“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

海水流入付属棟、IAEAが調査 女川2号機

2012年08月03日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
福島第一原発事故調査にも関係する調査活動です。地震による機器の損傷が沢山あり、津波被害ではなく、地震と原子力発電所設備、危機の損傷の関係をきちんと調査すべきです。福島原発は表面的には、津波被害が目に付きますが、電源の確保、電源に結びつく鉄塔、電線なども遮断されました。

冷却装置の機能不全が最終的な巨大事故につながっていますが、放射性物質の漏洩は設備、機器の地震による破断、損傷でおきています。一番の対策は原子力発電所の稼動を止めることです。一方で、なぜこのような巨大事故が起きたのかは徹底して究明すべきです。それが、日本以外の世界に対する義務でもあると思います。

<海水流入付属棟、IAEAが調査 女川2号機>

 東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)で東日本大震災の津波の影響を調べている国際原子力機関(IAEA)の調査団は31日、海水流入などの被害があった2号機原子炉建屋付属棟などで被災状況や東北電の対応などを確認した。
 調査団長のスジット・サマダーIAEA耐震安全センター長ら約20人が付属棟に入り、被災状況について説明を受けた。
 海水が流入した付属棟では非常用ディーゼル発電機の冷却水ポンプなどが損壊したが、三つある冷却水系のうち一つは機能を維持。外部電源も確保されていたため原子炉は安全に冷温停止した。
 調査団は、東北電が震災後に海抜14メートルの高台に整備した高さ3メートルの防潮堤も視察した。サマダー団長は「調査を始めたばかりだが、東京電力福島第1原発と何が違ったのかを確かめたい」と話した。
 女川原発の高野哲也環境・燃料部長は「1~3号機の全プラントに入って情報収集したいとのことで、全面的に協力したい」と述べた。
 調査団は9日まで、震災や津波が原発の構造にもたらした影響や耐震安全性について調べる。結果は10日、東京都内で記者会見し報告する。
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失格問題、日本にも「飛び火」―「あり得ない」

2012年08月03日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き
オリンピックの基本的あり方に及ぶような、危機的な無気力試合が展開されています。このような勝利至上主義、どんな手を使ってでも勝てばよいとの指導者、競技者の意識は自らと、該当競技を冒涜するものだと思います。なぜこんなことが起こるのでしょうか。
1つは、スポーツと企業、お金が結びつき、一部の競技者、団体に莫大な資金が提供されることによって、スポーツそのものがお金の力で捻じ曲げられようとしていることが根底にあるように思います。

2つ目は、スポーツマンシップ、スポーツのルールを遵守してゲーム(競技)を行っていくうえでの根本的な姿勢が形骸化しているのではないか。スポーツを行う上での品性ないしマナーの学習、教育が抜けていることが関係しているように思います。これらは、スポーツを実際に行う選手に限らず、選手を指導するコーチや監督などに欠けているのだと思います。

3つ目は、相手に対する配慮、敬意などが決定的に欠けています。自分にとってよい、都合がよいかどうかを判断基準とすることで競技を行う傾向が強くなっています。日本女子サッカーチームが勝つと、遠隔地移動をしなければならない。だから、引き分けにしたのだと監督が語っていました。しかし、日本チームがいかない場合は、他国のチームが変わりに移動したはずです。そのことを想像できない監督、競技者は何なのでしょうか。勝てばよいのでしょうか。聞いてみたいものです。ある種のおごりが、監督、競技者の中に出てきているのではないかと危惧します。オリンピックに出るだけでもすばらしい、大変な名誉です。競技者としての基本を忘れずに競技し、勝利か、敗戦かはその結果でしかないと思います。

<失格問題、日本にも「飛び火」―――「あり得ない」>
 
中国や韓国などの4ペア8選手が1次リーグで「無気力試合」を行ったとして失格処分となった問題は、日本にも「飛び火」した。
 藤井、垣岩組が1次リーグ最終戦で敗れB組2位で決勝トーナメントに進んだことに対し、同組3位で敗退したインドペアのコーチが「2位になって中国との対戦を避けるため、日本は負けを望んだ」とコメント。この発言について外国メディアから質問を受けた藤井が「あり得ない。ショック」と気色ばむ場面があった。
 日本の舛田圭太コーチは「うちは純粋に戦って敗れた。世界バドミントン連盟も『日本は違う』とはっきり結論を出しているのを確認している」と強調した。準々決勝の直前に失格者が出たことを知ったという藤井は「スポーツでこういうことが起きて悲しい」と表情を曇らせていた。
世界バドミントン連盟(BWF)は1日、バドミントン女子ダブルス1次リーグで31日、互いにサービスをネットに打ち込むなど、わざと負けようとしたともとれるプレーを続けた韓国、中国、インドネシアの計4ペア8選手を、失格にしたと発表した。
 記者会見したトーマス・ルンド事務総長によると、失格となったのは、世界選手権優勝経験のある王暁理、于洋組(中国)と韓国の2ペア、インドネシアの1ペア。
王暁理、于洋組(中国)―鄭景銀(チョンギョンウン)、金(キム)ハナ組(韓国)では、簡単なミスショットを繰り返し、第1ゲームの最多ラリーは4回。この試合は結局、中国ペアが負けたが、BWFは、すでに準々決勝進出を決めていた4ペアが、準々決勝で有利な相手と当たるために、故意に負けようとしたと判断。「勝つための努力を怠り、競技を汚す行為に及んだ」とコメントしている。
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このまま進むと困っちゃう

2012年08月03日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。暑い日が続きますね。

「このまますすむと困っちゃう人々の会」という会があります。貧困問題に取り組む人たちの会ですが、8月1日に、消費税増税反対、社会保障の切り捨て反対を訴える「スタンディングアクション」を首相官邸前で行いました。

原発を貧しい地域に押し付けている、消費税は貧しい人たちに負担を押し付ける、根っこは同じたと訴えています。生活保護受給者へのバッシングなども弱い者いじめです。野田首相は生活困窮者の声を聞いてほしいものです。

8月3日(金)は、また首相官邸前で大飯原発を停止せよ!の抗議行動があります。野田首相は、うるさい音に聞こえるのでしょう。