@『清須会議』2013年
筆頭家老柴田勝家vs石田光秀を直接成敗した羽柴秀吉の駆け引き・勝負所(誰が信長死後の世を収めるか、天下人になるか)が見所だろうか。信長死後、世の天下統一・誰が統治出来るかを協議する会議で双方が熾烈で、巧みな交渉術・見えない戦いを見せる。結局誰もが認める世継ぎを担ぎ出し、戦果の功労者を主張したことで秀吉への軍配が認められた。ここでの一番の見所は、では如何にして世の軍勢と織田家臣に認めてもらえるか、さらに指導者としてのリーダーシップを如何に見せたかである。 それは人への思い(志)と戦果での配下の統制力を持った行動力だった。「志」とは周到な信長の信念、信長との絆、そして世継ぎ補佐への執念ではなかっただろうか。現代で言う、信念を貫き、自己表現力・アピール力が優っていたことだろう。世渡り上手の人材は、一にも二にも「志」と「行動力」がものを言うことだろう。(凌雲の志)
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