消極的貯蓄＜積極的収入

【ドラッグストア】“激安”でも損することも!? お金の専門家が教える「落とし穴」＆対策法

こういう【少しの節約を積み重ねて行けば年間で数万円のお得になりますよ】という記事ってよく見かけますが、
個人的にはこういうのは嫌いです。

ここではドラッグストアで安売りで積まれている商品を見て嬉しいと思っても、
他の店と比べなければ本当にお得かどうかは分からないと評しています。

しかし、他の店というのを引き合いに出すのであれば
次の店に行ってもやっぱり他の店の方がお得かもしれません。

ということはそもそもその行為によって得をしているのかどうかもよくわかりません。
また同じ記事の中でドラッグストアではついつい余計なものまで買ってしまうことが無駄遣いになると言ってる一方で
その『余計なものを買ってしまう行為』に対しては何の対策も講じていません。

ここで書かれているやり方では大前提としてどのくらい得をしているかは不明確ですが、
一つ明らかなことはこの買い方によってＡという商品はこのお店、Ｂという商品はこのお店、Ｃという商品は・・・
そうなると数件のお店を回ることによって消費する時間的な損失に対して何の言及もありません。

この記事ではかなりのドラッグストア好きを基準にしているのか
『週３回行く⇒年間１５０回行く⇒毎回２００円節約できれば年間３０，０００円のプラスになる』んだそうです。

それではこれを労働対価と考えましょう
毎回の買い物で１時間余計に使ったとすると毎週３時間消費しているとすると年間１５０時間消費にしています。
もちろん仕事と考えれば１時間という単位はありませんので、さっさと帰って休憩に充て、毎週１回３時間の副業をすれば
時給１０００円としても毎週３０００円、年間で×５０とすれば実に１５０，０００円・・・

ドラッグストアで安売りしている程度のものならどこで買っても大差ないと思いますし、
繰り返しますが、いろんな店を回っても本当に得しているかは分かりませんが、自分で稼ぐことを考えればいくら得したかは明確にわかります。

当たり前の話ですが
時間はどこにも売ってません。

マイナスを減らしても収入以上にはなりませんが
プラスを増やす行為には上限はないのですし、
その方が経済も回っていくと思うのです。

運転免許取消処分の回避＆軽減が専門の内村特殊法務事務所
代表：行政書士：内村世己
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