すけあくろう 多楽祭 ライブレポート

毎月最後の土曜日に開催しているアマチュアミュージシャンばかりが集まって出演するライブイベントのレポートです。

7月の多楽祭♪♪

2011年08月04日 | 過去の多楽祭
 三高も新庄も惜しかった。おじさん、応援しちょったのに‥ほいじゃが、こうとなってはしょうがないんで、迫田如水館にやって貰わにゃならんでしょ、広島県人として。因みに、筆者の母校、20対0のコールドで新庄にやられとった、、、、、、ガンバレ!後輩!

 東北の大震災と云い、福島県の放射能被害も今回の新潟、福島県の大雨災害と未曾有の自然災害の一年になってしまいました。何か出来ることせにゃいけんと、広島県中山間地に暮らす筆者は、そのたんびに思うのであります。想い起こすに、筆者、小学校3年生の折、夏だったと記憶しますが、「呉集中豪雨」っちゅう一日中大雨がず~と降りまして、家の前の国道185号線が濁流の河に変貌したのを、少年の筆者は怖ろしく見ていたのでありますが、当時確か、100名を超える死者、行方不明者の大災害だったのでありました。同じ頃、江の川が氾濫したと、しばしば耳にします。

 大変な思いをしちょってのみなさんが居られる同じ夜、申し訳ないが、七月の多楽祭をしました。その夜のリポート、綴ってまいります。

 おとなりの三次では、華やかにきんさい祭りが行われ、東城町では何とかと云う賑やかな祭りで盛り上がり、尾道ではと云えば、みなとまつりで花火大会、そんな大きなビッグな町を上げての大祭りの同じ夜、こじんまりと質素に多楽祭は始まるのでございました。


 本日は休暇日でありましたとなりの佳舟先生、昼間の暑いさなか、草刈機の音を高らかに鳴り響かせながら、雑草と格闘されておりました。ザブと早めの湯に浸かり、本日早めのご来店でありましたので、久しぶりに「出花」をお願いしました。さすが、まだアルコールが入ってないと見えて、ご自慢ののどを聴かせてくれたのであります。





zettaiゼッタイぜったい絶対負けないゾ~♪と云う「雑草のうた」を唄う川近さんです。昨日まで筆者の耳の周りをこのメロディが鳴り続けておりました。筆者毎日朝の買出しに出かけますが、その道中の車中で口ずさんだメロディが気に入ったある朝のこと。譜面におこす事を知らぬ筆者、忘れまいと小声で唄い続けるわけであります。野菜コーナーから精肉コーナーを回った頃までは完璧にメロディを口ずさんで、いざ最終コーナーの鮮魚のエリアに入った途端、♪さかなさかなさかな~さかなを食べると~さかなさかな‥、レジを済ませて車に乗り込む頃には、さかなさかなさかな~♪を口ずさんでいた‥と云うお・は・な・し。このたび川近さんのご好意で、当店のイマイチ音の良くなかったミキサーに替えて、ウェットな音質のミキサーをお借りする事になりましたが、気持ち良く演奏でき、心地良く演奏を聴くことができるようになりました。感謝。





 畑中キャプテン、三番目で登場です。「県北フォーク倶楽部」のお三方揃い踏み。10月に開催される第2回【広島ミュージック・ジャンボリー】の役員に抜擢されたキャプテンは、プライベートでも町内の区長を務めたり、勿論家業は店長としての重責を負い、てんてこ舞いの超多忙人間なのです。歌ぁ唄ぅたりギター弾いたり、ハーモニカ吹きょうる場合じゃなかろうがぁ~と、声が掛かる中、今宵もハーモニカ吹き吹きギター弾き弾き唄うてんでした。よ!ニッポンいち!





 オカザキ君の久方ぶりの登場です。この御仁、イケメン、寡黙、高収入(当社比)、ベース弾きテクニシャン、甘い歌声、若さ、どれをとっても足元に及ばぬ男らしさ、カッコよさを身につけたおとこであります。今宵、勿体無くも、たった一曲のエントリーで御座いましたが、サクッとセッションしましたドラムスの藤川和弘との呼吸も阿吽で御座いまして、拍手喝さいでありました。





 「今日はドンチャンじゃあないん?ええんね?ここへ居って?」と、余計なお世話な声を浴びながら、「な~んのこと~?」と、白を切り放しで、いつもどおり楽しげに歌を唄うて帰っちゃったウルトラ7/イレブン店主のうるしだにさんで御座いました。古~いエエのを聴かせて貰いました。センキュー





 ガハハハハハハハ‥と突然現れましたる二人の豪傑。前の週に薬研堀でお世話になった西村氏と山田氏のご両人。わざにDVDを手渡しに来ていただきまして、恐縮恐縮です。筆者とバンドをやっていますベースの新田さんや、後で登場する三次の仏壇屋の大将の上田さんが尊敬する大学の先輩後輩のお二人。卒業して既に30年近い年月が経っていようと、刺激をビンビン与えるエナジーに、素直に脱帽~!お見事!







 山田さん。パワフルです。そうして、創作する作品には血や汗や友人への篤い情をヒシヒシ感じる言葉のぬくもりが伝わるのであります。孤独や自分、その機微や葛藤を上手く歌詞にされる人ですね。いいですねぇ






 ヤマナカフミオ&たかチャンのご両人。他の追随を許さぬ迫力に乾杯!迎合しません、もみ手はしたこと無し、おだてたことも無けりゃ、木に登らされたことも無い、下世話なウケ狙いなんざ、この二人にゃ無縁なこと。50過ぎりゃあ「老い」はもう目と鼻の先。さらけ出したテメェを出し出し生きるんじゃ‥と教えてくれる身近で逢えたカッコええ男です。












 筆者もチコッとやりました。ベースとギターとパーカッションに「うねり」が出始めたんじゃないん?‥と感じた嬉しい予感のする瞬間があった‥のです。









 上田バンド‥改め、TWO DO UP NEOと云う意味深なユニット名になった上田バンド。名前はどうでもエエけぇ内容は、クオリティーはとおっしゃる辛口の貴兄にひと言。よ~なっちゃったです。打ち込みのリズムを余儀なくされていました上田主将、ここで一念発起されて、藤川和弘のドラミングを所望。結果、見事にギターのニモト氏、ベースの新田チンとのグルーブを匂わせたトライなステージでした。もっともっとエエ楽曲を聴かせて下さい、楽しみにしています。

















 メジャーで大きくてBIGなフェスティバルの狭間で、マイナーで質素な「まつり」を楽しくさせて貰いました。またえっと此処に来て、「ワシのうた」を聴かせて下さい。待っちょるけぇね。