せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

ありがたや。現場施工写真の精度に助けられて

2020年04月27日 | くまもと型復興住宅03



ステイホーム週間、皆さま
いかがお過ごしでしょうか。

週末の横浜は、とっても良いお天気でした。

お出かけしたい、ウズウズ、する気持ちを抑えて、
読みたかった本を読んだり、プランターのお世話をしたり
穏やかに過ごしました。

先週は、熊本復興住宅の基礎工事
立ち上がり部分のコンクリート打設でした。

緊急事態宣言により、移動を控えたため
配筋検査に伺えなかった現場は、
これまでの設計人生で、監理に携わってきて初めてです。

そこで、施工者さんには、
施工上の注意ポイントのチェックシートを送付。
撮ってほしい施工写真の箇所の指示を致しました。

工事写真の不備によっては、
現場監理の代理人を立てようと
熊本のお仲間に声かけしていました。

そして、送られてきた工事写真が、、、
なんと200枚ほど。

着工から地盤補強も含めてですが、
撮影も大変だったかと思いますが、
監理者も、確認し甲斐がありました、笑。

これだけ、バッチリ撮っていただいたのは
これまた、住宅では、初めてです。

公共工事並みに鉄筋のサイズ計測から、
色分けに至るまで、沢山の写真があり


鉄筋の本数が数えられる写真。鉄筋の径に色分けされたテーピング

素晴らしく丁寧に
工事管理してくださっていることがわかり、
本当にありがたく思いました。

監理に行けないということで、
現場も頑張ってくれたに違いありません。

「感謝感激!」とは、こういうことですね。

写真監理ポイントについては、HPに掲載中です。

気になった箇所もしっかりと確認ができ
無事に打設できました。

次は、打設報告書を、待っているところです。

5月の半ば頃には、上棟後の金物検査に伺いたいのですが
GW明けすぐに、宣言が解除されるとも思えず。。。
今度こそ、代理をお願いしないとならないかもしれません。

私だけではなく、様々な方が
移動を我慢していらっしゃると思います。

今、皆で、こらえて、少しでも早い
宣言の解除ができる状況になりますように。。。