それぞれの試合

17日は新宿のプロ修斗公式戦で
同じジムに所属しているプロ選手2里が出場した。

一人は
格闘技経験まったく無し、
高校時代に少しサッカーやってただけ
それでもコツコツと頑張り続け
今では国内トップクラスのグラップラー(組技系格闘家)として
世界でもトップクラスにハイレベルなプロ修斗ライト級で
玄人人気を博している。
朴訥な外見ながら、キックボクサーとでも打ち合い上等の
熱い試合をして、たとえ打ち負けても退かない人だ(笑
今回も1ラウンドはかなり追い込まれていたようだが
2ラウンド早々三角締めで一本勝ち！
僕のジムでも密かに『一番伸びた人』と称されている。

もう一人は
僕が入門した頃にも面倒見てもらってた先輩だ。
膝の前十字靭帯損傷と、怪我も僕と同じだが
この人の場合、2度の手術を経ての復活だ、
普段は軽いノリで
おちゃらけキャラだが
格闘技に対する姿勢は誰もが認めるところだ。
今回の試合も、本来なら前回の試合が復帰予定だったが
新型インフルで欠場、満を持しての復活劇だった。

結果は
腕十字で一本負け・・・

出た結果は仕方ない
大事なのはそこに至るまでと
そこからを含む生き様だと思う。

40歳で
世界最高峰の舞台に上がれる身体を作るだけでも
尋常でない自己管理と練習を積み重ねなければならないだろう。
もちろんプロとしての仕事は『その先』だ。

結果に対して外野がとやかく言うことではない
今はただ、いつものように

「おつっす」

と笑っていよう

内村特殊法務事務所
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