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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

軽減されなければならない!

2017年09月09日 | 交通違反
今回の御依頼は死亡事故、
しかし通常の死亡事故とは少し違って、
御依頼者様は特に違反もなく、通常運転でした。

すると前方に道路を横断しようとする人を見つけました。
まだだいぶ間隔もあるからと、その人の動きも気にしつつ運転していると、
対向車線に車が来ているにもかかわらずその被害者は横断を敢行!

そのまま1台目の車に撥ねられ、
御依頼者様の車に向かって吹っ飛んできました

あまりの事になすすべなく衝突して被害者死亡・・・

被害者やその御遺族の方には申し訳ない言い方ですが、
むしろこっちが被害者だと言いたいです。

さて、
重大な事故でも予想することが完全に不可能な事故の場合、
点数自体が付かない事もあります。

例えば飛び降り自殺の落下点にいたなどです。

本来ならば今回も点数無しを狙っていけるレベル、もしくは出頭通知の時点で最初から免許停止になる状態で進めることもできたはずですが、
御依頼を頂いた時点で既に最後の場面である意見の聴取の日程も決まっていて、そこにはばっちり『免許取消の対象』であることが明記されていました。

※この県の場合は点数が取消基準に達しているけど免許停止に扱われる場合は出頭通知が違うのです。

僕はこういう事故の場合、いつも言ってるんですが『絶対に軽減されなければならない』と思っています。
その一方、県によっては今回のような事故でも軽減されない県もあります。

地域によって差があるのは不公平だという人もいますが、
厳しいところで揃えるくらいなら、分かっていれば良い面を享受できる今のシステムの方が僕は『有利な立場』なのでむしろ歓迎です。

そして入念な準備を整えて意見の聴取に同行。
今回の聴聞官はなかなか厳しい口調で、御依頼者様の視界に被害者が入っていたのであればそれの対処をする責任があり、
本来禁じられている自動車の運転という特別な資格に伴う責任とは、結果に対する責任も当然に含まれるというものでした。

なるほど、確かにその通りです。

しかし僕のターンになればこっちも言いたいことは山ほどあります

とはいえ、
聴聞官も口調は厳しいもののこちらの話もきちんと聞いてくれ、
結果は180日の免許停止に軽減成功。

僕としては再送からの点数抹消を狙ってましたが、出るべき結果が出たのは良かったです。

御依頼者様とその奥様も大変喜んでくださり、僕も感無量です。

そして今回の御依頼様は「是非この話使ってください(笑)」とのことで
記念撮影まで申し出てくださいました

こういうのって嫌な思い出なのであんまり形に残したくない人も多いんですが、
ノリの良い御依頼者様で嬉しかったです。



運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
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