で亡くなっていた。被告人は「なぜ殺害した理由を白状しないのか」が鍵となり弁護士は過去を遡ってみた。実は被害者は当時ナチスの親衛隊の少佐、無差別に無残で残酷な殺害を繰り返した張本人で、被告人の父親が無惨にも射殺されたのだ。戦争とは言え昔被害者に無残に殺された家族からの声は悲痛で耐え切れない、人間の非道な行動の一コマだ。戦争犯罪者は裁かれるという事実、それは戦争で無残にも亡くなった家族に対しる報いに過ぎないが、悲惨な人間の行動が悲しい。



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