内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

実は非常に難しかったりします

2013年12月30日 | 交通違反
先日の御依頼、
テーマは人身事故、
被害者様の怪我はかなりの重傷ですので
長期の治療期間もしくは後遺症もあり得ますので
この事故一発で15点が付いてしまう可能性もあります。

幸運だったのは
事故直後に御相談を頂いていた事、
無料相談の時に「相談はいつするのがベストか?」というよくある質問に対し僕は
「早いことにはメリットしかなく、遅いことにはデメリットしかありません」と答えます。
つまり『明日はもう時間切れ』なら今日のうちに始めなければなりませんが『明日からしかできない』のなら
今日は準備だけしてればいいのです。

つまり
早いことは選択肢が増えるということに他なりません。
そこで、まずは点数が実際よりも軽くなるように仕向けます。

治療期間などから15点になるのか
あるいはもう1段階低い11点になるかは微妙なところでしたので
この部分を11点に落とす作業をしていきます。
(まだ点数は確定していません)

次に、点数調整が上手く行っても11点より下げることは不可能です。
ということは御依頼者様は特に違反歴等は無かったので
上手くいくことが前提でも60日の免許停止です。

しかし
自営業の御依頼者様にとって1カ月運転できなくなるのは大変です。

そこで
60日の免許停止であれば短縮講習を受けても運転できない期間は30日、
しかし30日の免許停止に短縮できれば1日の講習で終わりです。

前段階の点数調整は出来ているものと仮定して次の段階に進みます。

長期の免許停止や免許取消の場合には前歴があったり
違反そのものが悪質なものだったりするので軽減のハードルが高いと思われている方もおりますが、
例えば90日の免許停止が60日に軽減されることはよくあります。
しかし60日が30日に軽減されることは比率で言えばはるかに少ないです。
それは90日免停のままなら短縮講習を受ければ45日に
軽減された60日免停であっても30日運転できません。
つまり両者の差は実質15日しか変わっていないということになります。

それに比べて
60日免停の場合には短縮後は30日
しかし30日免停なら短縮後は1日
単純な数値なら30分の1、ほとんど何も無しになっていることに等しくなります。

しかし今回の御依頼者様の場合には
運転できなくなるということ自体が死活問題ですので
60日からの軽減措置を狙いました。

これも速い作業が必要ですのでかなり急ぎました。

すると目論見通りに
免許センターから御依頼者様に「点数は11点、これは変わらないけど処分は60日ではなく30日の免許停止になります」
という電話が入りました。

というわけで結果は
本来15点になるであろう事故でしたが点数は11点に変更成功
更に11点で本来なら60日の免許停止は更に軽減されて30日に♪

この後講習を受けて1日で終了です。

御依頼者様の会社も揺らぐことなく新年を迎えられて僕も嬉しかったです。

「で、お値段は?」と聞かれましたら
「今回はあまり詳細な値段は出されない希望でしたので『10万円もいってません』ということで御容赦ください」と答えますので
相変わらずの破格値に感心しつつ↓に一票よろしくお願いします
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