「健康で文化的な最低限度の生活」・・・・という漫画

週刊スピリッツでちょっと前から始まってる
生活保護の支給側(ケースワーカー)からの視点で描いた漫画です。

主人公はちょっと抜けてるけど真っ正直な女の子、
党是に論な問題を抱えた受給者に右往左往していく様子が描かれます。

さて、
僕はこの漫画は連載初回から読んでいますが
今のところは多少問題がある受給者もいますが(それでもかなり不愉快な受給者ですが)
致命的なほどの犯罪者という程ではなく、まだ『多少問題のある一般人』であって
『プロ受給者』とまではいきません。

ただ、基本的に受給者の大半はロクな人間ではありません。

その一方
生活保護という制度自体の欠陥も見え隠れしてくるように感じます。

そこにあるのは『何も考えなくても生きていけることの弊害』だと思います。

能力を持てというのは酷な面もあるかもしれません
しかし何も考えなくても生きていけるのは、生物として正しいありようではないと思うのです。

生活保護は制度としては必要だと思います。
しかし
今の生活保護は誰も救えない制度だと思います。

「実際の現場をどのくらい知ってるの？」と聞かれましたら
「そもそも出身が大阪の『そういう地域』でしたから、悪人なら山のように見てしまいました・・・」と現実の一端をお伝えしますので
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