ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

第22回 満月祭り

2023年10月30日 | ジュゴンブログ
10月29日(日)大浦湾・瀬嵩の浜で恒例の満月祭り が開催されました。
 22回目コロナ禍で4年振り

  

まだ少し明るい中始まりました。司会はもちろん琢磨さん 嬉しそうですね

       

オープニングは区長夫妻によるかぎやで風でスタート

  

まよなかしんやさんが あそこから月がでるよと指さした先に

  

出た出た満月 でっかいぞぉ

  

  

長年開催してきた「満月祭り」でも開催日に旧9月15日の満月の日が重なるのは初めてなんだそうです ラッキー

  

 私たちSDCCからはHOPE SPOTとは という解説 「満月まつりで」という素敵な曲を披露
お聞かせできないのが残念 素晴らしい歌詞だけでもご紹介します

  

  

「満月まつりで」  作詞:吉川安一  作曲:鳩間いずみ

  美しい満月は     大浦湾の海を照らし
  瀬嵩の砂浜は     人々が集い
  声を高らかに     海は命の母
  平和を歌い      平和を踊る

  音寄せるさざ波は   反戦の調べ奏で
  サンゴや魚、貝    ジュゴンが歌う
  海の万物が      空と山を呼ぶよ
  ふるさとの海は    世界の宝

  緑萌ゆる海草は   辺野古の海を包み
  チリビシの青サンゴ 過去・未来語る
  地球に唯一つ    ここは希望の海
  満月まつりで    平和を創る

この歌詞の通り 希望の海この素晴らしい場所を広めて未来に繋げよう
 HOPE SPOTの看板除幕式に駆けつけたデニー知事からのメッセージもあり

 

前夜に続き屋良衆議院議員は駆けつけてくれました

 この後も満月に照らされ催しは続きます

 

波の音をききながらのフラ 素敵だなぁ

 
 

小さい時からキャンドル行動をして、平和について 地元の自然の豊かさ素晴らしさを発信してくれている和希ちゃんの
 手話パフォーマンス

 

「平和」という手話を教えてくれました 
戦争中の1944年に出来た手話なんだそうです、戦争中に「平和」という手話が作られた・・・

 

トリは海勢頭バンド ジュゴンちゃんも踊っていました(写してなくてごめんなさい)

 

みんなでカチャーシー踊ったよ 満月キレイだった

 

記念撮影、パチリ

 

 


 

お帰り!屋良議員・激励会

2023年10月29日 | ジュゴンブログ
10月28日(土)大きな月に見守られ、名護市内の公民館で
 繰り上げ当選となった屋良朝博衆議院議員の激励会が行われました

  

大勢の支援、応援者が集まっていました デニー知事と小沢一郎議員も駆けつけています

  

デニー知事は「対話なくして未来はない」と30日からはじまる国の代執行訴訟を前に意気込みと決意と共に
 帰ってきた屋良議員に壇上の大きな花束を贈呈されました



ジュゴンを守ると言って全く約束を守らないとも言ってくれました
 辺野古唯一というが理由が説明できないから対話をしないのではないか



小沢一郎議員(TVのまんま、お元気だなぁ)
 仲間のひとりが国政に帰ってきた事を嬉しく思うと激励、
また政府与党と真っ向勝負している知事を応援しようと会場を盛り上げてくれました
 アメリカと話し合いのできる政権を作らなければなりません



沖縄選出の国会議員も一同に集まり、これは沖縄県民が背中を押した一議席です
 沖縄県民の声を国会へ届けますと誓ってくれました

 
                     (10月28日 沖縄タイムス記事)

宣言通り声を届けてくれています

 

「うりずんの会」も5名になったと喜び、次なる選挙は必ず勝ち取ろうと応援、支援をお願い

 

頑張ろう三唱で締めました。

 

応援します、してます チバリヨ

 

2023・10月のじゅごん茶話会の報告です

2023年10月21日 | ジュゴンブログ
秋晴れのさわやかな日
10月19日にじゅごん茶話会をひらきました


世界で起こっていることに思いを馳せる
ロシアはウクライナ侵攻を止めず、ウクライナは抗戦し、戦闘は続いている
終わらない、止められない、、、
なぜ、と思っていたら
今度はイスラエルがガザへの地上侵攻かという状況
何ということでしょう

