ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

9/30大阪駅前陸橋行動

2006年09月30日 | ジュゴンブログ
今日も大阪駅前陸橋で、チラシ配り&署名集めをしました。


昼間は少し暑いけれど、さわやかな風が吹き、じゅごんちゃんにも
過ごしやすい季節となりました。今日も陸橋日和です。

一度通り過ぎた人が、受け取ったチラシを見て
引き返して署名してくださったり、
署名の内容を説明すると
「あ~テレビで言ってた」と納得してくださったり。
イギリス出身だというお二人は
「大切なことです!」とカンパもしてくださいました。


まわりで露店を出していらっしゃる方たちも
署名してくれたり励ましてくれたり。
皆さんのご協力で今日も楽しくがんばることが出来ました。

来週(10/7)もやります。
お近くにおいでの方、ぜひのぞいてみて下さい。

                     ZAN


大又(ウフマタ)遺跡について

2006年09月28日 | ジュゴンブログ
 今回の文化財調査の対象になっている大又(ウフマタ)遺跡について、
名護博さんのホームページ 沖縄の神歌と考古学で明かす日本古代史の真実 
 に詳しい記述があります。
 
 以下、一部転載
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辺野古のV字滑走路予定地の真下にある大又遺跡は、原初ヤマト国家成立の謎を解
くのに重要な遺跡であると思われる。科学的な調査、発掘・保存に向けた運動が必要であろう。
おざなりの調査でお茶を濁し、そこに強化された軍事施設を造るということは、2000年以上にわたる日本列島の平和思想の伝統をドブに捨てるに等しい。
 原初ヤマト国家成立の地、奈良県に最も多く存在する遺物(鍬形石など)は、沖縄の海岸に棲む巻き貝由来のものであることは考古学上の定説である。
 日本の皇室の起源のそのまた起源は、辺野古を含む沖縄の海岸とリーフを含む海にあることは次第に明らかになってきている。赤椀を携えて沖縄に来た弥生中期の本土人、その大半が渡来系の人々であったことは、九州・山口にある遺跡が示唆しており、倭国、すなわち後の日本という国は、大陸・朝鮮半島から流れてきた人々と在来の縄文人たちとの共生をめざした平和思想から生まれたものであったことを示唆する。その母体は沖縄であった、ということが出来る。そのことを証明し、裏付ける最も良好な考古学的遺物は、沖縄島の海岸に由来するゴホウラなどの巻き貝とそれに由来する遺物(または直弧文などのデザイン)である。辺野古の大又遺跡は、その全体を証明する最も良好な史跡の一つであろう。
 辺野古の海岸と海は、原初ヤマトの成立を説明するための聖地にこそふさわしい場所というべきである。
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 転載おわり

              ☆じゅごん 

普天間移設/久間長官「V字案 修正ない」

2006年09月28日 | ジュゴンブログ
安倍内閣の久間防衛庁長官の発言が報道されました。

沖縄タイムス 9月28日朝刊
普天間移設/久間長官「V字案 修正ない」

『久間章生防衛庁長官は二十七日、報道各社のインタビューに応じ、在日米軍再編で日米が合意した米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部移設の政府案(V字案)について「いい案だと思っている。修正する余地はない」と述べ、地元の意向にかかわらず実現を目指す考えを明言した。』

共同通信(9/28)にも載っています
V字案に修正の余地なし、久間氏

『「修正の余地はない」と表明、沖縄県側に異論があっても計画を進めていく考えを示した。』

”地元の意向にかかわらず””沖縄側に異論があっても”
米軍再編の実行が最優先課題、基地を作る、ということです。

辺野古、大浦湾をとりまく地域には、住民の生活があります。
そしてジュゴンの棲む海は、わたしたちの宝。
ジュゴンと共に生きる未来のために、基地建設を止めましょう。

(写真は琉球朝日5/5)

