ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

2023・7月のじゅごん茶話会の報告です

2023年07月22日 | ジュゴンブログ
こんにちは
6月23日沖縄の慰霊の日をはさんで6月21日~26日は沖縄に居ました
それで6月のじゅごん茶話会はお休みしたので
2か月ぶりのじゅごん茶話会を7月20日(木)にひらきました
暑い中参加してくださった皆さんありがとうございました

今回は4人でのおきなわ旅の報告です


6月23日に配られた沖縄タイムスの「慰霊の日特別号」です

報告の前に少し前振りを
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6月23日前後には特集が組まれます
「沖縄慰霊の日 記憶たぐる営みは今も」
「平和願う 問う 沖縄 慰霊の日」
「むごい沖縄戦 声を上げ続ける 自衛隊増強 重なる記憶」
「沖縄の壕 女性と子の遺骨 『軍民雑居』命より防衛優先」
「沖縄戦 巻き込まれた住民 対馬丸1484人犠牲『危険な中 避難させられた」「戦争回避に力を注ぐべきだ」
「民間人に犠牲強いる 戦争の革新」
今回訪れて教えてもらった、石垣島なと八重山諸島で起きた「戦争マラリア」の記事もあります
(朝日新聞より)
見出しを見ただけでもわかってきます
今のウクライナでの戦争と重なる部分もあり
戦争はしてはならないとわかります


なのに逆行している日本の軍事化、、、
殺傷兵器の輸出まで、、、
それは平和国家でなくなるということ
軍事国家になるということ
憲法9条をないがしろにするということ
よし、としないならばNOの声を行動を

それから「けーし風」118号より
「ミサイル配備ではなく平和外交を」の声の広がり を読み合せました

目の前に押し寄せる軍事化への危機感
歴史をふまえての反戦・平和への強い思い(願い)が伝わってきます
(あえていう)本土との違いは大きいです

そして、おきなわ旅の報告をしました
詳しくは、ブログをご覧ください
沖縄旅報告1日目 那覇~名護・本部
沖縄旅2日目 名護東海岸Hope Spot看板~西原町「月桃」歌碑1周年の集い
沖縄旅3日目 不屈館~魂魄の塔
報告 石垣島に行ってきました~自衛隊基地の現状
報告 石垣島に行ってきました~「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」と出会う

沖縄戦の記憶を風化させない
歴史から学び、受け継いでいく
そして、今の軍事化を止めていくこと
戦争を考える旅になりました

お土産のちんすこうとクッキー、月桃茶とコーヒーでお茶タイム
(畑でとれたピーマンの差し入れもありました

後半は、石垣島での「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」との交流を撮ったので、皆で観ました

オバーたちの会の中心的存在の山里節子さん

ビデオを観ているとその時の“熱”が思い出され
本当に貴重な時間だったと改めて思います
ビデオ撮影したKさんが書き起こしをしてくれていました
ほんの1部を抜粋・要約します
「 自衛隊基地に反対してオバーたちの会を立ち上げて、何ができるかをみんなで話し合って
 週1のスタンディングを始めて8年になります。この島は戦後平和そのもので過ごしてきて78年です
 こういう状況になって、陸自の駐屯地ができ、人工アイランドに海自がくるだろうとみんな見ている
 宇宙部隊の用地が確保されている。着々と陸自の次は海自で。PAC3、ミサイルもやってきたし
 住民のわからないところで進められている
  太平洋戦争の時は住民全部動員されて鍬やツルハシや鎌で作業をさせられた
 戦争といえば女、子どももなく駆り出されることを身をもって体験した
 戦という言葉は大和の借り物。戦争、戦という言葉は八重山にはない
 それのない世界で連綿と生きてきた
  歌を日頃から愛していて、戦争が来ると命と一緒にそれが奪われる。それが嫌で。
 ヨーヨーヨーはわらべ歌。とても短い歌で言葉もやさしいし、リピートしてもらえる
 先代が残してくれた文化遺産のおかげで、それに支えられて、こぶしを振り上げるではなくやっている
 平和を守ることと自然を守ることは根っこは同じ。哲学。」
「戦争を止めるのが第一。戦争はイヤだ、の気持ちを一人でも二人でも増やしていきたいですね」と力強い
(ヨーヨーヨーはスタンでイングや抗議の時などに歌われています。テーマソングのようです
 私は、弾薬が搬入される時の映像でしょうか、節子おばぁがヨーヨーヨーと歌っているのを観て
 心が揺さぶられ、お会いできたらいろいろ教えてもらえたらと思っていました)

あらためてビデオを観て、こんなに深いことを教えてくださったのだとわかりました
また、ビデオを観る機会があればいいなと思っています

最後にともにがんばりましょうと励まし合いました
それをふまえて、Kさんからの提案で、一度の交流で終わりではなく
つながり続けたい。今日のビデオを観た感想をまとめてオバーたちに届けようということに


バナーを手渡して記念撮影
 
辺野古のキャンプシュワブゲート前では、90歳を超えた島袋文子おばぁが座り込まれている
石垣島では85歳の節子おばぁががんばってられる
他にも頑張っている方はたくさんおられる
私は、私たちはどうがんばっていきましょうか
受け止めたいと思います
また会いに行きたいな


本土に向かって“怒”を発しているようです


石垣島にも月桃が咲いていました


次回のじゅごん茶話会は8月24日(木)14時からです