今回のじゅごん茶話会は11月4日に予定している
街頭行動の打ち合わせ、準備をする日

その前に、まずコーヒーとおやつで、心を落ち着けて
今起こっていることなどをおしゃべりしました
ガザで起こっていること
戦争が止まらないこと
宗教なのか、支配欲なのか、権力欲なのか、お金、領土なのか
問題の本質はどこにあるのか
いろいろなことを話し合いました
いろいろなことを話していると
いま私たちにできること、していきたいことははっきりしているね、と

平和を求め続けること、だまっていないこと
国や宗教や様々な違いを乗り越えて
どの命も大切だから
共に生きて行こうと呼びかけ続けること
そんな世界をつくっていくこと
どんな相手をも包み込んでいけるような、そんなやり方をしていきたい
難しいかもしれないけれど、そうしていきたい
そして、それはきっと足元から

ほんの小さな1つの取り組みだけど、11月4日の街頭行動をがんばりたいねと
思いはふくらみました

途中で、辺野古の近況を少し

辺野古の海を埋め立てる設計変更を不承認とした玉城デニー知事
「承認するという立場には立てない」と
国の圧力に負けなかった知事
支えようという民意は大きく強くなっています

新しい軍事基地建設を止めよう
戦争への道に歯止めを
辺野古新基地建設を止めることは、平和へ向かう1つの道です

街頭行動では「NO WAR・命どぅ宝」を中心に
パネルを展示し、署名やメッセージを集めます




準備するものを確認し
街頭行動するときに心がけていること、工夫していることなどを共有しました
当日、どんな感じになるか楽しみです
たくさんの人に伝わると嬉しいな~
笑顔 笑声 笑心で


朝日新聞のこの記事のハルモニ(おばあさん)の言葉が心に残っています
「若い犯人は貴重な人生を棒に振ってしまったな。
 ビールでも飲んで一緒に語れば、そんなことはしなかっただろうに」
強く優しい心のハルモニ

みんな語り合いましょう
そんな思いも込めて
街頭行動をできたらいいなと思っています





10/15第6回ジュゴンオンラインセミナー「ホープスポットー辺野古・大浦湾を海洋保護区に」報告

2023年10月17日 | 活動報告
10月15日、ジュゴンの日にオンラインセミナー「ホープスポットー辺野古・大浦湾を海洋保護区に」を開催しました。


講師は、北海道大学名誉教授で、海草生態系の群集生態学とジュゴン研究にも従事された向井宏さんです。まずは、ジュゴンのお話しから。


以前は、沖縄にたくさん生息していたジュゴンが減っていく大きな要因は海草藻場の減少です。
右側の地図で、ジュゴンは東海岸に多く生息していたことがわかります。
ジュゴン生息地の中心にある辺野古・大浦湾に基地が作られようとしているのです。


沖縄島のジュゴンは、基地建設のための沖縄防衛局の調査では3頭とされていましたが、
西海岸古宇利島周辺にいたジュゴンは2019年に死んでしまい、
残りの2頭も工事が始まって以降、行方がわからなくなっていました。
しかし昨年、辺野古近くの久志でジュゴンの糞が発見されました!
ジュゴンは生きている!
辺野古・大浦湾は、ジュゴンにとって重要な場所!
そして、絶滅危惧種 262 種をはじめ、5,334 種の生物が生息する生物多様性豊かな貴重な海です。
海洋保護区にして守っていきたい場所です。


劣化する地球環境を守ろうと、はじめて国連人間環境会議が持たれたのが1972年。
1992年には、リオデジャネイロで地球サミットが開催され
気候変動枠組み条約と生物多様性条約の署名が開始されました。
署名国は生物多様性保全の国家戦略作成を義務付けられ目標が設定されますが、
2010年名古屋で開催された第10回の締約国会議(COP10)で、
それまでの目標が達成されなかったことを総括し、新たに愛知ターゲット
(2020年までに陸17%、海10%の保護区にするなど)が、設定されました。


ようやく日本も海洋保護区増加に取り組み始めましたが、
突然、漁業権海域を保護区にするなどして、10%以上を保護区にしたと主張します。
漁業権海域で保護されるのは、商業種のみであり、生態系や多様性は保全されません。
日本の”保護区”は多様性保全に有効なのでしょうか?
住民の理解の上に、半強制力のある、陸と海のつながりを持った保護区が求められます。


2016年、向井さんも参加された環境省の検討会議で全国の重要海域が抽出されました。


沖縄はほぼ全域が重要海域に指定され、もちろん辺野古/大浦湾の海も指定されています。
目指すべき地域の将来像として「ジュゴンとその生息環境が保全され、ジュゴンの泳ぐ姿 が見られるように・・・」が挙げられているのです。


