隔週に発行される「情報You」、
各家庭に配られている(各戸無料配布)ので読者は多い、「情報You」からいろんな情報を取り込んで日々の生活に生かされている方は、多いと思います。
たまたま今週号の記事を読んでいて感じたこと、「
NINJAフェスタ関連」の投稿記事だったんですが、“目からウロコ”の投稿でした。
そして、それに対する「回答」も“お見事!!”
ですが、本来の「取材姿勢」があったのかどうか・・・その投稿の背景にはどういう「声」があるのか、ちゃんと取材してくださっていたのかどうかは、ワタシにはわかりません
そこで、同じように「NINJAフェスタ」に関わる者として、一方の意見があれば他方の意見もある!ということでワタシなりの『NINJAフェスタへの思い』を・・・書かせていただきます。
【なぜ、現在の形のNINJAフェスタが8年間も続いたのでしょう。
そこらへんで開催されている『1日限り』のイベント(お祭り)でなく、「4月から5月のGW最終日まで」というロングラン・イベントが続くには訳があります。
このロングラン・イベントに関わるボランティアスタッフにとって、確かにこの期間しんどいこともあります。たまに過労で倒れる人も出ます。そりゃそうです、平日仕事をしている人たちにとって週末の土・日曜日は「休息日」であり、子供たちがいる家庭にとっては「プチ旅行日」かもしれません。
しかし、ここ伊賀上野城下町、いわゆる中心市街地(まちなか)にとってはとても大事な月間イベントとして定着しており、「お客様に喜んでいただきたい!」という気持ちがふつふつと湧いてくるので、自分の休日は二の次になってしまいます。
どんなことをしているのかというと、迎える側ももちろん「忍者でお出迎え」なんですが、
①伊賀を訪れたお客様は「忍者に変身して、

まちなかを歩きます」。
②まちなかに忍者が隠れ、その隠れ忍者を「捜します」。
③週末ごとに「まちかど忍者道場」(7箇所)が開かれ、「忍者の修行をします」。
④犬も「変身」します。
⑤週替わりで各種イベントも開催されます。
それぞれのお客様の好みによって、伊賀上野城下町を一日中散策していただこう!というイベントです。忍者として挑戦するべきことがあまりにも豊富なため、一日では周りきれないこともままあります。
だから、無理をしないで、また一日ですべてに挑戦しようと思わないで、『
もう一度、もう一回、伊賀上野城下町に行きたい!』というリピーターを増やすためのイベントを目指しています。
実際にリピーターの方は数多く、毎年「春は忍者になって、伊賀上野で遊ぼう」という家族、社内研修にて「伊賀で忍者の修行を積もう」という企画があったり、春休みの子供会行事に組み入れられている団体さんなど、道場でボランティアスタッフをしていると「ああ、今年も来てくれたのね」という“嬉しいシーン”に出会うことがいっぱいあります。
伊賀上野の城下町には多くの「町」があります。それぞれの町で1ヶ月以上のイベントを乗り切るために、お客様を迎えるための準備をします。当然、「当番制」をとるところもあれば、各企業さんにお願いして「動員」という形で協力していただくこともあります。
とある「まちかど道場」では、せっかく遊びに来てくれた家族やその子供たちのためにと、1年かかって『紙手裏剣』を何千個と折ってくれるおばさんがいます。
自然発生的に「今年もフェスタが近づいてきたね、ずっと予定は空けているからいつでもお手伝いするね」と申し出てくれる人もいます。
何故、このNINJAフェスタが何年も続いているのか・・・それは、
「お客様と一緒に、楽しもう!!」、これに尽きると思います。
心からの「おもてなし」をすれば、必ず「笑顔」がもどってきます。
この「笑顔」のために、ボランティアとしてこれからもずっと楽しみたいと思っています。
そんな楽しいことを教えてくれたのが「伊賀上野NINJAフェスタ」なのです。】
まちかど忍者道場:ボランティアスタッフより