そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

ビビちゃん♡おめでとう

2018-08-13 05:56:23 | 家族ができました
昨年の夏、出産した2匹の子どもと兄弟猫とともに保護された母猫。


手術と新しい飼い主さんを探したいという相談でした。


子猫2匹はすぐに貰い手が見つかりました。


大人猫のオスのプーちゃんも、亡くなった先住さんにそっくりだということで決まりました。


そして、最後に残ったのがビビちゃんでした。


相談を受けてから、約1年の歳月が過ぎていました。


そのビビちゃんに、待ちに待った運命の女神さまが現れました。


まさに、見た目も女神様・・・若くて可愛くて、でもしっかりした考え方の女性です。


ご家族でお見えになっていましたが、お父様の気になる子ではなく


ビビちゃんにしたいと強い意思を持って選んでくださいました。


展示ケージで身を縮こまらせて、おどおどしていました。


耳の先端も、一度はリリースも視野に入れてサクラの花びらにカットされています。


それでも・・・・・お母様も、わたしもこの子がいいと思うと。


最終的にはお父様も、じゃあこの子にしようかと同意してくれて、ビビちゃんのステイがはじまりました。




何というのか、馴染むのが遅かろうが何だろうが、きっとこの家族はがんばるだろうなぁと


漠然と感じていましたし、選んでいるときそばにいて


安易な気持ちで来ていないのがよくわかりました。


お嬢さん、わたしだけの猫を選びましたから、ビビちゃんはきっと戻ってくることはないだろうと感じたのです。


こういう、特殊なというか、一般的には難しいと思う猫を希望される方って


そこの想いも特別です。


案の定、兄弟猫のプ-ちゃんのときと同じですが、毎日さほど変わらない変化を


ものすごく大切に、愛おしく感じてくださっているのです。




いつ動いたのかもわからないうちに進んでいるカタツムリの動きみたいなささやかな歩み。




ビビちゃんのこと、今後大事にしてくれるだろうというのが手に取るように伝わってきました。


1年間、がんばって譲渡会参加に通ってくださったM田さんの想いを


充分すぎるほど受け止めてくれる相手に巡り合えたようです。




ステイ終了の期日のとき、お家に迎えていただけますかの問いに


『家族とも相談しました。迷いはなく決めました。』と嬉しいお返事をいただきました。


爪とぎを購入し、猫じゃらしなどのおもちゃを購入し、大きなキャットタワーも設置してくださって






ビビちゃんがどんどんお嬢様猫に変わっていく様子に、なんだかこちらもウキウキしてしまいました。




ビビちゃんのこれからの変化がとっても楽しみです。




こんなに素敵な人に守りたいって思ってもらえるのも、あきらめないで佳き縁を待ち続けた結果ですね。


通い続けてくださった保護主のM田さんの頑張りにも脱帽です。


プーちゃんとのツーショットはM田さんの机の上に今も飾られている記念の写真です。




こういう縁結びは、わたしたちスタッフにも勇気をくれるものです。


本当にありがとうございました


おめでとう、ビビちゃん。


世界にたったひとりいればいい『あなたでなければ』と言ってくれる人と巡り逢えましたね


そして、今回の譲渡を心から喜んだM田さんですが、こんなコメントをいただいています。


わたしの参加は終わってしまいましたが、猫と暮らす会のみなさんの活動はずっと続くんですね


いつか野良猫のいない時代が来てほしいです。


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