2022年生物多様性条約は「昆明(クンミン)・モントリオール世界生物多様 性枠組」を採択し、
2030年までに陸 と 海 の 少 な く と も 30 % を 保 護 区 に す る 事を決めました(30by30)。
日本政府は2023年「生物多様性国家戦略2023-2030 」で、30by30実現の行動目標を盛り込みました。
「重要海域」を真の保護区にするには、漁業権による保護区から積極的な生態系保護区へ、
またホープスポットのような民間主導の保護区の提案、国際間協力が求められます。


最後に、「辺野古・大浦湾を救うことは 日本の海の生物多様性を守ること」と
力強く、お話しを終えられました。

向井さんのお話しから学んだことを今後の保護区づくりの取り組みに生かして、
「基地ではなく海洋保護区を!」を進めていきたいと思います。

このオンラインセミナーは、11月15日までアーカイブ視聴可能です。
今からでも、お申込みできますので、せひご視聴ください。
お申込み方法はこちらです。

ZAN

毎月15日はジュゴンの日

2023年10月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日 秋感じますか

  

 沖縄も朝・夕は少し涼しくなりましたセミはまだ鳴いていますが

本日14時~オンラインセミナー開催です もうすぐスタート ドキドキ

  

10月29日(日)満月の日 HOPE SPOTの看板がある瀬嵩の浜で恒例の
 満月祭りが開催されます。 18時スタートです

 我らが海勢頭バンドも登場しますよ 

   

自然の恵み 有り難さを感じて 基地ではなく保護区を
 沖縄県トップの判断を応援しよう


 

第6回ジュゴンオンラインセミナーのご案内「ホープスポット-辺野古・大浦湾を海洋保護区に」

2023年10月09日 | イベント案内
オンラインセミナーが今度の日曜に迫りました。
当日の視聴申し込みは10/13までです(アーカイブの視聴申し込みはその後も受け付けます)。
生物多様性豊かな辺野古・大浦湾を海洋保護区に!
ぜひ、ご参加ください。
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2030年までに地球上の海と陸それぞれ30%を保護区にすること(30by30)が、昨年12月の生物多様性条約締約国会議(COP15)で採択され、今年3月には30by30を組み込んだ生物多様性国家戦略が閣議決定されました。
私たちは、日本初のホープスポットに認定された辺野古・大浦湾は絶滅危惧種 262 種をはじめ、5,334 種の生物が生息し、環境省の「生物多様性の観点から重要度の高い海域(重要海域)」にも選ばれていて、30by30の保護区にふさわしい場所と考えています。今回のセミナーは、重要海域抽出の検討委員をされた向井宏さんのお話しを聞き、「辺野古・大浦湾を海洋保護区に!」の取り組みをさらに進める契機としたいと思います。ご参加お待ちしています。

*ホープスポットとは海洋学者のシルヴィア・アール博士が立ち上げNGOミッションブルーが設定する海洋保護区のこと。
*環境省HP 生物多様性の観点から重要度の高い海域とは
 辺野古・大浦湾は重要海域に選ばれた 沿岸域14802 沖縄島中北部沿岸に含まれます。

「ホープスポット-辺野古・大浦湾を海洋保護区に」
日時: 10月15日(日)午後2時~3時半
講師:向井 宏(重要海域抽出の検討委員、海草生態系の群集生態学の研究者)
参加費:500円
配信方法:YouTube  チャット機能で質問を受け付けます
申し込み方法: info@sdcc.jp にメールでご連絡の上、10月13日(金)までに
        参加費500円をお振込みください。
        入金確認後YouTubeの配信アドレスをお送りします。
        (アーカイブご希望の場合は10/13以降も受付けいたします) 
振込先:ゆうちょ銀行 加入者名 ジュゴン保護キャンペーンセンター 
    口座番号 00140-9-660199
    他行からは 〇一九支店 当座 0660199
*終了後一か月間アーカイブ配信致します。


