“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

意図的な楽観主義

2012年08月05日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
意図的な楽観主義

大江健三郎さんは「今つらい状態で物事をやらなければならないが、しかしついにはなんとかなる、という信念を持っている。現状分析において楽観はしないが、しかも、積極的な意志を持ち続けようとする」これを意図的な楽観主義というそうです。

沖縄米軍基地、普天間基地問題、オスプレイの配備などの沖縄問題は私たち日本人が考え、解決しなければならない問題です。また、広島、長崎への原爆投下、原子力発電所建設、福島第一原発事故は日本が抱える政治経済の本質的な問題です。この二つの問題に政党、政権がどのような姿勢をとるかは、試金石であると思います。個々の表面的な問題での紆余曲折があったとしても、この2つの政治課題については非妥協的な姿勢、見解しかないのだと思います。

大阪の橋下市長、維新の会、民主党野田、自公についてもこの2つの政治課題はリトマス試験紙の役割を果たすと思います。現実の政治経済は閉塞感、悲観的な側面だけが表面化しています。しかし、その彼らの思惑に反撃する市民運動は着実にかれらの狙いを見抜き、打ち砕く規模と継続性で反撃を行っています。ここに希望を見出し、政治的な嫌悪感、厭世観を減らす取り組みを進めたいと思います。
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民主党政権の死刑執行

2012年08月05日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き
民主党政権になって2回目の死刑執行です。政党としての基本的見識、見解がなく、法務大臣の個々によるばらばらな対応がされています。国の重要な政策、方針に関してこれほど右から左までぶれる政党、内閣とはなんなのでしょうか。EUが日本の死刑執行に抗議する声明を発表しました。
殺人を犯した犯人を死刑(国家による殺人)にすることが正当性があるかどうかです。日本の法曹界は、殺人を抑止する効果として、死刑制度が必要との立場に立っています。本当にそのようなことが言えるのでしょうか。オウム真理教の松本、その取り巻きの幹部は死刑制度を知っていたはずです。しかし、オウム真理教幹部は、サリン製造、サリンを使った殺人、敵対する知識人を強襲し、殺害する行為をやめませんでした。
秋葉原街頭での無差別殺人なども殺人者は死刑制度を知っていたはずです。しかし、無差別殺人を思いとどまっていません。殺人を抑止するのは死刑制度ではないことを証明しています。しかも、死刑囚は現時点で130名います。この死刑囚を次々と死刑に処するのでしょうか??国会による殺人を容認すべきではないと思います。また、刑事事件の根底にある、社会的不公正をただし、貧困を根絶する取り組みをすべきときです。

<民主党政権の死刑執行>

欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は3日、日本で2人に死刑が執行されたことに対して「非常に遺憾だ」とする声明を発表した。3月に日本が1年8カ月ぶりに死刑を執行したときも、同様の声明を出した。
 アシュトン氏は声明で「EUと日本は同じ考えを持つパートナーだ」「死刑を廃止した国々の仲間に日本も入ることを望む」とした。EUは「死刑は残虐、非人道的で、人間の尊厳を守るには廃止が不可欠だ」との立場。加盟全27カ国が死刑制度を廃止している。死刑廃止はEUへの加盟条件でもある。

<法務省の死刑執行発表>

法務省は3日朝、10年前に静岡県で女子短大生に火をつけて殺害した男ら死刑囚2人の刑を執行しました。民主党政権になって3度目の死刑執行です。
前回の死刑執行から約4カ月がたちますが、前回に続き、国会会期中に刑が執行されるのは異例のことです。死刑が執行されたのは2人です。死刑囚(31)は2007年、京都府と神奈川県で親族2人を殺害し、現金などを奪ったとして強盗殺人の罪で刑が確定しました。また、2002年に静岡県で当時19歳だった女子短大生が殺害された事件で、殺害や強姦の罪で刑が確定した死刑囚(40)の刑も執行されました。滝法務大臣は、これまでに死刑制度について「はなから無視するわけにはいかない」と一定の理解を示していました。滝大臣はこの後、午後から記者会見を行い、今回の執行について説明を行う予定です。
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某大臣オスプレイ試乗

2012年08月05日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き


オクラ
野菜のオクラです。芙蓉(ふよう)の仲間なので、とてもきれいな花です。淡いレモンイエローに花の底が濃いあずき色の花で一日花です。このオクラは娘が育てているもので昨日6本収穫して食べていました。採りたてなのでクセがなく美味しいでしょう。

オスプレイに某大臣が乗ったからと言って安全性が確認されるわけでもなんでもりません。安全な場所で「平時」の飛び方をしていて落ちるようじゃたまりません。本日8月5日には、沖縄県宜野湾市で「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」が開かれる予定でしたが、台風11号接近のため延期となりました。中止になることはあり得ないので近いうちに開催されるでしょう。

【読売 ワシントン=加藤淳】
 森本防衛相は3日午後(日本時間4日未明)、ワシントン郊外で米軍の新型輸送機MV22オスプレイに試乗し、「快適だった」と述べた。

 森本氏が試乗を希望し、国防総省と米バージニア州の海兵隊クアンティコ基地を約2時間かけて往復した。

 森本氏はパイロットのそばに座り、回転翼を使った離着陸や、回転翼から固定翼への移行、その後の水平飛行などを体験した。クアンティコ基地では、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている中型輸送ヘリCH46と、オスプレイとの騒音の違いなども確認した。

 森本氏は試乗後、記者団に「想像以上に飛行が安定していた。騒音もそれほど大きいという印象は受けなかった。早い時期に沖縄県知事に会って説明したい」と語った。

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