ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

2023・5月のじゅごん茶話会の報告です

2023年05月27日 | ジュゴンブログ
暑くなってきましたね
ヒロシマのあの夏をおもい、G7ってなんだったのだろう???
流されずにしっかり考えようと思いながら
5月25日(木)にじゅごん茶話会をひらきました

●いろいろ資料を準備して語らいました



最初はいつも通りに辺野古の近況をシェアしました
・安和・塩川での阻止行動の様子、土砂を運ぶダンプを少しでも止めようと続けられている牛歩行動のことをシェア
 「自然保護は今生きている私たちの責任」
 「米軍基地より ジュゴンが泳ぐ海がいいな」と書かれた横断幕が貼られています
・4月25日の辺野古新基地建設阻止海上大行動の様子
  辺野古の海で埋め立て作業が始まってから6年。抗議船6隻、カヌー35艇がでて、海上行動が行われました

それから、聞いてないよーーーと叫びたくなるほどですが
どんどんと軍事化が進められています



朝日新聞の記事です
「NATO東京事務所 調整 ロシア・中国への対応念頭」 2023・5・11
「武器輸出緩和 殺傷兵器は容認できぬ」 2023・4・30
「防衛産業「国有化」可決へ 衆院本会議 支援法案、懸念の声も」 2023・5・9
「沖縄3島 PAC3の配備進む」 2023・4・25
「ミサイル部隊配備 与那国住民に説明」 2023・5・26
「沖縄 進む自衛隊増強 復帰51年」 2023・5・24
「沖縄復帰51年 犠牲強いる構図直視を」 2023・5・16
「国防最前線の島 溶け込む自衛隊 沖縄復帰51年」 2023・5・14
「沖縄復帰51年 消えぬ苦悩 辺野古 抗議と排除」 2023・5・16

なぜ止められないのだろう
どうしたら止められるのか
みんなで話し合う

●次に、少し頭を切り替えて、SDCCの国際的な取り組みを紹介
「やんばるの森を真の自然遺産に」の取り組みを続けています
国際NGO, World Heritage Watchと連帯して、ユネスコ世界遺産センターやIUCN(国際自然保護連合)に働きかけています

World Heritage Watch(ベルリン)が主催するNGO-UNESCO対話Forumが3/27-29に開催され
29日の自然遺産のセッションにSDCCの国際担当の吉川さんが参加しました
世界遺産センターやIUCNと直接、世界自然遺産やんばるの森の問題について議論することができました

そのことが報道されました
NGOがユネスコにやんばるの森の問題を訴える 琉球朝日放送 報道制作局 2023年4月5日
「世界遺産に関連する問題解決に取り組むNGO「World Heritage Watch」の会議が先週、開催されました
オンラインで参加した吉川さんは 跡地にある廃棄物の実情を訴えました」

1つ1つ取り組みが成果を上げています

そして、けーし風117号より 
「特集”軍事化”の波をおし返す 直接行動の現場から学ぶ反戦の所作」上原こずえ(東京外国語大学教員)著と
伊江島わびあいの里発行の「花は土に咲く」第19号の阿波根昌鴻さんのメッセージを読み合せました

一人一人が権力の望まない主体になって、さまざまに創意工夫して抗おう!と学びます

北海道のお土産や、クッキーなど差し入れと一緒にお茶タイム ほっとひと息
Kさんが、5・21に沖縄県北谷町で、沖縄を平和発信の場に!と開かれた平和集会のことを話してくれました
「争うよりも愛しなさい」というメッセージ
世代を超えてつながり、子どもたちや家族連れなどたくさんの人々が集まったそうです
いいな~と思います
うむい 争うよりも愛しなさいという歌詞 心に響きます
平和へのおもい~沖縄戦の実相、おばあたちから受け継ぐ願い~若者が受け継いでいく、そしてそのうむいは広がっていく

●後半は、話題を変えてPFAS汚染とミナマタのことをつなげて考えました
米軍基地周辺などでPFAS汚染が明らかになり、大きな問題になっていて
飲み水や地下水の汚染で健康被害が心配されています
世界では規制が強まっている状況です


大阪では、ダイキン工業による排水での汚染がわかり
市民が立ち上がり、取り組みがなされています
署名を集め、「汚染被害の調査と対策」を企業、国、府、市へ要請されています

