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「裏切り」の生むものはやはり「裏切り」『ブラックブック』⭐️5

2021-05-12 07:49:29 | 映画から見える世の中の動き
「裏切り」は許し難い、仲間を騙し続け最後に事情を知るすべての仲間を殺害していく様は、人間の貪欲さを見せつける。戦争末期・終戦とはいえ人間として許されることではない。 現代、自己主義、利己主義など自分さえ良ければと言う権力者が多くなった社会はまさによく似た現象だ。人間としての道徳心が欠けた権力者が増えているのは末恐ろしい
『不可能は、小心者の幻影であり、権力者の無能の証であり、卑怯者の避難所である』ナポレオン・ボナパルト 
『ブラックブック』
家族を含むユダヤ人家族が国外逃亡しようとボートに乗るとやがて誰かの裏切りでドイツ兵の射撃に遭い全員が殺される。ただ一人生き残った女性ラヘル(潜入後エリスと名前を変える)がその裏切り者と両親を殺害したドイツの幹部を殺害しようとドイツ軍部に潜入する。だが、それが何故かバレて仲間の襲撃も逆に罠を仕掛けられると、仲間の間でエリスが裏切り者だと疑う様になる。辛うじて牢屋から仲間と共に逃げ切るとドイツ軍の敗退、終戦となる。やがて大金と黄金を奪った、仲間を裏切った本人を突き止めると意外な人物であることがわかった。


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