ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

どうなるの?

2006年12月28日 | ジュゴンブログ
SDCCでは1月27日、28日に東恩納琢磨さんをお招きして「第2回じゅごんの里からのメッセージ」を開催する予定です。
東恩納琢磨さんは今年9月名護市議選挙に立候補されて惜しくも落選されましたが、ここにきて東恩納さんが異議申し立てをされました。今後の動向が気になります。
こちらの琉球新報をみてください。→得票を再点検 名護市議

環境アセス

2006年12月22日 | ジュゴンブログ
25日開催予定の米軍普天間飛行場移設に関する政府と県、名護市などとの協議会で
防衛庁首脳は「V字案」の建設計画を示さない、とのことです。
「V字案」に反対表明している県への配慮(?)からでしょうか。

普天間代替 25日日協議会「V字示さぬ」/防衛庁首脳
(沖縄タイムス 12月22日夕刊)

同じ記事の中で、防衛庁首脳が

『普天間の危険性除去は「三年内の閉鎖状態というより、工期を五年にするため知恵を絞る。環境影響評価を二年、施設建設を一年短縮できると思う」と述べた。』

とあります。

環境影響評価(環境アセス)を二年短縮できるとは、
まともなアセスをやる気がない、ということに他なりません。

政府はIUCN勧告(国際基準での環境アセスの実施とジュゴン保護区の設置)を履行してください。

IUCN勧告の履行を求める国会請願署名
勧告文

署名にご協力お願いいたします。 

12/17IFC連帯!ユースフェスタ

2006年12月18日 | ジュゴンブログ
12月17日(日)、京都のひとまち交流館で開催された
「IFC連帯!ユースフェスタ」にブース参加してきました。

IFC(イラク自由会議)は、イラクを宗教や民族で分断する政策に反対し、
人として豊かに暮らせるイラク作りをすすめています。
イラク自由会議(英語)

イラクからスハド・アリさんという21歳の学生さんが来日し、
12/8から全国でIFC連帯集会が開かれていましたが、きのうは
若者が作る連帯集会でした。


右の女性がスハド・アリさん。イラクでのIFCの活動報告のほか、
治安状態がとても悪く、2年間も大学休校状態で大学に行けない事、
ボーイフレンドと6~7ヶ月に一度ぐらいしか会えないことなどの
お話がありました。具体的なイラクでの生活の様子がうかがえました。
左の方は、IFC北米支部のアムジャド・アル・ジャファリさん。


ジャファリさんからは、イラクで開催された子どもたちの絵画展などの報告がスライドでありました。
日本の子どもたちの絵も展示されたそうです。


会場は若い人たちがいっぱいで、質疑応答も盛り上がりました。
日本の若者が活動する姿を見て、アリさんは
「イラクに帰ったら、IFCでも若者部会を作りたい」とおっしゃっていました。

SDCCはブースを出し、署名集めをしたところ、多くの方が署名してくださいました。いろいろな方とお話できたのですが、そのうちの一人の方と「基地と経済」についてが話題になりました。
沖縄は経済的に大変な状況にあり、11月の知事選でも経済が選挙の争点になりました。12月16日の沖縄タイムスには次の記事が出ています。
再編交付金 移設完成時に最大拠出  
防衛庁、事業停滞で凍結

『交付金は(1)自治体の受け入れ表明(2)環境影響評価の実施段階(3)基地の着工(4)完成―などの段階に応じて支払う。
 防衛庁は普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部移設を念頭に「基地が完成して部隊が移転し、訓練が始まって騒音が増える段階で『再編が実施された』と判断する」(幹部)と説明。交付金の拠出額を“再編の実施段階”で最大にする「出来高払い」を想定している』


東恩納琢磨さんの「じゅごんの里」は、自然を大切にすることで、地域を活性化させる取り組みです。じゅごんの里
「じゅごんの里」の取り組みは、今は小さくても沖縄を変える大きな力になっていきます。東恩納琢磨さんをお招きする集いにぜひ参加してください。

