大好きな香りの金木犀
先週、甘い香りに誘われて金木犀の花の咲く駐車場に行きました。

咳喘息で体調不良。
あまり楽しめなかったことが残念ですが
それでも、毎年この香りを実際感じないとどうにも嫌なので
咳込みながら行ってみました。
ずっと長い間、浜松市の街中で猫回りなるものをしていました。
そこでもわずか1週間くらいですが
金木犀の香りがあたり一面たちこめて、
これが自分へのご褒美かなとそんな風に思える場所がありました。
と同時に、当時はこの甘い香りが終わるころから
夜の気温が徐々にに下がりはじめるわけです。
外で暮らす猫達の体調が
心配な季節になることを告げるものでもありました。
今年のように猛暑で食欲も落ちる真夏も健康は損なわれますが
やはり寒さが続く季節はもっと深刻です。
生きる力のある大人猫はともかく、まだ年端のいかない猫たちは
寒さには弱く、カリシやヘルペスなどに感染したら
たちどころに悪化して命を落としてしまいます。
大好きな金木犀の香りは、
そうした季節を迎えることを告げるものでもあります。

訪れたそういう香りが、いろんなことを教えてくれます。
助けてあげられる子たちは、ひとふんばり
今、がんばらないといけない、と思わせてくれているようです。