ウルトラ7/11店主の大国様は、今宵ダブル・ヘッダーのご活躍でありまして、「9時にゃ次があるけぇ早めに出させてよ」と、出番の催促をおっしゃいまして、それでも十八番の持ち歌を三曲決められて、2ステージ目の三次は卑弥呼の蔵へと行かれたのでありました。
つづく川近さん、この御仁もこの日の昼に、三次ワイナリーにて野外ライブをやって来たと云われる。中々どうして、此処へ集うツワモノは人気者なのでありますよ。
【しんた】‥この名を覚えておきませう。初めて唄いにやって来てくれたお父ちゃんでして、三人おる子供の一番上の子を連れて唄ってくれました。何やら新しい、匂いも形も異にしたシンガーです。唄いとうて、ライブに飢えとったやうなステージでした。
【J's卓(ジェイ・たっく)】‥ま、要するにジッちゃんと卓のDuoのユニット名。「音」に憧れ、その理想の「音」を追い求めるジッちゃんのベースランニングは、間違いなく伝わって来る。その二人に、味噌バンドの福崎隊員のds.が混ざって、楽しゅうなりました。
【Two Up Neo】は、今宵三人だけでの出演でした。それでも勢いに物を云わせた演奏は、こちら客席の拍手をえっと貰ようちゃったです。
チィと酔うちゃったみたいな佳舟先生は、前出の川近氏と同じく「県北フォークおじさん倶楽部」で、昼間に三次ワイナリで発奮した御仁。「もうギターは弾きとうない」と意味深な言葉を発し、ウクレレで弾き語るのであります。
地元は吉舎町の重鎮会呑み会に参加したキャプテン畑中は、今宵欠席と云うとったはずが、急遽、唄いにはせ参じた次第でありまして、「昼のうっぷんを晴らさねば」と酔いで回る頭で三曲唄われるのでありました。‥さて、昼間、何があったのやら‥
そのキャプテン畑中を連れて来てくれたのが、味噌バンドの名gui.松本勝利。そりゃあ、やらにゃあいけまー‥と、始まったのが、ブルーズセッション。正確には、ba.のジッちゃんがセッションで、後の三人は、【味噌バンド】でありまして、アコースティック味噌もエエじゃん、エエじゃん。
‥と云うことで、欠席者多数の多楽祭・水無月編でしたが、ナンノナンの、濃い目のステージでありました。
梅雨も空け、真夏になります。身体の管理にゃ気をつけて、又えっとエエ歌を聴かせに来て下さい。わしゃ待っとるけぇ。 すけあくろう店主 頓首