平良夏芽さん不当逮捕に関して

2006年09月27日 | ジュゴンブログ
平良夏芽さん不当逮捕に関して

 名護署に以下の電話をしました。

「平良さんの逮捕はどういうことか?とても心配している。事情が聞きたい」
「担当につなぎます」(受付)
「どういうことか」
「あの方はこの間道路交通法違反を再三警告したにもかかわらず、
道路に飛び出したり歩道に座り込んだりしてきた」(担当)
「今日もそういう行為を繰り返し、名護市教育委員会の車の前に
立ちはだかり、車にもぐりこんで止めようとしたため、公務執行妨害
で現行犯逮捕した」(担当)
「公務執行妨害の『公務』とは何か?」
「名護市教育委員会の文化財調査です」(担当)
「では名護市教育委員会から被害届けが出ない限り起訴はできない
だろう。その場でも教育委員会より『妨害されている』という訴えは
あったのか?教育委員会は合意が取れない調査は強行しない
という姿勢であることは新聞でも報道されている」
「私たち警察がその場にいて妨害を目撃したのです。それに
教育委員会とも現在話をしているところです」(担当)
「『車にもぐりこんだ』というのも事実関係に齟齬がある。予断に
満ちた不当逮捕といわれても仕方ないでしょう。即時釈放を
全国の市民が求めています」
「こちらはこちらの考えがあります」(担当)
「あなたのお名前は?」
「警務課のクバガワです」(担当)
「即時釈放を求めます」

    以上
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 沖縄県知事選挙をまえに、沖縄県民と反基地運動の分断
を図るとても政治的な弾圧であると思います。

 現在は那覇地方検察局で今後の拘留を行うか釈放かの
検討中とのこと。

 那覇地方検察局
 TEL098-835-9200 FAX098-835-4037
に「拘留せずすぐに釈放を」の電話、FAXをしていきたいと思います。

                ☆じゅごん 



全国運営会議

2006年09月25日 | ジュゴンブログ
9/18関西事務所にて行われた全国運営委員会に行ってきました。
初めて関西事務所!番地を頼りに難なく辿り着けました。
沖縄から海勢頭代表も駆けつけ現地の選挙の動向など興味深いお話が聞けました。
今回初めて大阪と京都から参加してくださったおふたり、いかがでしたか?
新しいメンバ-が来ていただけるとSDCCの活動も広がっているんだ!
と実感が沸きます。皆さんどんどん来てくださいね
会議の後のお楽しみ、鍋パ-ティも美味しく楽しかったです。
またお邪魔したいです。京都の澤田さん今度は東京事務所にも来て下さいね。



親子共々

2006年09月25日 | ジュゴンブログ


9/15IUCNメンバ-による会議があり行ってきました。
各団体の代表に混じりIUCN親善大使のイルカさんも参加して下さいました。積極的に意見交換をして下さる頼もしい大使です!
お忙しい最中にこういう会議の場にも来て下さいます。名ばかりではなく本当にIUCNを広める為ボランティアで私達を先導してくれているのです。
退席される時に「これ友達から集まりました」とジュゴンの署名を渡して下さりとても嬉しかったです。





イルカさんの息子さんの神部冬馬さんは毎月三軒茶屋でライブをしています。
キレイな高音の切ない歌声が胸に響きます♪河口湖で歌った2曲以外の良い曲も近くで聴けますよ。
何か自分に協力できることがあれば言ってく下さいと嬉しい言葉もかけてくれました。
SDCCにも海勢頭豊代表という素晴らしい音楽家がいますから何か素敵なイベントが出来たら良いですね。
河口湖コンサ-ト以来TVやラジオでイルカさんを始めこうせつさんや出演した方が出ているのをみると勝手に
親近感を持ち応援しています。これからも宜しくお願い致します!

