福島第一原発事故調査にも関係する調査活動です。地震による機器の損傷が沢山あり、津波被害ではなく、地震と原子力発電所設備、危機の損傷の関係をきちんと調査すべきです。福島原発は表面的には、津波被害が目に付きますが、電源の確保、電源に結びつく鉄塔、電線なども遮断されました。
冷却装置の機能不全が最終的な巨大事故につながっていますが、放射性物質の漏洩は設備、機器の地震による破断、損傷でおきています。一番の対策は原子力発電所の稼動を止めることです。一方で、なぜこのような巨大事故が起きたのかは徹底して究明すべきです。それが、日本以外の世界に対する義務でもあると思います。
<海水流入付属棟、IAEAが調査 女川2号機>
東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)で東日本大震災の津波の影響を調べている国際原子力機関(IAEA)の調査団は31日、海水流入などの被害があった2号機原子炉建屋付属棟などで被災状況や東北電の対応などを確認した。
調査団長のスジット・サマダーIAEA耐震安全センター長ら約20人が付属棟に入り、被災状況について説明を受けた。
海水が流入した付属棟では非常用ディーゼル発電機の冷却水ポンプなどが損壊したが、三つある冷却水系のうち一つは機能を維持。外部電源も確保されていたため原子炉は安全に冷温停止した。
調査団は、東北電が震災後に海抜14メートルの高台に整備した高さ3メートルの防潮堤も視察した。サマダー団長は「調査を始めたばかりだが、東京電力福島第1原発と何が違ったのかを確かめたい」と話した。
女川原発の高野哲也環境・燃料部長は「1~3号機の全プラントに入って情報収集したいとのことで、全面的に協力したい」と述べた。
調査団は9日まで、震災や津波が原発の構造にもたらした影響や耐震安全性について調べる。結果は10日、東京都内で記者会見し報告する。
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冷却装置の機能不全が最終的な巨大事故につながっていますが、放射性物質の漏洩は設備、機器の地震による破断、損傷でおきています。一番の対策は原子力発電所の稼動を止めることです。一方で、なぜこのような巨大事故が起きたのかは徹底して究明すべきです。それが、日本以外の世界に対する義務でもあると思います。
<海水流入付属棟、IAEAが調査 女川2号機>
東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)で東日本大震災の津波の影響を調べている国際原子力機関(IAEA)の調査団は31日、海水流入などの被害があった2号機原子炉建屋付属棟などで被災状況や東北電の対応などを確認した。
調査団長のスジット・サマダーIAEA耐震安全センター長ら約20人が付属棟に入り、被災状況について説明を受けた。
海水が流入した付属棟では非常用ディーゼル発電機の冷却水ポンプなどが損壊したが、三つある冷却水系のうち一つは機能を維持。外部電源も確保されていたため原子炉は安全に冷温停止した。
調査団は、東北電が震災後に海抜14メートルの高台に整備した高さ3メートルの防潮堤も視察した。サマダー団長は「調査を始めたばかりだが、東京電力福島第1原発と何が違ったのかを確かめたい」と話した。
女川原発の高野哲也環境・燃料部長は「1~3号機の全プラントに入って情報収集したいとのことで、全面的に協力したい」と述べた。
調査団は9日まで、震災や津波が原発の構造にもたらした影響や耐震安全性について調べる。結果は10日、東京都内で記者会見し報告する。
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