「第2回じゅごんの里からのメッセージ」
1月27日(土) 18時開場 18:30~21:00
大阪市立総合学習センター
第1研修室(大阪駅前第2ビル5階)

1月28日(日) 13:30開場 14:00~16:30
ひと・まち交流館 京都     第5会議室
   京都では10:00~16:30まで1F展示スペースにて
   「大浦湾の自然とじゅごんの里」についての写真展を同時開催します。

集いと写真展のスタッフを募集中です!関心のあるかたは
info@sdcc.jp
までメールをお願いします。


ZAN

12/16京橋連絡橋行動

2006年12月18日 | ジュゴンブログ
12月16日(土)京橋のOBPへの連絡橋で今年最後の街頭行動をしました。
今年もサンタのおじさんが登場!通りかかった子どもたちは大喜びでした。
チラシの受け取りも良かったです。


今回はいつもより、たくさんの写真を貼って、ちょっとした街頭写真展をしました。


沖縄に平和学習で行って来たという中学生くらいの女の子たちです。
辺野古の基地計画についても知っていて、署名してくださいました。

1次署名のときに署名してくれた女の子が、また署名してくれたり
チラシを受け取ってかなり歩いてから、署名しに戻ってきてくださったりと
今回もたくさんの方に出会えました。ありがとうございました。

来年も街頭行動がんばります。よろしくお願いします。

「辺野古 海のたたかい」浦島さん

2006年12月15日 | ジュゴンブログ
フリーライターの浦島悦子さんの著書「辺野古 海のたたかい」(インパクト出版会)が、「第十二回平和・協同ジャーナリスト基金賞」奨励賞を受賞しました。

「辺野古 海のたたかい」浦島さん/平和・共同ジャーナリスト基金賞
(沖縄タイムス 12/9)
『浦島さんの作品は、軍事基地の建設に反対する住民の運動を記録。同基金から「粘り強い取材活動」と評価された。』

ぜひご一読ください。

浦島さんは名護市の東海岸にお住まいです。今年7月SDCCで開催した「ジュゴンの里」ツアーの際には、大浦湾モニタリングツアーの案内をお願いしました。
大浦湾モニタリングツアー報告

TK-KE

公約を守らない新知事

2006年12月13日 | ジュゴンブログ
今日、12月13日に仲井真新知事は沖縄県議会で所信表明をしました。しかしそこには選挙公約であるV字形案反対や普天間飛行場を3年以内に閉鎖状態にするなどという文言はありませんでした。これと同じことが今年の2月名護市長選挙でもありました。選挙公約は選挙が終われば捨て去るものというのが相場になってきているようです。許してはなりません。

 世界1月号の普久原論文では、V字形案反対の公約は「稲嶺前知事が仲井真候補の後援会長になる際に飲ませた」と紹介されています。仲井真個人は「政府と事を構えてもメリットはないと稲嶺知事を批判していた」ようです。

 今、V字形案反対の公約を履行せよと新知事に要求するキャンペーンを起こしましょう。公約をあいまいにするような発言には抗議する必要があります。

 政府は12月4日に日米審議官会議でV字形案を決定しました。年内には関係自治体に報告し、12月25日には普天間協議会第2回会合を開く予定です。1月中旬には、日米外務・防衛大臣2+2を開催し、建設計画を決定しようとしています。環境アセスメント方法書の公告縦覧を今年度内に実施することを考えていると思います。

 建設計画にもとづいて埋め立てを沖縄県が認めるのか否かに焦点が移ると思います。新知事は公約を守れとのキャンペーンは時期にかなった取り組みだと思います。賛同できる人は積極的に取り組みましょう。沖縄県知事への抗議ハガキ、fax、メールを送りましょう。

 あて先は 沖縄県知事公室広報課
    電話098-866-2020 fax098-866-2467
    e-mail kouhou@pref.okinawa.jp
    〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2