9月23日 国際連帯行動 その2

2006年09月23日 | ジュゴンブログ
12時から大阪駅前陸橋で署名集めをしました。



助っ人に来てくれた彼の、ジュゴンのような人懐こい姿に元気付けられました。
「沖縄戦で兄を亡くした」という方が「沖縄のために何かしたくて」
と署名してくださいました。
さわやかな秋空の下、道行く人にさわやかにアピールできたかな。

3時からのウォークではSDCC名物サックス演奏が
ウォーク全体を盛り上げました。



秋空にサックスの音が吸い込まれていきます。
子どもたちも参加して、リコーダーや太鼓も加わり楽しいウォークでした。



SDCCはいつものジュゴンバナーを持ってアピール。

                   ZAN



9月23日 国際連帯行動

2006年09月23日 | ジュゴンブログ
 9月23日はイラク占領に反対し全占領軍の撤退を要求する国際連帯行動の日。大阪では中の島公園から梅田までのピースウォークが開催されました。
 イラク自由会議に連帯し占領軍撤退をもとめる行動にSDCCも参加しました。

 SDCCはウォーク前の集会の場で、コーヒーとサンピン茶を販売。署名も集めました。やっぱりどこにでも出没してお金と署名をあつめるのが運動の基本です。SDCCのコーヒー販売ブース(キャンピング机)を「受け付け机」と間違えて資料をとりにくる方もいました。きっちり署名をしていただきました。

 SDCCは12時から大阪駅前陸橋でビラ署名宣伝に取り組んでから、14時30分のウォークスタート集会に参加しました。大阪駅前陸橋ではイラク自由会議支援の宣伝行動も行われていて、スタート集会でも若い仲間が報告をしていました。

 SDCCは10月22日の鳥羽水族館ツアーの宣伝と、シュワブ基地建設の基本計画作成が入札にかかり、来月には日米合同委員会での計画案合意が予定されている最近の緊迫した情勢などについて発言しました。
建設計画来月中に合意(9/23沖縄タイムズ)

 集会後、すばらしい秋晴れの空の下ひさびさのウォーク。鳴り物もならしてなかなか楽しかったです。

                    ☆じゅごん

普天間移設作業用地 東京新聞から

2006年09月22日 | ジュゴンブログ
9月19日の東京新聞に
公表以外の埋め立ても 米軍普天埋設
という記事があります。

『沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題で、二〇〇二年に政府と沖縄県で合意した「名護市辺野古沖案」は、埋め立てに必要なケーソンと呼ばれる箱型のコンクリート基礎を造るため、約三十四ヘクタールという広大な作業用地を埋め立てで名護市の大浦湾に建設する計画だったことが十八日、分かった。五月に日米合意した米軍再編で移設先は「キャンプ・シュワブ沿岸部案」に変更になったが、作業用地が必要であることに変わりなく、政府は普天間代替施設とは別に埋め立て地問題を抱えることになりそうだ。
こうした埋め立ての必要性についてはこれまで公表されていなかった。』



このリーフ上案のときも、大浦湾にケーソンを沈め、
作業用ヤード埋め立てる計画でした。



これが沿岸案。作業用埋立地をどこにするつもりなのでしょうか。
いずれにしても大規模な自然破壊は免れません。
(写真は琉球朝日より)

また関連記事として、東京新聞の同じ日に
【関連】普天間移設作業用地 選定新たな難題に
が載っています。

作業用地確保の困難のほかに、

『辺野古沖案では環境アセスメントで絶滅危ぐ種のジュゴンがみつかり、エサ場を避けて埋め立て地を設計した。キャンプ・シュワブ沿岸部案でも環境アセスメントの結果、沿岸部そのものがウミガメの産卵場と確認されたり、近くでエサ場が見つかれば、内外の自然保護団体が建設に注文をつけるのは確実だ。』



大浦湾にはすばらしいユビエダハマサンゴの群落があり、
たくさんの生き物の棲みかとなっています。



キャンプシュワブの前の海にはジュゴンのエサの海草が豊かに育つ
海草藻場が広がっています。

基地ではなくジュゴン保護区を!

                   TA-KE