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脳の処理し易い数値は10以下の整数『数学の翻訳』

2024-08-02 07:37:59 | 経営・リーダーシップに必要な事
数学の「翻訳」とは、数値を分かり易く、覚えやすく、理解できる「範囲」に変化させると言うこと。それは人間の脳が瞬間的にイメージできる数値とは基本的には二桁の10までと言い、もしくは例え言葉・ 物で置き換えることで理解度を深めようとする目的の書籍なのだ。最近は富に数値データが多く「心理的麻痺」(数値が大きくなると鈍感になる)を起こしていると言う。例えば:「0.034165」は「10人中3人強」と言い換えたり、「49分の2」は「25人に1人」、「12.5%の人々」は「8人に1人」など数値を丸まることも印象付けするには大切だと言うことになる。「数学の翻訳」をまとめると3点:「なるべく小さい整数を利用する」「脳が最も処理し易いのは10以下の整数」「なるべく普通の言葉で置き換える」
『数字の翻訳』チップ・ヒース
「概要」統計リテラシーについて、驚くほど実用的なテクニックを提供する本だ。
すべての数字を翻訳しよう 相手にやさしい数字を使う
・数字を避ける(詳細すぎる数値の列記を避ける)
・「1」にフォーカスする(単純な単位一人、1日、一つなどにする)
・「プロトタイプ」を使う(イメージし易いこと、物に置き換える)
・シンプルが善(数値を丸める:2,845,000を300万)
・「整数」を使う など(小さい整数を利用する)
ーなじみやすく具体的な「人間のスケール」に変換しよう
・「ほどよい尺度」を探す(畳1畳分など)
・シンプルで見慣れた比較でわかりやすくする(東京ドームのx倍など)
まとめ
    「なるべく小さい整数を利用する」
    「脳が最も処理し易いのは10以下の整数」
    「なるべく普通の言葉で置き換える」



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