せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

カマキリに見つめられて

2012年10月31日 | ワーク・ライフ・バランス

熊本便り、、、続きです。

と、しんみりしていてもつまらないので、ユニークな話もひとつ。

主婦には主婦なりの価値観、やり方というのが出来上がっているもので、実家の場合「瓦屋根の上に布団を干す」というマイルールがあります。

温かい瓦で裏も温められ、ひっくり返さなくて良いのが利点だそう。

布団の岩盤浴みたい!?

治療中の母は、日光に当たるのは良くない上に筋力が衰えているので、もうバルコニーで良いではないか。と思うのですが、干したがります。しかも、2階の小さな腰窓をまたいで。

結局、干しました。もちろん私も屋根に出て。

台風の時の瓦修理で実家の屋根には以前も登ってますけどね。

高いところは平気ですけどね。

↓なるべく美しい写真を掲載したい当ブログですが、これが生活の現実という一枚
121031_2

屋根に居たカマキリにじっと見つめられて。「何してるの?」とまるで聞かれているみたい。
121031_3

そうだよね。ちょっと、やり過ぎだよね。驚かせてごめん。と謝っておきました。

設計が生業なので、この屋根の上にテラスはどうか・・・。と親からは聞かれています。

うんうん、良いアイデァだと思うけど、足腰弱ったらどうやって2階から外にでるのか?という現実を考えると、実現するのが得策とは思えません。

方角を意識した設計になっていないのがそもそも問題で。
(日当りはあまり良い方ではない)

北にあるリビングダイニングには、日光がまったく入らない。

方位は大事です。

今の私なら、、、いろんな提案が出来るのになぁ・・・。

それでも、私がこどもの時に、両親が考えて建てた家ですから、やっぱり一番良い。

本人が納得していれば、私はそれで良いと思います。専門家だからと批判してもしょうがないです。

治療前日が一番元気だからと、一昨日の出来事です。

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十三夜に想う

2012年10月31日 | ワーク・ライフ・バランス

昨日の十三夜の月、皆さんは見られたでしょうか?

十五夜の次に美しい月と言われています。

山からも綺麗に見えました。

121031
昨日は、ちょうど母の抗がん剤治療日でした。

投与当日は、身体はぐったりしても神経が覚醒するらしく、夜はなかなか寝つけないようです。

元気を出さないと!と入浴中に声を出して歌っていました。

治療の辛さが引いて楽な時に、「元気になったら合唱をやろうかな」と言う母が、自ら「負けないぞ」と気合いを入れているのです。気の強さは、私以上です。

数回施した治療薬(劇薬のようなもの)が、身体に残っており、これから辛さとの戦いです。山の寒さも増して来ており、用心しないとなりません。

病気との戦いとはいえ、治療でのしんどさを想うと、涙が出ます。

私自身が毅然と明るく普通に過そう!と心に決めたのに、

泣いたのは、月のせいにしようと思います。

中島みゆきの歌にありましたね。

「悪女になるなら、月夜はおよしよ。素直になり過ぎ~る」

そうそう。月を見ると、感情が溢れるのかもしれません。

******

最後まで読んで下さった方へ、、、、

まずは、ありがとうございます。

最近減っている設計ネタ&仕事の話し。

ちょっとつまらないなぁと思われたら飛ばして下さいね。

設計のこと、書きたいネタもいくつかあるのですが、どうも進みません。

今の生活は、集中出来る時間がとても短く、思考がなかなかそちらに行かないようです。

20分くらいで書けるブログで皆さんと繋がっていられたらと、私の気分転換も兼ねて綴っています。

また、いつでも電話が出来るようにスマホを常に身につけている生活なので、写真撮ってアップしやすいというのもあります。

良かったらお付き合い下さいませ。

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