なぜ、有害な化学物質が排出され続けているのか、、、
なぜ、過ちは繰り返されるのか、、、
水俣病事件のことを思い出します
そして、フクシマの汚染水のことも

1972年10月の水俣病第一次訴訟の全面勝訴と言える判決
「本来工場は住民の生命健康に対して、一方的に安全確保の義務を負うべきものであり
 その生産活動を通じて、環境を汚染破壊してはならず、地域住民の生命健康を侵害し
 犠牲にすることは許されない」とチッソの過失を認め、」(過失論)(ごんずい168号より抜粋)
とあります
なぜ、この過失論がいかされていないのだろう

●文明の墓場

こんな記事がありました
「『文明の墓場』は、過剰消費や技術の進歩を求めることから脱却し、
貧しくても幸福感のある「貧幸」な社会に戻るべきだとメッセージを込めたという
最新テクノロジーを用いて環境問題を乗り越えようとする現代の風潮には強い違和感を抱く」(記事より抜粋)

今、大転換の時だと思う
声を上げている人々に連なり、ともに声を上げ
1つ1つの問題に向き合い
できることに取り組んでいきたい

語り合う中で、今日のテーマは「愛」だね
愛が足りないから、さまざまな問題が起こってると
愛をもって愛を広げていこうーと思います

次回は、7月20日(木)です
  ※6月は都合によりお休みです

番外編
6月に石垣島に持って行くバナーにみんなでメッセージを書きました










5/21ピースフェスタinおおさか 参加報告

2023年05月22日 | 活動報告

5/21(日)大阪扇町公園で開かれたピースフェスタinおおさかにブース出店してきました。


防衛費をどんどん増やして、戦争する国になっていく日本。
市民の暮らしのための予算はどんどん減っていく。
金持ちは公助で守られ、貧乏人は自助、共助って、おかしいやん、
なんのための政治ですか?
川口真由美さんが、今の政治の理不尽を歌いあげました。
ステージは、その後も中川五郎さんはじめ、色んなミュージシャンで盛り上がりました♪


自民、岸田政権にNO!
踊って歌って、元気に乗り越えていこう!変えていこう!

辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動、神戸行動のブースでは、
”ジュゴンすくい(救い)”を子どもたちが楽しんでいたし、
労組やフェアコープや、たくさんのブースで物販&食べ物販売があり、
たくさんの人でにぎわいました。


ジュゴン保護キャンペーンセンターは、署名とグッズ販売のブースを出しました。
HopeSpotのリーフレット、シールが大好評。
署名がたくさん集まりました。
グッズもいっぱい売れたのですが、その場でカバンや帽子に付けてくれる人がいたり、
これから友だちに会うからと、まとめて買ってくれたり、
きっと、私たちの手を離れた後も、ジュゴンが辺野古のことを
広げてくれることと思います。

ZAN

防衛省、環境省からの無責任な再回答~4月14日交渉をふまえて

2023年05月20日 | ジュゴンブログ
            (琉球弧の軍事基地化に反対するネットワークのブログより)

4月14日防衛省、環境省交渉を持ちました。
下記のブログで交渉内容は報告しましたが、
積み残しの回答については伊波洋一参議員事務所にお願いして、文書回答を求めました。
(参照)防衛省交渉1防衛省交渉2
    環境省交渉1環境省交渉2

 昨日届いた防衛省、環境省の積み残しの回答を以下紹介し、批判します。

(防衛省)
1.設計変更申請が軟弱地盤を改良するためであることを「米側に伝えている」と回答しましたが
 「米国政府は承知している、了解している」とは回答しませんでした。

 その点について再質問でも、
 「閣僚級を含め様々レベルにおいて、
  辺野古移設が唯一の解決策であるという方針について確認してきている」
と、
 「設計変更申請について了解している」とは回答しませんでした。

  *昨年9月の米国連邦議会軍事委員に送った書簡や
  今年3月の玉城デニー知事の訪米などで日米間の市民レベルでのつながりが強くなってきたから、
  防衛省は安易な回答ができなくなっているのです。


2.「土砂作業船が出す水中音」がジュゴンに与える影響を少なくするために、
 環境影響調査の対象にすることを求めてきました。
 防衛省は「土砂作業船が出す水中音」が調査対象であるとしましたが、実行していません。

 その点についての再質問に、
 「土木工事だけでなく船舶騒音も考慮したうえで、ジュゴンに及ぼす影響を予測している」と曖昧に答えることで、
 「土砂作業船が出す水中音」については無視しています。

 *埋め立て土砂を本部港などから運搬する作業船が、
 古宇利島周辺から東海岸に回遊するジュゴンに影響を与えているから調査できないのです。
 ジュゴンに影響を与える土砂作業船の夜間航行を直ちに中止すべきです。


