本日21時から1時間NHK総合テレビで放映された「ラストメッセージ④植村直己」を観た。小生とは3歳上で、同時代を生きたものとしてその偉業は同時進行で知っていた。しかし、植村の生い立ち、ひととなり、何を考えていたか、などは余り知らなかった。本番組をみて初めて知り、時には涙ぐみながら観た。その悲劇的な死に対してではなく、けなげな生き方、考え、頑張りにである。
彼の考えは、成功しようが失敗しようが、金持ちであろうがなかろうが、頭がよかろうがそうでなかろうが、結果ではなく、夢-大きかろうが小さかろうが-持ち続け、それに向って諦めないで努力する過程が大事だと云う。
直ぐに結果を求め過ぎ、その結果の良し悪しを言い過ぎる風潮の現在、改めてその考えの重さを噛み締めた。小生も若くはないが、これからもこれを肝に銘じ、努力していきたいと思った。