“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

ペンクラブの脱原発シンポ

2011年11月27日 06時01分23秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。今日は、日本ペンクラブのシンポジウムの話です。

26日の河北新報の文化芸能面の記事からです。

日本ペンクラブと言えば、作家の集まりで島崎藤村や川端康成も会長をしていました。

11月16日の集いで、浅田次郎会長は「私の世代は、原子力の平和利用という言葉に呪縛されているが、よく考えると、その言葉自体おかしい。原発は核兵器から派生したものであり、核廃絶運動と原発の問題は包括的に語っていくべきだ」と述べ、ペンクラブとして脱原発を目指す姿勢を明確にしました。

わたしが聞いてもちょっと過激なのでは、、、と思う意見もあったようです。ペンクラブは主義主張の違う方達がたくさんいるし、石原慎太郎なども入っているはずです。ペンクラブ環境委員長の中村敦夫氏は「福島原発事故は広島、長崎に続き、日本に再び原爆が落ちたのと同じ。これから何十年、何百年の闘いをしなければならない。これは一部の特権階級による国家的自爆テロだ。」と発言しています。

専務の吉岡忍氏は「大先輩の石原慎太郎さんら、皆さんや私と意見が違う人もいるが、意見が違う人がいるのはこの団体にとって大事なこと。われわれの議論には必ず落とし穴があるから、その人たちの意見も聞く必要がある。」と発言しています。

フォトジャーナリストの広河隆一氏は「親原発、反原発といろんな人がいてもいいという考え方には反対だ。3・11の事件に学ぼうとしない人を批判していくべきだ」と訴えました。

ペンクラブの動きをこれからも見続けます。