3.昨年7月にジュゴンの糞が辺野古近隣の久志沿岸域で発見されました。
 環境監視等委員会の目的が「ジュゴンなどの保全を助言すること」であるにもかかわらず、
 3人の委員は沖縄ジュゴンは絶滅したと主張する一方、
 沖縄防衛局の調査ではジュゴンの食み跡すら発見していません。
 すなわち、沖縄防衛局の調査方針や委員会の助言に問題があるのです。
 久志沿岸域でジュゴンが発見されたことについて、直近の委員会で議論することを要請しました。

 その点についての再質問に、
 「引き続き、環境監視等委員会の指導・助言を踏まえつつ、環境保全措置を講じることで、
  ジュゴンへの影響に配慮できると考えています」
 「委員会の議題については、沖縄防衛局における調査の状況や
  専門家の委員のご意見をふまえつつ検討されるものであり、予断を持ってお答えすることは困難です」

  と独善的な回答をしています。

 しかし、5月17日沖縄タイムスは前日に開かれた第43回環境監視等委員会で、
 中村委員長が沖縄防衛局に沖縄県の調査内容を精査することを求めたと報道しています。
「県ジュゴン調査 分析要求 環境監視委、防衛局に」
「精査の必要性に疑問 ジュゴンふん鑑定で県 環境監視委、国に助言」

 *環境監視等委員会も沖縄ジュゴンを守る市民の取り組みを無視できなくなってきているのです

(環境省)
1.昨年12月生物多様性条約COP15で採択された「30by30」をふまえて、
 日本政府は「生物多様性国家戦略」で目標達成するためのロードマップを策定しています。
 その際、2014年3月に決定した「生物多様性の観点から重要度の高い海域」を対象にするのですね。
 「利害関係者との調整結果をふまえて検討する」としていますが、
 調整する判断基準は「生物多様性を重視する」以外の基準はあるのですか。
 大浦湾には絶滅危惧種を含む5334種の生物が確認されています。
 COP15差採択された基準では海洋保護区の対象になりますね。

 その点についての再質問に、
 「生物多様性の観点から重要度の高い海域」であることをもって、
 直ちに海洋保護区や30by30目標の対象になるわけではありません。
 海洋保護区の指定については当該地域の利用形態なども考慮して検討する。
 確認されている生物種の数をもって、海洋保護区の対象になるわけではありません。


 *「利害関係者」とは防衛省、外務省をさし、
  「当該地域の利用形態などを考慮して」は新基地建設のことを意味しています。
  生物多様性条約COP15の肝は、生物多様性の保持の観点から2030年までに
  「重要な地域の損失をほぼゼロにする」を盛り込んだことです。
  新基地建設を優先することは生物多様性条約COP15で採択された「30by30」を無視することになります。


 Hope Spotキャンペーンを広げましょう。

2.在沖海兵隊が作成した「19年版統合管理計画」は世界遺産センターに提出するのですね。
  米軍の訓練による影響を調査しないのですか。世界遺産センターやIUCNに報告しますか。
 
 その点についての再質問に、
 米軍の文書なので、世界遺産センターに報告しない。
 米軍の演習による影響に特化した調査ではなく、
 種の保存法にもとづく国内希少野生動植物種のモニタリングは引きつづき実施する。 
  など、交渉での回答から180度変わりました。


 *世界自然遺産推薦書に添付した「日米合意文書」(5-53)をふまえて、
  交渉を継続します。

(参考)
琉球放送(RBC) 5月17日「辺野古海域で確認された『ジュゴンのふん』 環境監視委が防衛局にも分析を求める」

 ジュゴンの保護者より




毎月15日はジュゴンの日

2023年05月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日 5月15日は沖縄が日本に復帰した記念日です

    

戦後27年アメリカの統治下におかれた沖縄が 51年前の5月15日に日本に復帰しました。
 基地のない島での復帰を望みながら、今なお日本の約70%の米国基地は沖縄に集中しています

    

今週にも梅雨入りかといわれている沖縄、今は月桃やテッポウユリがあちらこちらで咲いています。

   
            (5/10沖縄タイムスより)

久しぶりにノグチゲラの姿を目にしたのでご紹介
やんばる地域にのみ生息する固有種で絶滅危惧種であり、国の天然記念物に指定されています。

ジュゴンヤンバルクイナと共に保全に関する勧告がIUCNで採択された仲間なのです

   

自然豊かで生物多様性の宝庫の島 平和力の強い沖縄
 米軍基地、自衛隊基地、ミサイル配備と「軍備増強」まっしぐらに感じるこの頃・・

ダメなものはダメです。過ちを繰り返さないって約束を守りましょう