2023・9月のじゅごん茶話会の報告です❣

2023年10月01日 | ジュゴンブログ
もう10月、やっと朝晩は過ごしやすくなってきましたね。ほっ
9月28日(木)にじゅごん茶話会をひらきました


ジュゴンが棲む辺野古の海はHopeSpot 希望です

まずは、今、日々気になっているニュースをシェア

汚染水の海洋放出のこと
漁業に携わる方々が、国・東電を提訴した。裁判で争われるんですね
理解を得られていないのに、国は強行したんですね
汚染水を流して、海を汚す。責任は重い、罪深いと思います
海を汚染したという責任をどう取るのでしょう?
核のゴミの問題もなんら解決していないのに
老朽原発が再稼働したなんて
原発がなくても暮らしていけるライフスタイルを創っていかなければと思います


地球沸騰時代をどう生きるか
異常気象、干ばつ、山火事、熱波、大洪水、巨大台風、、、etc
私たちは、今、危機の真っただ中を生きている


これから環境難民は増えるでしょう
食糧不足による飢餓も心配です
ますます困難な状況になっていくでしょう
いかに生きるかが問われているのだと思います
そんなことを話し合いました

続けて、辺野古関連の近況などをシェア

沖縄の島々で、ますます軍事化は強行されています
石垣島の民間港に米軍艦が寄港、10月には米軍と自衛隊の合同訓練が予定されています
さらにオスプレイが石垣島で訓練とか、与那国島に港湾施設建設検討、自衛隊利用もなどのニュースが
何とか、歯止めをかけていかなければ


辺野古の訴訟、不当判決に、屈しない取り組みを
黙ってなんかいませんよー

門前払いで、軟弱地盤の問題、環境への影響など、何ら審議されず
問題は何ら解決されていなくて、大浦湾を埋め立てることは不可能だと思います
国と地方は対等の地方自治法に反し
行政不服審査制度の乱用
公有水面埋立法の観点からも問題
これらは辺野古だけの問題ではありませんよ

玉城デニー知事は、国連の人権理事会でスピーチしました
「辺野古の新基地、民意に反する」玉城知事、国連の人権理事会で演説 9月19日琉球新報デジタル
「人権や民主主義という普遍的な問題として国際社会に訴える」
「なぜ私が来たか、これが今の沖縄における最大の問題」と話した

玉城デニー知事は、最高裁の判決を受けての国交相の承認勧告に従わず、がんばっています

不当判決を受けてのSDCCの取り組みを紹介
9月11日米国国防総省に対して、米国情報公開法を使って、辺野古新基地建設問題に関する
米国国防総省の独自の科学的分析評価の公開を請求しました
9月13日には、沖縄県庁の県政記者クラブにて記者会見を行いました



詳しくは、ブログをご覧ください
辺野古軟弱地盤問題の科学的分析評価について米国防総省に情報公開請求

ちょっとひと息、コーヒーとお菓子でお茶タイム
後半はKさんから地域での取り組みや、AKAYの活動報告を聴かせてもらいました

まずはグッドニュース
NHK沖縄ニュースの「特攻隊の祖父の人生と向き合う大学生」というニュース映像を観ました

取材を受ける菜々子さんは、AKAYのスタディツアーに参加したことのある
現在、沖縄大学で学んでいる学生さん
特攻隊員だった祖父のことを知り、調べ始める
調べて考えたことを、これから生まれてくる子どもや孫たちに伝えるために本にまとめたいと考えている

祖父は軍隊で、目立たないようにうしろに隠れていたんだと思うと父親から聞く
「命を守るため、生き延びるため、逃げること後ろに下がることは大事だ」と祖父は教えてくれている
大学の講義で話したら、その言葉は、同世代にも伝わっていく
最後に、それぞれが自分のルーツを調べ、今生きている奇跡を感じ、平和を考えてほしいと伝えた

大事なことを教えてもらいました
ウクライナやロシアで若い人たちはどうしているのかと思う
戦争に勝つことばかりを考えている大人たちに聴かせたい


そしてAKAYの活動報告です
フィリピン・マニラの貧困地域の子どもたちの支援を続けるAKAY
フィリピンのアバカダからの報告に元気になりました

NGOや市民が運営するコミュニティキッチンに政府が資金を

保健センターと病院の設立を

教育支援の資金を
アバカダでは、地域のネットワークを活かし、平和都市条例の制定へ向けて取り組まれています

そして、地域(西宮市)での取り組みの報告です
地域の仲間たちと作ったパネルが力作です
NO WAR YES PEACEを伝える内容です







一部です。
これは活用しないともったいないと
京橋でも街頭アクションをすることに
情報発信、署名集めをがんばります
1つ1つできることを積み重ねていきたいです

次回のじゅごん茶話会は、10月19日(木)14時~です
    街頭アクションは、11月4日(土)を予定しています